バイクの乗り換え手順|原付・125ccから普通二輪へ移る流れ

原付や125ccから普通二輪のバイクへ乗り換える手順を紹介する記事のアイキャッチ

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原付や125ccに乗っていて、『そろそろ普通二輪のバイクに乗り換えたい』と思っている方も多いはずです。でも、免許も取らないといけないし、今のバイクもどうするか決めないといけないし、何から始めればいいか迷いますよね。

結論から言うと、バイクの乗り換えは「免許・次のバイク探し・今のバイクを手放す」の3本の作業に分けて、時期を重ねながら進めるとスムーズです。いちばん大事なのは、次のバイクの納車日と、今のバイクを手放す日を合わせることです。

この記事を読めば、乗り換えの順番と、今のバイクの手放し方、自分に合う進め方までが分かります。

目次

バイクの乗り換えは3本の作業に分ける

先に結論

原付や125ccから普通二輪のバイクへの乗り換えは、①免許を取る(上げる)、②次のバイクを探す、③今のバイクを手放す、の3本の作業です。1本ずつ順番に片づけるより、時期を重ねて進めると、乗れない期間を短くできます。

『免許を取ってから、バイクを探して、それから今のを売ればいいかな』と考える方もいますよね。ただ、全部を順番にやると、思ったより時間がかかるんです。

バイクの乗り換えを、免許・次のバイク探し・今のバイクを手放すの3本の作業に分けて、重なる時期を示した時間軸の図解
作業中身かかる時間の決まり方
①免許普通二輪の教習、または小型限定からの限定解除教習の時限数と予約の取りやすさ
②次のバイク探しタイプ・排気量・予算を決めて、新車か中古かを選ぶ在庫や納車までの期間
③今のバイクを手放す査定を受けて、売るか廃車にするかを決め、手続きをする査定の予約と、名義変更などの手続き

3本の作業の時間軸表

ここが、ほかの記事ではあまり語られないところです。3本の作業を、時期ごとに並べてみましょう。

時期①免許②次のバイク探し③今のバイク
乗り換えを決めた時教習所を選んで申し込む乗りたいタイプと予算を考える今のバイクの状態と書類を確かめる
教習の前半技能教習・学科教習を受ける販売店で実車を見る査定を受けて手取りの目安を知る
教習の後半卒業検定に向けて練習する候補を2〜3台に絞る売り先と引き渡しの時期を決める
卒業・免許の交付試験場で免許証を受け取る購入を決めて納車日を決める納車日に合わせて引き渡す
乗り換えた後初心運転者期間の1年任意保険などを整える名義変更や廃車の完了を確かめる

表を見ると、教習の間に次のバイク探しと査定を進められるのが分かりますよね。教習は9か月以内に終える決まりがあるので、その間に残りの作業を重ねていくイメージです。

①免許:今の免許からどう上げる?

今の免許で道が変わる

原付免許から普通二輪へは、新しく教習を受けて取ります。小型限定やAT小型限定を持っているなら、限定解除という形で上げるのが一般的です。

まずは、今持っている免許で、次に乗りたいバイクに乗れるかを確かめましょう。乗れないなら、どの免許へ上げるかを決めます。

今の免許次に乗りたいバイク免許の上げ方
原付免許だけ125cc超400cc以下普通二輪の教習(技能19時限・学科26時限が最短)
普通免許あり125cc超400cc以下普通二輪の教習(技能17時限・学科1時限が最短)
小型限定(MT)125cc超400cc以下限定解除(教習所の案内で技能5時限が目安)
AT小型限定125cc超400cc以下のMT限定解除(教習所の案内で技能8時限が目安)

原付と普通二輪の違いは原付と普通二輪の違いで、小型限定からの上げ方は小型二輪から普通二輪へで紹介しています。

免許の範囲を先に確かめる

新基準原付以外の125ccのバイクは、原付免許では運転できません。今の125ccに原付免許で乗れると思い込んでいる方は、乗り換えの前に免許の範囲を確かめておきましょう。

教習中も今のバイクには乗れる

教習に通っている間も、今の免許の範囲のバイクには乗れます。今のバイクを先に手放す必要はありません。

『教習所への行き帰りにも使いたい』という方は、今のバイクは最後まで残しておくと便利ですよね。

ただ、普通二輪の免許を受け取ってから1年は、初心運転者期間になります。新しいバイクに乗り始めた最初のうちは、大きさや重さに慣れるまで、無理のない道と時間帯を選んで走ってみてください。

例えばこんな場面で考える

平日の夜しか教習所に通えない社会人が、125ccのスクーターから250ccのバイクに乗り換える場合を考えてみます。教習は週に何回かのペースになるので、卒業まで少し期間がかかりますよね。

その間に、週末は販売店で実車を見て、今のスクーターの査定も受けておけます。卒業の目安が見えた時点で納車日を決めれば、免許を受け取ってすぐに新しいバイクに乗り始められます。

「卒業はいつごろになりそうですか?」と教習所に聞いておくと、納車日の相談もしやすくなります。

②次のバイク探し:タイプ・排気量・予算の順に決める

先にタイプと排気量を決める

次のバイクは、どんな場面で乗りたいかからタイプを決め、高速道路や車検の有無で排気量を決め、最後に予算を決めると選びやすくなります。

『どれもかっこよくて決められない』という方、多いですよね。乗る場面から順に決めていくと、候補がしぼりやすくなります。

決めること考える点例
タイプ通勤・街乗り・ツーリング・二人乗り通勤ならスクーター、遠出ならツーリング向き
排気量高速道路を使うか、車検があってもいいか250cc以下は車検なし、250cc超は車検あり
MTかATか免許の種類と乗りたいバイクAT限定ならATのバイクだけ
予算車両代に加えて、保険・税金・装備今のバイクの手取りも足せる

普通二輪のバイクの選び方は普通二輪のバイクの選び方でくわしく紹介しています。

維持費は排気量で変わる

乗り換えると、税金や保険の区分も変わります。東京都港区の例では、軽自動車税(年額)が次のとおりです。

排気量軽自動車税(港区の例・年額)
50cc以下の原付2,000円
90cc超125cc以下2,400円
125cc超250cc以下3,600円
250cc超6,000円

250ccを超えると車検もあります。乗り換えた後の毎年のお金も、予算に入れておきましょう。

保険も乗り換えに合わせて見直す

新しいバイクには、自賠責保険への加入が要ります。自賠責保険は、契約が始まる時期で額が違います。

自賠責保険(離島・沖縄県以外・12か月)2026年10月31日までに始まる契約2026年11月1日以降に始まる契約
軽二輪(125cc超250cc以下)7,100円7,800円
小型二輪(250cc超)7,010円7,730円

任意保険に入っている方は、バイクが変わることを保険の窓口に伝えて、契約の内容を見直しておきましょう。保険の入り方はバイクの自賠責保険と任意保険で紹介しています。

新車か中古か

新車は在庫や納車までの期間を、中古は車両の状態と書類を見ておく必要があります。

比べる点新車中古
納車までの期間在庫や注文の状況しだい在庫があれば早いことが多い
見ておきたいこと保証の中身と納車日車両の状態・書類・車検の残り
乗り換えの組みやすさ納車日が早めに決まれば組みやすい気に入った1台がすぐ売れてしまうことも

中古は、気に入った1台を見つけた時に動けるよう、今のバイクの査定を先に済ませておくと決めやすくなります。中古の選び方は中古バイクの選び方で紹介しています。どちらにしても、納車日がいつになりそうかを早めに聞いておくと、今のバイクを手放す日を決めやすくなります。

③今のバイクを手放す:下取り・買取・廃車の比べ方

3つの手放し方

今のバイクの手放し方は、次のバイクを買う店での下取り、バイクの買取専門店などでの買取、廃車の3つが中心です。どれが合うかは、手間と手取りのどちらを大事にするかで変わります。

『乗り換える時は、今のバイクを自分で売ってから店に行くの?それとも下取り?』という疑問、よく聞きますよね。実は、どちらの順番でも進められるんです。

今のバイクの手放し方を、下取り・買取・廃車の3つで比べた図解
手放し方向いている人気をつけること
販売店の下取り次のバイクを買う店で一度に済ませたい下取り額と新しいバイクの値引きが混ざって見えにくいことも
買取(買取専門店など)手取りを確かめて、比べてから決めたい引き渡しの時期を納車日と合わせる
廃車動かない・古くて値段がつかないナンバーを返す手続きが要る

下取りと買取の違いはバイクの下取りと買取の違いで、売り先の選び方はバイクの買取でくわしく紹介しています。

手続きは排気量で窓口が違う

バイクを手放す時の名義変更や廃車の手続きは、排気量で窓口が変わります。

排気量窓口主な書類の例
125cc以下(原付・原付二種)市区町村ナンバープレート・標識交付証明書・本人確認書類など
125cc超250cc以下(軽二輪)運輸支局など軽自動車届出済証・ナンバープレートなど
250cc超(小型二輪)運輸支局など自動車検査証・ナンバープレートなど

買取店や販売店に引き渡す場合は、名義変更などの手続きを店が行うことも多いです。誰が手続きをするのかは、引き渡す前に確かめておきましょう。

廃車の流れはバイクの廃車手続きで紹介しています。

今のバイクを手放す流れ
  1. 車体の状態と、鍵・書類がそろっているかを確かめる
  2. 査定を受けて、手取りの目安を知る
  3. 下取り・買取・廃車のどれにするかを決める
  4. 次のバイクの納車日に合わせて、引き渡しの日を決める
  5. 名義変更や廃車の手続きが終わったかを確かめる

査定の前に準備しておくこと

査定を受ける前に、少しだけ準備をしておくと、話がスムーズに進みます。特別なことをしなくても大丈夫ですが、次の点は見ておきたいところです。

査定の前に見ておくこと
  • 鍵(スペアキーがあればそれも)がそろっている
  • 125cc以下なら標識交付証明書、軽二輪なら届出済証などの書類がある
  • 車体の汚れを軽く落としておく
  • 自分で付けた部品と、元の部品があるかを確かめる
  • 気になる不調があれば、正直に伝えられるようメモしておく

『少しでも高く見せたい』と思う気持ちは分かります。ただ、不調を隠すと後でトラブルになりやすいので、分かっていることは伝えておきましょう。

書類の準備はバイクを売る時に必要な書類と準備で、名義変更の流れはバイクの名義変更とはで紹介しています。

税金がかかる日を意識する

軽自動車税は、毎年4月1日時点の持ち主にかかります。今のバイクを手放す時期が4月1日をまたぐと、乗らないバイクの分まで1年分の税金がかかることになります。

例えばこんな場面です。3月に納車が決まっているのに、今のバイクの名義変更や廃車が4月にずれこむと、2台分の税金がかかってしまいますよね。春に乗り換える方は、特に早めに動いておきましょう。

読者別の判断表:どう進めればいい?

自分に近い行から始める

今のバイクがあるか、次の免許が要るかで、最初の一歩が変わります。自分に近い行を探して、そこから始めてみてください。

『結局、自分は何から始めればいいの?』と迷ったら、次の表を見てみてください。

あなたの状況最初の一歩その後の進め方
乗り換え予定で、今の原付や125ccがある買取の無料査定で手取りを確かめる手取りを次のバイクの予算に入れて、納車日に合わせて引き渡す
今のバイクも残して2台持ちにしたい2台分の税金・保険を見積もる維持費の見直しをしてから増車を決める
今のバイクが動かない・古い売れるかを聞いてみる値段がつかなければ廃車を考える
まだ免許を取っていない教習所に申し込む教習の間に次のバイク探しと査定を進める

乗り換えの予算を立てるなら、まず今のバイクがいくらになるかを確かめておくのがおすすめです。手取りが分かると、次の1台にかけられる金額がはっきりします。

バイク買取のバイク王

乗り換える前に、今のバイクがいくらになるか確かめてみませんか

原付や125cc、乗らなくなったバイクがあるなら、バイクの買取専門店の無料査定で今の値段を確かめる方法があります。売るかどうかは査定額を見てから決められます。

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原付からと125ccからで違うところ

同じ乗り換えでも、今乗っているのが原付か125ccかで、進め方が少し変わります。

比べる点原付(50cc・新基準原付)から125cc(原付二種)から
免許普通二輪の教習を受ける小型限定からの限定解除が中心
教習の長さ原付免許だけなら免許なしと同じ時限数教習所の案内で技能3〜8時限が目安
今のバイクの手続き市区町村で名義変更・廃車市区町村で名義変更・廃車
2台持ちにした時原付は普通免許でも乗れるので家族と共有しやすい普通二輪免許が要るので乗れる人が限られる

原付から上がる人は教習が長めになるので、そのぶん次のバイク探しや査定に時間をかけられます。125ccから上がる人は教習が短いので、早めに次のバイクの候補を決めておくと安心ですよね。

乗り換えでよくある失敗

こんなことが起きやすい
  • 先に今のバイクを売ってしまい、教習所への足や通勤の手段がなくなる
  • 次のバイクの納車が遅れ、乗れない期間が長くなる
  • 名義変更が終わっておらず、次の年の税金の通知が自分に届く
  • 下取り額だけを見て、次のバイクの支払い総額を見落とす

どれも、3本の作業の時期を合わせておけば防ぎやすいものです。特に、引き渡しの日と納車日は、決まった時点ですぐにメモしておきましょう。

販売店の前で新しいバイクを受け取る日のイメージ写真
乗り換え前のチェックリスト
  • 次に乗りたいバイクに、今の免許で乗れるかを確かめた
  • 次のバイクのタイプ・排気量・予算を決めた
  • 今のバイクの書類と鍵がそろっている
  • 査定を受けて、手取りの目安を知った
  • 納車日と引き渡しの日をそろえた
  • 名義変更や廃車の手続きを誰がするかを確かめた

バイクの乗り換えでよくある相談

順番とお金の相談が多い

バイクの乗り換えについては、「今のバイクは先に売るの?」「乗り換えの費用はどうしている?」「ローンで買う時の順番は?」という相談がよく見られます。知恵袋で見かけた相談を、要点だけまとめて答えます。

今のバイクは先に売る?残したまま店に行く?

乗り換える時は、今のバイクを自分で売ってから販売店に行くのか、残したまま行くのか、という相談です。

どちらの順番でも進められます。下取りにするなら次のバイクを買う店に乗っていき、買取にするなら先に査定だけ受けておいて、引き渡しを納車日に合わせる、という形が組みやすいです。

『先に売ったら、納車まで乗る物がない』という心配がある方は、査定だけ先に受けておくのがおすすめです。

乗り換えの費用はどうしている?

気に入ったバイクに乗り換える時、費用をどう用意しているのか、という相談です。

乗り換えの費用は、今のバイクの手取りと、ためておいたお金を合わせて考える人が多いです。手取りは車種・年式・状態・時期で変わるので、まずは査定で目安を知っておくと計画が立てやすくなります。

ローンで買う時は、先に買取に出すべき?

次のバイクをローンで買う時、今のバイクを先に買取に出したほうがいいのか、という相談です。

手取りを頭金に入れたいなら、査定を先に受けて金額を知っておくと、ローンの組み方を考えやすくなります。引き渡しの時期は、納車日に合わせて決めておくと乗れない期間が出にくいですよね。

よくある質問

バイクの乗り換えは何から始めればいいですか?

次に乗りたいバイクに今の免許で乗れるかを確かめるところからです。免許が要るなら、教習の間に次のバイク探しと査定を進めると効率よく進められます。

下取りと買取はどちらがいいですか?

手間を減らしたいなら下取り、手取りを確かめて比べたいなら買取が向いています。どちらが合うかは、手間と手取りのどちらを大事にするかで変わります。

乗り換えの時期はいつがいいですか?

軽自動車税は4月1日時点の持ち主にかかるので、今のバイクを手放すなら4月1日より前に手続きを終えておくと、乗らないバイクの税金がかかりません。

125ccから乗り換える時の手続きはどこでしますか?

125cc以下のバイクの名義変更や廃車は、市区町村で手続きします。店に引き渡す場合は、店が手続きをすることもあるので確かめておきましょう。

今のバイクを残して2台持ちにしてもいいですか?

もちろんできます。ただ、税金や自賠責保険が2台分かかるので、維持費を見積もってから決めるのがおすすめです。

まとめ

この記事の要点
  • バイクの乗り換えは、免許・次のバイク探し・今のバイクを手放すの3本の作業
  • 教習の間に、次のバイク探しと査定を重ねて進める
  • 次のバイクは、タイプ・排気量・予算の順に決める
  • 今のバイクは、下取り・買取・廃車から選び、納車日と引き渡しの日をそろえる
  • 軽自動車税は4月1日の持ち主にかかるので、春の乗り換えは早めに動く

まずは、次に乗りたいバイクに今の免許で乗れるかと、今のバイクの書類がそろっているかを確かめるところから始めてみてください。

普通二輪ドットコム

普通二輪ドットコム 編集部

普通二輪(普通自動二輪)免許の種類・費用・教習の流れから、免許を取った後のバイク選び、乗り換えや手放し方まで、普通二輪にまつわる疑問を整理している情報サイトです。 公式サイト

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