普通二輪免許で乗れるバイク|排気量別のタイプと選び方

普通二輪免許で乗れるバイクを排気量別のタイプと選び方で紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が警察庁・各都道府県警察などの公式情報や読者の声を調べて独自に執筆しています。教習の時限数・手数料・法令は改定されることがあるため、最新の公式案内で確認してください。本ページにはプロモーションが含まれます。

普通二輪免許を取ったら、『どのバイクに乗れるの?』『250ccと400ccって何が違うの?』と迷いますよね。選べる幅が広いぶん、どこから見ればいいか分からなくなる方も多いはずです。

結論から言うと、普通二輪免許で乗れるバイクは400cc以下で、125cc以下・126〜250cc・251〜400ccの3つの帯に分けると選びやすくなります。帯ごとに、高速道路・車検・税金の扱いが変わるんです。

この記事を読めば、排気量帯ごとの違いと、使い道から選ぶ方法が分かります。

目次

普通二輪免許で乗れるバイクの範囲

先に結論

普通二輪免許で乗れるのは、総排気量400cc以下(定格出力20kW以下)の普通自動二輪車です。原付と小型特殊自動車も運転できます。400ccを超えるバイクには大型二輪免許が要ります。

普通二輪で乗れるバイクは、原付二種と呼ばれる125ccのスクーターから、400ccのバイクまでと幅広いです。排気量の考え方は普通二輪は400ccまででくわしく紹介しています。

ただし、免許に条件が付いている場合は、乗れる範囲が狭くなります。

免許の種類普通二輪免許で乗れるバイク
普通二輪(限定なし)400cc以下のMT・AT
AT限定普通二輪400cc以下のAT(クラッチ操作の無いもの)だけ
小型限定普通二輪125cc以下のMT・AT
AT小型限定普通二輪125cc以下のATだけ

警視庁の案内では、AT二輪免許でAT以外の二輪車は運転できません。AT限定の方は、気に入ったバイクがクラッチ操作の無い車両かどうかを確かめておきましょう。

AT限定で乗れるバイクは普通二輪のオートマで乗れるバイクで紹介しています。

新基準原付との違いにも気をつける

2025年4月1日から、125cc以下で最高出力4.0kW以下に制御されたバイクは「新基準原付」として原付免許でも乗れるようになりました。白いナンバーで、法定速度30km/h・二人乗り禁止など、原付と同じルールです。

普通二輪免許があれば新基準原付にも乗れますが、125ccの性能を活かしたいなら、従来の125ccのバイク(普通自動二輪車)を選ぶことになります。お店では、どちらの車両かを確かめておきましょう。

乗れるバイクを3つの排気量帯で比べる

帯ごとに決まりが変わる

普通二輪のバイクは、125cc以下・126〜250cc・251〜400ccの3つの帯で、高速道路の通行、車検、税金、ナンバーの手続き先が変わります。排気量より先に、この違いを押さえておくと迷いにくくなります。

ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。同じ普通二輪のバイクでも、帯が一つ違うだけで、乗り方もお金のかかり方も変わるんです。

普通二輪免許で乗れるバイクを、125cc以下・126〜250cc・251〜400ccの3つの排気量帯に分けて比べた図解
比べる点125cc以下126〜250cc(軽二輪)251〜400cc(小型二輪)
高速道路走れない走れる走れる
車検なしなし(届出で管理)あり
軽自動車税(港区の例・年額)2,000円または2,400円3,600円6,000円
手続きの窓口市区町村運輸支局運輸支局
ナンバーの色90cc以下は黄色、125cc以下はピンク白白

税額は東京都港区の案内の額で、毎年4月1日時点の持ち主にかかります。住んでいる市区町村の案内で確かめてみてください。

125cc以下(原付二種)

通勤や街乗りで扱いやすい帯です。車検がなく、税金も3つの帯でいちばん低めです。

一方で、総排気量125cc以下の普通自動二輪車は高速道路を通行できません。遠出は下道で行くことになります。

例えば、駅までの数キロを毎日走る方や、近所の買い物が中心の方には、この帯がちょうど良いことが多いです。『大きいバイクは置き場所が心配』という方にも向いています。

この帯のバイクは小型限定で乗れるバイクでくわしく紹介しています。

126〜250cc(軽二輪)

高速道路を走れて、車検がない帯です。街乗りとツーリングの両方をしたい方に選ばれやすいのは、このバランスの良さなんです。

軽二輪は、運輸支局で「軽自動車届出済証」の手続きをして管理されます。車検証は無くても、届出の書類は大事に保管しておきましょう。

251〜400cc(小型二輪)

普通二輪免許で乗れるいちばん大きい帯です。車検の対象になり、新車は初回3年、その後は2年ごとに車検を受けます。

車検の時には、自動車重量税もかかります。小型二輪の継続検査時の重量税は、エコカー減免なしの自家用で2年3,800円という国の税額表があります(13年・18年経過で上がります)。

例えば、年に何度も泊まりがけで遠出をする方や、長い距離を走ることそのものを楽しみたい方には、この帯が候補になります。車検のたびに整備の機会がある、と前向きにとらえる人もいます。

250ccと400ccの違いは250ccと400ccの違いでくわしく紹介しています。

自賠責保険も帯で違う

自賠責保険料は、軽二輪と小型二輪で額が違い、契約が始まる時期でも変わります。2026年10月31日までに始まる24か月の契約なら、軽二輪8,920円、小型二輪8,760円です。2026年11月1日以降に始まる契約では、軽二輪9,780円、小型二輪9,640円になります。

使い道から選ぶ判定表|通勤・ツーリング・街乗り

使い道で帯とタイプを決める

バイクは、毎日の使い道から排気量帯とタイプを決めると選びやすくなります。下の表で、自分の使い方に近い行を探してみてください。

『見た目で選んだら、使い道に合わなかった』というのは、よく聞く話ですよね。先に使い道を決めておけば、その中から好きな見た目を選べます。

主な使い道向いている排気量帯向いているタイプ理由
駅や職場までの毎日の通勤125cc以下〜250ccスクーター荷物入れがあり、乗り降りが楽
高速道路を使う通勤126cc以上スクーター・ネイキッド125cc以下は高速道路を走れない
週末の日帰りツーリング126〜400ccネイキッド・ツアラー高速道路を使えて行ける範囲が広がる
泊まりがけのツーリング251〜400ccツアラー・アドベンチャー荷物を積んで長く走りやすい
街乗りや近所の買い物125cc以下〜250ccスクーター・ネイキッド取り回しが楽で停めやすい
未舗装の道も走りたい126〜250ccオフロード車体が軽めで扱いやすい
維持費をおさえたい125cc以下〜250cc好みのタイプ車検がなく、税金も低め
使い道から普通二輪のバイクの排気量帯とタイプを選ぶ判定の流れを示した図解

例えばこんな場面で選ぶ

お店に行く前に、家族や友人とこんな会話をしてみるのもおすすめです。

「バイクで一番したいことって何?」

「平日は通勤、休みの日はたまに遠くまで走りたいかな」

この一言が出てくれば、判定表のどの行を見ればいいかがすぐに分かります。

平日は片道30分の通勤、週末はたまに高速道路で遠出したい、という方なら、126〜250ccのスクーターかネイキッドが候補になりますよね。車検がなく、高速道路も使えるので、両方の使い道を一台でまかなえます。

一方、週末に泊まりがけでツーリングに行くのが一番の楽しみ、という方なら、251〜400ccも見てみる価値があります。車検の費用はかかりますが、長い距離を走る楽しみ方には合いやすいです。

免許を取ってすぐの1年に知っておきたいこと

どの帯のバイクを選んでも、免許を取ってすぐの時期には決まりがあります。バイク選びと一緒に知っておきましょう。

時期決まり
普通二輪免許を受けて通算1年まで一般道で二人乗りはできない
20歳未満、または通算3年まで高速道路で二人乗りはできない
免許を受けて通算1年まで初心運転者期間。違反が基準に当たると再試験の対象

『二人乗りしやすいバイクを買ったのに、しばらく乗せられなかった』ということもあります。誰かを乗せたい気持ちがある方は、時期も含めてバイクを選んでみてください。

バイクのタイプの特徴

タイプの名前は、バイクの形や得意な使い方を表しています。特定の車種より先に、タイプで考えておくとお店でも話が早く進みます。

タイプ特徴向いている人
スクーター足元が平らで、ATが多い通勤・街乗り中心の人
ネイキッドカウルが少なく、姿勢が楽初めての1台で迷っている人
フルカウルのスポーツ風を受け流す形で、前傾姿勢スポーツ走行が好きな人
アメリカンシートが低く、ゆったり乗る足つきを重視する人
オフロード車体が高めで、悪路に強い未舗装の道も走りたい人
ツアラー長距離を楽に走る装備遠出が多い人

初めての1台の選び方は普通二輪のバイクの選び方で紹介しています。

買う前に確かめたいことと、予算の立て方

足つき・重さ・維持費を確かめる

気に入ったバイクが見つかったら、またがって足つきと重さを確かめ、維持費まで含めて予算を立てます。ここを飛ばすと、買った後に乗らなくなる原因になりがちです。

『カタログで見た時はいけると思ったのに』という失敗は、実はとても多いんです。お店で実際に確かめてから決めましょう。

買う前のチェック
  • またがって、両足のつき方を確かめた
  • 押して歩いて、重さを確かめた
  • 自分の免許(AT限定・小型限定)で乗れる車両か確かめた
  • 車検の有無と、税金・自賠責保険の額を確かめた
  • 任意保険の見積もりを取った
  • 置き場所に入る大きさか確かめた

お店では、こんな聞き方をしてみてください。

「AT限定の普通二輪免許なのですが、このバイクに乗れますか?」

「このバイクを1年乗ると、税金と保険でどのくらいかかりますか?」

1年目にかかるお金を自分で出してみる

バイクの本体の値段だけで予算を決めると、乗り始めてから慌てることがあります。1年目にかかるお金を、自分で書き出してみましょう。

1年目のお金の出し方
  1. バイク本体の値段(新車か中古か)を書く
  2. 自賠責保険の額を、契約が始まる時期で調べて足す
  3. 任意保険の見積もりを取って足す
  4. 4月1日をまたぐなら軽自動車税を足す
  5. ヘルメット・グローブなど装備の分を足す

251〜400ccなら、次の車検の時期と費用もメモしておくと、2年目以降の計画も立てやすくなります。

新車と中古の値段の考え方は普通二輪のバイクの値段、中古の見方は中古バイクの選び方で紹介しています。

よくある失敗

免許を取ったばかりで、背伸びして大きく重いバイクを選ぶと、取り回しが大変で乗る回数が減ってしまうことがあります。最初の1台は、足つきと重さに無理がないかを優先してみてください。

今のバイクを乗り換える?残す?判断表

手元のバイクで次の一手が変わる

原付や125ccから普通二輪のバイクに乗り換える方は、今のバイクをどうするかで予算と維持費が変わります。下の表で、自分に近い行を探してみてください。

普通二輪免許を取った方の多くは、原付や125ccからのステップアップですよね。『今のバイク、どうしよう』と迷っている方も多いはずです。

手元の状況向いている動き方理由
原付や125ccがあり、普通二輪のバイクに乗り換える予定買取の無料査定で手取りを確かめてから次を決める手取りが分かると次の1台の予算が立てやすい
今のバイクをしばらく動かしていない早めに査定を受けるか手放し方を決める動かさないと状態が落ちやすい
通勤用と遊び用で2台持ちたい両方残して維持費を見直す税金や保険が2台分かかる
家族が今のバイクを使う予定名義変更して譲る手続きの窓口は排気量で違う
乗り続けるつもりで、増車は考えていない今のバイクを乗り続け、維持費を見直す無理に乗り換える必要はない
原付や125ccから普通二輪のバイクへ乗り換える時に、今のバイクをどうするかを選ぶ判断の図解

例えばこんな場面で考えてみます。125ccのスクーターで通勤していて、高速道路を使いたくなったので250ccに乗り換えたい場合です。

今のスクーターの手取りが分かれば、250ccを新車にするか中古にするか、決めやすくなります。下取りと買取の違いはバイクの下取りと買取の違いで紹介しています。

査定を受ける前には、ナンバーの書類や自賠責保険の証明書がそろっているかを確かめておくと、話がスムーズに進みます。必要な書類はバイクを売る時に必要な書類と準備で紹介しています。

乗り換えの予定があるなら、今のバイクがいくらになるかを先に確かめておくと、次の1台の予算が立てやすくなります。

バイク買取のバイク王

乗り換える前に、今のバイクがいくらになるか確かめてみませんか

原付や125cc、乗らなくなったバイクがあるなら、バイクの買取専門店の無料査定で今の値段を確かめる方法があります。売るかどうかは査定額を見てから決められます。

無料バイクの無料査定を申し込む

(バイク買取サービスの公式サイトに移動します)

売り先は3つから選ぶ

今のバイクを手放す時の売り先は、大きく3つです。それぞれに良いところがあります。

売り先良いところ気をつけたいこと
バイクの買取専門店査定だけ受けて比べられる複数で比べると手間がかかる
販売店の下取り次のバイクの購入と一緒に済む買取の査定と比べないと高いか分かりにくい
知り合いへの譲渡・個人売買相手と値段を話し合える名義変更などの手続きを自分でする

売り先の比べ方はバイクの売り先の選び方でくわしく紹介しています。

4月1日をまたぐかどうかも考える

軽自動車税は、毎年4月1日時点の持ち主にかかります。2台持ちの期間が4月1日をまたぐと、2台分の税金がかかることもあるんです。

乗り換えの時期を決める時は、手放す日と買う日の順番も考えておきましょう。

普通二輪免許で乗れるバイクでよくある相談

「おすすめは?」「どれが合う?」の相談が多い

普通二輪免許で乗れるバイクについては、「おすすめを教えて」「二人乗りも楽なバイクは?」「身長が低くても乗れるバイクは?」という相談が多く見られます。知恵袋で見かけた相談を、要点だけまとめて答えます。

普通二輪免許で乗れるおすすめのバイクは?

普通二輪免許で乗れるおすすめのバイクを教えてほしい、という相談です。この記事では特定の車種はおすすめしていません。

代わりに、使い道から排気量帯とタイプを決める方法をおすすめします。通勤なのか、ツーリングなのかを先に決めると、候補がぐっと絞れます。

二人乗りもしやすいバイクに乗りたい

気に入っているバイクがあるが、二人乗りが大変そうなので、普通二輪免許で乗れる別のバイクを探している、という相談です。

二人乗りのしやすさは、後ろのシートの広さや、つかまる場所があるかで変わります。お店で同乗者にもまたがってもらうと確かめやすいです。

なお、一般道での二人乗りは、普通二輪免許を受けていた期間が通算1年たってからです。高速道路では20歳以上かつ通算3年以上が条件になります。

身長が低いので、足つきの良いバイクを探している

身長が低めなので、普通二輪免許で乗れる中で足つきの良いバイクを探している、という相談です。

シートが低めのアメリカンや、車体の幅が細めのバイクは、足つきが良いと感じやすいタイプです。ただ、実際の足つきは体格で変わるので、お店でまたがって確かめてみてください。

よくある質問

普通二輪免許で400ccを超えるバイクに乗れますか?

乗れません。総排気量400ccを超えるバイクは大型自動二輪車で、大型二輪免許が要ります。

普通二輪免許で250ccのバイクは高速道路を走れますか?

走れます。高速道路を通行できないのは、総排気量125cc以下の普通自動二輪車です。

250ccと400ccで迷ったら、どちらがいいですか?

維持費をおさえたいなら車検のない250cc、長距離のツーリングが多いなら400ccも候補です。使い道と維持費の両方で考えてみてください。

AT限定の普通二輪免許でも、400ccのバイクに乗れますか?

クラッチ操作の無いATのバイクなら、400cc以下まで乗れます。クラッチ付きのバイクには乗れません。

初めてのバイクは何ccから選ぶのがいいですか?

決まった答えはありませんが、高速道路を使うかどうかで分けると選びやすいです。使わないなら125cc以下、使うなら126cc以上から、足つきと重さに無理のない物を選んでみてください。

普通二輪免許で原付に乗れますか?

乗れます。普通二輪免許は、原動機付自転車と小型特殊自動車も運転できます。

まとめ

この記事の要点
  • 普通二輪免許で乗れるバイクは400cc以下。AT限定・小型限定は乗れる範囲が狭くなる
  • 125cc以下・126〜250cc・251〜400ccの3つの帯で、高速道路・車検・税金が変わる
  • 使い道から排気量帯とタイプを決めると選びやすい
  • 買う前に足つき・重さ・維持費を確かめる
  • 乗り換える予定なら、今のバイクの手取りを確かめてから次を決める

まずは、バイクを一番使う場面を一つ決めて、判定表から排気量帯を選んでみてください。

普通二輪ドットコム

普通二輪ドットコム 編集部

普通二輪(普通自動二輪)免許の種類・費用・教習の流れから、免許を取った後のバイク選び、乗り換えや手放し方まで、普通二輪にまつわる疑問を整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次