バイクの廃車手続き|乗らなくなった普通二輪の手放し方

バイクの廃車手続きと手放し方を紹介する記事のアイキャッチ

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乗らなくなったバイクが、ずっと駐輪場に置いたまま。『廃車にしたいけど、どこで何をすればいいのか分からない』と後回しにしていませんか。

結論から言うと、バイクの廃車は排気量で窓口が変わります。125cc以下は市区町村、126cc以上は運輸支局です。そして、廃車にする前に「売る」「譲る」という選択肢も一度比べておくと、損をしにくくなります。

この記事を読めば、普通二輪の廃車手続きの流れと、自分に合った手放し方の選び方が分かります。

目次

バイクの廃車とは?まず知っておきたいこと

先に結論

ここでいう廃車は、ナンバーを返して、そのバイクを公道で使わない状態にする手続きのことです。手続きをしないと、乗っていなくても軽自動車税がかかり続けます。

バイクの廃車というと、バイクをスクラップにすることだと思う方も多いですよね。実は、手続きの上での廃車は「ナンバーを返して使用をやめる」ことなんです。

バイク本体は手元に残っていても、手続きは進められます。手続きの後にバイクを処分するか、保管するかは別の話です。

手続きをしないとどうなる?

軽自動車税は、毎年4月1日時点の持ち主にかかります。乗っていなくても、ナンバーが付いたままだと税金はかかり続けるんです。

よくある失敗

「乗らないから」とナンバーを付けたまま置きっぱなしにして、毎年の軽自動車税だけ払い続けているケースです。乗る予定が無いなら、早めに手放し方を決めましょう。

売る・譲る・廃車にする 3つの手放し方を比べる

先に結論

動くバイクなら、廃車の前に「売れるかどうか」を確かめるのがおすすめです。売れれば手間も税金も片付き、次の資金にもなります。

乗らなくなったバイクの手放し方は、大きく3つあります。どれが合うかは、バイクの状態と、手続きにかけられる手間で変わります。

手放し方お金の面手続きの手間向いている人
売る(買取)値段が付けば手取りになる書類をそろえれば店が進めてくれることが多い動くバイクがあり、手間を減らしたい人
譲る(個人売買・知人)相手との話し合いで決まる名義変更や廃車の手続きを自分たちで進める引き取り手が決まっている人
廃車にする手続きの手数料などがかかることも自分で窓口に行くか、店に頼む動かない・値段が付かない時

例えばこんな場面です。数年乗っていない125ccのスクーターでも、エンジンがかかるなら値段が付くこともあります。買取の値段は、車種・年式・状態・時期で変わるので、廃車にする前に一度確かめてみる価値はありますよ。

乗らなくなったバイクの手放し方を、売る・譲る・廃車にするの3つで比べた図解

自分に合う手放し方の判断表

今の状況おすすめの動き方
エンジンがかかり、書類もそろっている買取の無料査定で手取りを確かめてから決める
知り合いが引き取りたいと言っている名義変更の手続きを一緒に進める
次のバイクに乗り換える予定査定額と下取り額を比べ、次の予算に回す
動かない・事故で壊れている不動車の扱いを確かめ、売れなければ廃車へ
書類が見当たらない窓口で再交付や手続きの方法を相談する

動かないバイクの手放し方は動かないバイクは売れる?不動車・事故車の手放し方、売る時の流れはバイクの買取|売る前に知っておきたいことと流れで紹介しています。

『廃車の手続きを自分でするのは面倒…』と感じる方も多いはずです。動くバイクなら、まずは今いくらになるかを確かめてから、廃車にするかどうか決めてみてください。

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譲る時は名義変更が基本

知り合いに譲る時は、廃車ではなく名義変更で持ち主を変えるのが基本です。名義が自分のままだと、翌年の軽自動車税の通知が自分に届いてしまうんです。

排気量名義変更で主に要るもの
125cc以下(横浜市の例)譲渡証明書、ナンバープレートと標識交付証明書(未廃車なら)、本人確認書類
126〜250cc譲渡証明書、新しい使用者の住所を証する書面、軽自動車届出済証、申請書など
251cc以上譲渡証明書、新しい所有者・使用者の住所を証する書面、自動車検査証、申請書など

軽二輪の名義変更は、新しい使用者の住所を管轄する運輸支局で手続きすると関東運輸局は案内しています。『渡したら終わり』にせず、手続きが済んだかを相手と確かめ合っておきましょう。

排気量別のバイクの廃車手続き

先に結論

125cc以下は市区町村の窓口、126〜250ccの軽二輪と251cc以上の小型二輪は、ナンバーを管轄する運輸支局で手続きします。どれもナンバープレートを返すのが基本です。

ここからは、自分で廃車の手続きをする場合の流れです。排気量で窓口と書類が変わるので、自分のバイクの区分から確かめてみてください。

排気量窓口主な持ち物
125cc以下(原付)市区町村(横浜市の例は区役所税務課)ナンバープレート、標識交付証明書、本人確認書類
126〜250cc(軽二輪)運輸支局軽自動車届出済証、ナンバープレート、申請書(軽二輪第5号様式)
251cc以上(小型二輪)運輸支局自動車検査証、ナンバープレート、申請書(第3号様式の2)、手数料印紙

125cc以下の原付の場合

125cc以下の原付は、住んでいる市区町村の窓口で手続きします。横浜市では区役所の税務課が窓口で、行政サービスコーナーでは手続きできないと案内しています。

持ち物は、ナンバープレートと標識交付証明書、本人確認書類です。横浜市の案内では、標識交付証明書は紛失していれば不要とされています。

126〜250ccの軽二輪の場合

軽二輪は、運輸支局で「軽自動車届出済証の返納」という手続きをします。使用者の記名、軽自動車届出済証、ナンバープレート、申請書(軽二輪第5号様式)が必要です。

軽自動車届出済証をなくしていても、廃車(返納)の時は再交付しなくてよいとされています。ナンバーを紛失・盗難で返せない場合は、警察署への届出と理由書が要ります。

251cc以上の小型二輪の場合

小型二輪は、運輸支局で「自動車検査証の返納」をします。使用者の記名、自動車検査証、ナンバープレート、申請書(第3号様式の2)、手数料印紙が必要です。

手数料の額は時期で変わることがあるので、運輸支局の案内で確かめてください。

書類の名前は運輸支局の案内で確認

ここで挙げた書類の名前や様式は、青森運輸支局などの案内をもとにしています。手続きの細かな部分は、ナンバーを管轄する運輸支局の案内で確かめてみてください。

廃車の後、バイク本体はどうする?

手続きでナンバーを返しても、バイク本体は手元に残ります。『このあと、どうやって処分すればいいの?』と迷う方も多いですよね。

廃車後のバイク本体の行き先
  • いつかまた乗るなら、カバーをかけて保管する
  • 部品として使いたい人がいれば、譲る
  • 処分するなら、バイクの引き取りをしている販売店や買取店に相談する
  • 粗大ごみとして出せるかは、市区町村の案内で確かめる

廃車の後でも、引き取りの相談はできます。ただ、手続きの前に相談すれば、手続きごとまとめて任せられることもあるので、順番も考えてみてください。

4月1日に間に合わせる廃車の時間軸表

先に結論

軽自動車税は4月1日時点の持ち主にかかるので、3月中に手続きを終えるのが目安です。3月は窓口が混みやすいので、2月ごろから動き出すと安心です。

廃車の手続きで気をつけたいのが、4月1日の軽自動車税です。手続きが1日遅れて4月に入ると、その年度の税金がかかってしまうんです。

時期の目安すること
2月ごろ売る・譲る・廃車のどれにするか決める。書類を探す
2月〜3月上旬売るなら査定を受ける。譲るなら相手と日程を決める
3月中旬まで廃車なら、窓口に行く日を決めてナンバーを外す
3月中窓口で手続きを終える
4月1日この日の持ち主に、その年度の軽自動車税がかかる
4月1日の軽自動車税に間に合わせるため、2月から3月にかけてバイクの廃車を進める時間軸の図解
廃車の手続きの流れ
  1. 自分のバイクの排気量と、窓口を確かめる
  2. 届出済証や検査証、標識交付証明書などの書類をそろえる
  3. ナンバープレートを外す
  4. 窓口で申請書を書いて提出する
  5. 返納や廃車を証明する書類を受け取って保管する

廃車後に受け取る書類は、あとでバイクを誰かに譲ったり、もう一度使ったりする時に要ることがあります。軽二輪を中古として再び使う時は、「軽自動車届出済証返納証明書」などが必要とされています。

バイクの廃車でよくある相談

よくある相談のまとめ

廃車の相談は、「書類が無い」「廃車したのに税金の通知が来た」「お店を通さずにどこでやるか」の3つが目立ちます。

相談1 「原付の廃車証明が手に入らない」

『原付バイクの廃車証明が手に入らない場合、どうすればいい?』という相談がありました。人に処分をお願いしたあとで、証明が手元に無いと不安になりますよね。

まずは、住んでいる市区町村の税務課に、そのバイクの手続きがどうなっているかを聞いてみてください。ナンバーが返されていなければ、まだ自分が持ち主のままということもあります。

相談2 「廃車にしたのに納税通知書が来た」

『3月に検査証を返したのに、軽自動車税の納税通知書が来た』という相談もありました。驚いてしまいますよね。

軽自動車税は4月1日時点の持ち主にかかるので、3月中に手続きを終えていれば、本来はその年度の対象になりません。通知が来た時は、手続きをした日が分かる書類を手元に用意して、市区町村の税務課に確認してみてください。

相談3 「バイク屋を通さずに廃車するにはどこへ?」

『バイクの廃車は、バイク屋を通さなかったらどこでするの?』という相談もありました。

自分でする場合は、125cc以下なら市区町村、126cc以上なら運輸支局です。窓口に行く時間が取れない時は、売る・引き取りを頼むといった方法も比べてみてください。

「書類はそろっているんですが、平日に窓口へ行けなくて」
「それなら、買取の査定を受けて、手続きをまとめて任せる方法もありますよ」

相談4 「親のバイクで書類が無い」

『親の250ccのバイクを廃車にしたいけど、書類が無い』という相談もありました。名義が自分以外の時は、持ち主本人の記名などが要るので、まずは親御さんと一緒に進めてみてください。

軽二輪で届出済証をなくしていても、廃車の時は再交付しなくてよいとされています。それでも名義や書類の扱いで迷ったら、運輸支局に事前に問い合わせておくと安心です。名義のことはバイクの名義変更とはでも紹介しています。

よくある質問

バイクの廃車はどこでできますか?

125cc以下は住んでいる市区町村、126cc以上はナンバーを管轄する運輸支局です。自分で行けない時は、販売店や買取店に任せる方法もあります。

廃車にすると軽自動車税はかからなくなりますか?

4月1日時点で持ち主でなければ、その年度の軽自動車税はかかりません。3月中に手続きを終えるのが目安です。

ナンバープレートをなくしても廃車できますか?

軽二輪の場合、紛失や盗難でナンバーを返せない時は、警察署への届出と理由書が要るとされています。窓口の案内で確認してください。

廃車の手続きは代わりの人に頼めますか?

窓口によっては代理での手続きができることもありますが、委任の書類などが要る場合があります。行く前に、市区町村や運輸支局の案内で持ち物を確かめてください。

廃車にしたバイクに、もう一度乗ることはできますか?

できます。軽二輪なら、廃車の時に受け取った返納証明書などを使って新たに届け出る流れです。書類はなくさないよう保管しておきましょう。

廃車と売るのはどちらがいいですか?

動くバイクなら、先に買取の査定で値段が付くかを確かめるのがおすすめです。値段が付かない時や動かない時は、廃車を考えてみてください。

まとめ

この記事の要点
  • バイクの廃車は、ナンバーを返して使用をやめる手続き
  • 125cc以下は市区町村、126cc以上は運輸支局が窓口
  • 手放し方は売る・譲る・廃車の3つで、動くなら先に査定を受ける
  • 軽自動車税は4月1日時点の持ち主にかかるので、3月中に手続きを終える
  • 廃車後に受け取った書類は、譲る時などに使うので保管しておく
普通二輪ドットコム

普通二輪ドットコム 編集部

普通二輪(普通自動二輪)免許の種類・費用・教習の流れから、免許を取った後のバイク選び、乗り換えや手放し方まで、普通二輪にまつわる疑問を整理している情報サイトです。 公式サイト

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