バイクの名義変更とは|売る・譲る時の手続きの流れ

バイクの名義変更の流れと、売る・譲る時の手続きを紹介する記事のアイキャッチ

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乗らなくなったバイクを売ったり、知り合いに譲ったりする時に出てくるのが名義変更です。『どこで、何を持って行けばいいの?』と戸惑いますよね。

結論から言うと、バイクの名義変更は「誰が・どこで・何を持って」の3つを、排気量ごとに確かめれば迷いません。125cc以下は市区町村、125ccを超えるバイクは運輸支局が窓口です。

この記事を読めば、名義変更の流れと、お店に売る時と知人に譲る時の違いが分かります。

目次

バイクの名義変更とは?しないとどうなる?

先に結論

名義変更は、バイクの持ち主や使う人が変わったことを届け出る手続きです。これをしないと、手放したあとも税金の通知などが前の持ち主に届くことがあります。

バイクを売ったり譲ったりしても、手続きをしなければ書類の上の持ち主は変わりません。ここが見落とされやすいところなんです。

軽自動車税は、毎年4月1日時点の持ち主にかかります。名義が変わらないまま4月1日を越えると、手放したはずのバイクの税金の通知が届く、ということも起きかねません。

よくある失敗

知人にバイクを譲って、名義変更は「相手がやってくれるはず」と任せきりにするケースです。手続きが済んだかを最後まで確かめておかないと、翌年の税金の通知で気づくことになります。

名義変更は「誰が・どこで・何を持って」で整理する

先に結論

窓口は排気量で決まります。125cc以下は市区町村、125cc超250cc以下の軽二輪と250cc超の小型二輪は運輸支局です。

名義変更の情報を調べると、書類の名前がたくさん出てきて混乱しますよね。そこで、排気量ごとに「誰が・どこで・何を持って」を表にまとめました。

排気量どこで前の持ち主が用意する物新しい持ち主が用意する物
125cc以下(原付)市区町村の窓口譲渡証明書、ナンバープレートと標識交付証明書(廃車していない場合)本人確認書類
125cc超250cc以下(軽二輪)新しい使用者の住所を管轄する運輸支局など譲渡証明書、軽自動車届出済証住所を証する書面(発行3か月以内)、申請書、軽自動車税申告書
250cc超(小型二輪)運輸支局など譲渡証明書、自動車検査証住所を証する書面(発行3か月以内)、申請書、軽自動車税申告書

この表は、横浜市・青森運輸支局・関東運輸局の案内をもとにしています。細かい書類や窓口は地域で違うことがあるので、手続きの前に窓口の案内を確かめてみてください。

バイクの名義変更を排気量ごとに、誰が・どこで・何を持って行くかで分けた図解

125cc以下(原付)の場合

原付の手続きは、市区町村の窓口で行います。横浜市の例では、区役所の税務課が窓口で、行政サービスコーナーではできないと案内されています。

新基準原付(125cc以下で最高出力4.0kW以下)は、登録の時に最高出力が確認済みであることの証明書が必要、と横浜市は案内しています。

125cc超250cc以下(軽二輪)の場合

軽二輪は、運輸支局での届出です。関東運輸局は、名義変更は新しい使用者の住所を管轄する運輸支局などで行うと案内しています。

新しい使用者の住所を証する書面は、個人なら住民票の写しや印鑑証明書の写しなどで、発行から3か月以内の物です。管轄が変わってナンバーが変わる時は、自賠責保険の証明書とナンバープレート、ナンバー代も必要になります。

250cc超(小型二輪)の場合

小型二輪は、自動車検査証(車検証)の記載を変える手続きです。青森運輸支局の案内では、手数料は無料とされています。

車検証の住所や氏名が今と違う時は、変わった経緯が分かる住民票などもいります。ナンバーが変わる場合はナンバー代がかかります。

譲渡証明書を書く時に気をつけたいこと

譲渡証明書には、手放すバイクと前の持ち主・新しい持ち主のことを書きます。バイクの情報は、車検証や軽自動車届出済証と同じ内容になるよう、書類を見ながら書き写すのが安心です。

『一文字くらい違っても大丈夫でしょ』と思いがちですよね。ただ、書類同士の内容が合わないと窓口で受け付けてもらえないこともあるので、出す前に見比べておきましょう。

手続きの前のチェック
  • バイクの排気量を確かめ、窓口を決める
  • 軽自動車届出済証や車検証、標識交付証明書を探す
  • 譲渡証明書を前の持ち主に書いてもらう
  • 新しい持ち主の住民票の写しなどを、発行3か月以内で用意する
  • ナンバーが変わるかどうかを窓口に確かめる

お店に売る時と、知人に譲る時の違い

先に結論

お店に売る時は、手続きをお店が進めてくれることが多いです。知人に譲る時は、自分たちで手続きをする前提で、書類と期限を決めておきましょう。

同じ「手放す」でも、相手がお店か知人かで、名義変更の進め方はかなり変わります。『どちらが楽なの?』と思う方も多いはずです。

比べる点お店に売る(買取・下取り)知人に譲る・個人売買
手続きをする人お店が進めてくれることが多い自分たちでする
用意する物書類と鍵をお店に渡す譲渡証明書などを自分で用意する
終わったかの確認手続き済みの連絡をもらう新しい持ち主に確かめる
つまずきやすい所書類が見つからない相手が手続きをしない

お店に売る時の流れ

お店に売る時の流れ
  1. 軽自動車届出済証や車検証、鍵をそろえる
  2. 買取の査定や下取りの見積もりを取る
  3. 金額と引き渡しの日を決める
  4. 書類を渡し、名義変更の手続きをお店に進めてもらう
  5. 手続きが済んだことを、連絡や書類で確かめる
引き渡しの前のチェック
  • 任意保険の入れ替えや解約の手続きを確かめる
  • 自賠責保険の証明書がバイクと一緒にあるか確かめる
  • シート下などに私物が残っていないか見る
  • 鍵の本数をそろえて渡す

お店に頼む時も、「名義変更はいつ頃終わりますか?」と一度聞いておくと安心です。売る前の準備はバイクを売る時に必要な書類と準備で紹介しています。

知人に譲る時の流れ

知人に譲る時は、お金の受け渡しと名義変更の期限を、先に決めておくのがコツです。

「名義変更、いつまでにやってもらえる?」
「来週の平日に運輸支局へ行くよ。終わったら連絡するね」

こんなふうに日付まで決めておくと、言った言わないのトラブルを防ぎやすくなります。手続きが終わるまでバイクを渡さない、という方法を取る人もいます。

名義変更でよくある困りごと

先に結論

困りごとの多くは、書類の紛失と、相手が手続きをしないことです。どちらも、手放す前の準備でかなり防げます。

書類を失くしてしまった

軽自動車届出済証を失くした時は、ナンバーを管轄する運輸支局などで再交付を受けられます。手続きは軽二輪第4号様式で行う、と青森運輸支局は案内しています。

ちなみに、廃車(返納)する時は、再交付を受けなくてもよいとされています。手放し方によって必要な手続きが変わるので、窓口に確かめてみてください。

名義変更の前に、バイクだけ先に渡す時

知恵袋でも『名義変更の前に、次の持ち主にバイクを渡しても大丈夫?』という相談が見られます。先に渡すこと自体はできても、手続きが終わるまでは書類の上の持ち主は自分のままです。

先に渡した時に起こりうること防ぐための工夫
税金の通知が自分に届く4月1日より前に手続きを終える日を決める
相手と連絡が取れなくなる連絡先と住所を書面でもらっておく
手続きが後回しにされる手続きが終わるまで書類の受け渡し方を決めておく

例えばこんな場面です。3月の終わりに譲って、手続きが4月にずれこむと、その年度の税金は自分にかかってしまいます。年度の変わり目は特に気をつけてみてください。

乗らないバイクは廃車という選択肢も

売る相手も譲る相手もいない時は、廃車の手続きで登録を外す方法もあります。軽二輪なら、軽自動車届出済証とナンバープレート、申請書を運輸支局に出します。

詳しくはバイクの廃車手続きで紹介しています。

売るか、譲るか、廃車にするかの判断表

先に結論

手放し方は、手取りと手間のどちらを大事にするかで決まります。迷った時は、まずお店の査定で手取りを確かめてから決めるのがおすすめです。

『知り合いに安く譲るか、お店に売るか迷う…』という方もいますよね。手放し方ごとに、向いている人を並べてみました。

今の状況おすすめの手放し方
乗り換えの予定があり、次のバイク代にしたい買取の無料査定で手取りを確かめ、お店に手続きも任せる
次のバイクを買うお店がある下取りの額を値引きと分けて聞き、買取の査定とも比べる
欲しがっている知人がいる譲渡証明書と期限を決めて、名義変更まで一緒に確かめる
動かない・売れそうにない廃車の手続きで登録を外す
バイクの手放し方を、乗り換えの予定や相手の有無で、買取・下取り・知人に譲る・廃車に分けた判断表の図解

「知り合いに譲るつもりだったけど、査定額を見てから決めたいです」
「それなら先に査定を受けて、その額を目安に話し合うと決めやすいですよ」

売り先の選び方はバイクの売り先の選び方で詳しく紹介しています。

買取額は車種・年式・状態・時期で変わるので、ネットで見た額がそのまま当てはまるとは限りません。乗り換えを考えているなら、まずは今のバイクの無料査定で手取りを確かめて、手放し方を決めてみてください。

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知恵袋で多い名義変更の相談

よくある相談のまとめ

名義変更の相談は、「相手が手続きをしてくれない」「譲渡証明書を誰が書くか」「他県から買った時の書類」の3つが目立ちます。

相談1 「売った相手が名義変更をしてくれない」

『個人売買で250ccを譲ったのに、1年たっても名義が変わっていない』という相談です。

結論から言うと、まずは相手に連絡を取り、手続きの予定を確かめるところからです。それでも動かない時は、窓口に相談してみてください。こうならないよう、次に譲る時は期限と確認の方法を先に決めておきましょう。

相談2 「譲渡証明書は、本人以外が書いてもいい?」

『家族のバイクを売るけど、譲渡証明書を代わりに書いていいの?』という質問もありました。

譲渡証明書は、前の持ち主が記名する書類です。代筆や委任の扱いは窓口によって案内が違うことがあるので、前もって運輸支局や市区町村に確かめておくのが確実です。

相談3 「他県の人から400ccを買った。必要な書類は?」

『個人売買で他県の人から400ccを買ったけど、何を用意すればいいの?』という声もよく見られます。

400ccは小型二輪なので、運輸支局で車検証の記載を変える手続きです。前の持ち主の譲渡証明書と車検証、自分の住所を証する書面などがいります。管轄が変わればナンバーも変わるので、ナンバー代も見込んでおきましょう。

よくある質問

バイクの名義変更はどこでしますか?

125cc以下は市区町村の窓口、125ccを超えるバイクは運輸支局などです。軽二輪は、新しい使用者の住所を管轄する運輸支局などで行います。

名義変更に費用はかかりますか?

小型二輪の記載変更は手数料が無料と案内されています。ナンバーが変わる場合はナンバー代がかかります。

名義変更をしないとどうなりますか?

書類の上の持ち主が変わらないので、税金の通知などが前の持ち主に届くことがあります。軽自動車税は毎年4月1日時点の持ち主にかかります。

原付の名義変更に何を持って行けばいいですか?

横浜市の例では、譲渡証明書、廃車していなければナンバープレートと標識交付証明書、本人確認書類です。市区町村によって違うことがあるので、窓口の案内も確かめてみてください。

お店に売る時も自分で名義変更しますか?

お店が手続きを進めてくれることが多いです。いつ頃終わるかを聞き、済んだことを確かめておくと安心です。

まとめ

この記事の要点
  • バイクの名義変更は「誰が・どこで・何を持って」を排気量ごとに確かめる
  • 125cc以下は市区町村、125cc超は運輸支局などが窓口
  • 名義変更をしないと、税金の通知が前の持ち主に届くことがある
  • 知人に譲る時は、期限と確認の方法を先に決める
  • 乗り換えるなら、買取の無料査定で手取りを確かめてから手放し方を決める
普通二輪ドットコム

普通二輪ドットコム 編集部

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