普通二輪は400ccまで|排気量の区分とccの考え方

普通二輪で乗れる400ccまでの排気量の区分とccの考え方を紹介する記事のアイキャッチ

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普通二輪の免許を取ろうと調べると、『400ccまでって、ちょうど400ccは乗れるの?』『250ccと400ccは何が違うの?』と気になりますよね。数字がいくつも出てきて、どこで何が変わるのか分かりにくいものです。

結論から言うと、普通二輪は400cc以下のバイクに乗れる免許で、ちょうど400ccのバイクにも乗れます。そして同じ普通二輪でも、125cc・250ccの所に別の線引きがあるんです。

この記事を読めば、普通二輪の400ccという上限の意味と、排気量の数字ごとに変わることが分かります。

目次

普通二輪は400ccまで。ちょうど400ccも乗れる

先に結論

普通自動二輪車は、総排気量が400cc以下の二輪車です。法令では「400ccを超える」ものが大型自動二輪車なので、ちょうど400ccのバイクは普通二輪免許で運転できます。

普通二輪免許の400ccという上限は、法令の区分から来ています。道路交通法施行規則では、総排気量が0.400リットルを超える二輪車を大型自動二輪車としています。

裏を返すと、400cc以下は普通自動二輪車の範囲です。『400cc未満と書いてあるサイトを見た』という方もいるかもしれませんが、法令の書き方は「超える」なので、400ccちょうどは普通二輪に入ります。

普通二輪全体の話は普通二輪とは?で紹介しています。ここでは排気量の数字に絞って見ていきましょう。

ccは排気量の単位

ccは、エンジンの総排気量を表す単位です。法令ではリットルで書かれていて、0.400リットルが400cc、0.125リットルが125ccにあたります。

バイクのカタログや車検証では「総排気量」として書かれています。普通二輪のccを確かめる時は、車名の数字ではなくこの欄を見るのが確実です。

電動バイクは定格出力で見る

エンジンのない電動バイクには排気量がありません。そのため法令では、定格出力20kWを超えるものを大型自動二輪車としています。

つまり、普通自動二輪のccに相当する線は、電動では定格出力で引かれています。電動バイクを選ぶ時は、販売店で区分を確かめておきましょう。

普通二輪の下の線はどこ?

普通自動二輪車は、原付の大きさを超える二輪車です。原付は原則として50cc以下ですが、2025年4月からは「125cc以下で最高出力4.0kW以下」の新基準原付も原付に入りました。

ここは少しややこしいところです。最高出力が4.0kWを超える125cc以下のバイクは、今も普通自動二輪車なので、普通二輪免許(小型限定を含む)が必要です。

総排気量のめやす区分必要な免許
50cc以下原付原付免許・普通免許など
125cc以下で最高出力4.0kW以下原付(新基準原付)原付免許・普通免許など
125cc以下(上記以外)普通自動二輪車(小型二輪車)小型限定普通二輪免許以上
125cc超400cc以下普通自動二輪車普通二輪免許以上
400cc超大型自動二輪車大型二輪免許

400cc普通二輪を3つの線引きで読む

先に結論

排気量の数字は「免許」「税金や手続き」「高速道路」の3つの線引きで読むと整理しやすくなります。免許の線は125ccと400cc、税金や車検の線は250cc、高速道路の線は125ccにあります。

普通二輪免許の400ccという数字だけを見ていると、『400cc以下なら全部同じ扱い』と思いがちですよね。実は、免許の外にも線が引かれているんです。

普通二輪の排気量を、免許・税金や手続き・高速道路の3つの線引きで読む図解

線引き1 免許

免許の線は125ccと400ccです。普通二輪免許なら400cc以下、小型限定普通二輪免許なら125cc以下まで乗れます。

AT限定の場合は、ATのバイクに限られます。警視庁の説明でも、AT限定の普通二輪は400cc以下、AT小型限定は125cc以下とされています。

線引き2 税金や手続き

税金や手続きの線は、主に250ccにあります。250cc以下は軽二輪、250ccを超えると小型二輪として扱いが変わります。

250ccを超えるバイクには車検があり、自動車検査証で管理されます。250cc以下の軽二輪は車検がなく、軽自動車届出済証で管理されます。

線引き3 高速道路

高速道路の線は125ccです。総排気量125cc以下の普通自動二輪車は高速道路を通行できません。

例えば、小型限定の免許で125ccのスクーターに乗っている場合、高速道路は走れません。126cc以上のバイクで、はじめて高速道路が選べるようになります。

125cc・250cc・400ccで何が変わる?

先に結論

同じ普通二輪の免許で乗れるバイクでも、125cc・250cc・400ccでは、高速道路・車検・税金が変わります。どれを選ぶかは、どこを走りたいかと維持の手間で決めると迷いにくくなります。

3つの排気量を並べて比べてみました。税額は東京都港区の案内にある年額の例で、住んでいる市区町村の案内で確かめてください。

比べる点125cc以下125cc超250cc以下250cc超400cc以下
必要な免許小型限定普通二輪免許以上普通二輪免許以上普通二輪免許以上
高速道路走れない走れる走れる
車検なしなしあり
軽自動車税の例(港区の年額)2,400円(原付第二種甲)3,600円(軽二輪)6,000円(二輪の小型自動車)
管理する書類市区町村の標識交付証明書軽自動車届出済証自動車検査証
125cc・250cc・400ccのバイクで、高速道路・車検・税金がどう変わるかを比べた図解

車検があるかないかで、維持の手間はけっこう変わります。250ccと400ccの違いは250ccと400ccの違いで詳しく紹介しています。

自賠責保険料も区分で少し違う

自賠責保険料も、250cc以下の軽二輪と250cc超の小型二輪で額が分かれています。2026年11月1日から保険料が改定されるので、どちらの時期に始まる契約かで見る額が変わります。

契約の始まり軽二輪(250cc以下)24か月小型二輪(250cc超)24か月
2026年10月31日まで8,920円8,760円
2026年11月1日以降9,780円9,640円

どちらも損害保険料率算出機構の基準料率で、離島と沖縄県を除く地域の額です。何か月分で入るかは、販売店や保険の窓口で相談してみてください。

任意保険は保険会社や年齢、条件で変わるので、ここでは額を書きません。気になる方は、いくつかの保険会社で見積もりを取ってみてください。

例えばこんな場面で考える

通勤や買い物で街中を走るのが中心なら、125ccでも足りることが多いです。高速道路は使わないし、税金も安く済みますよね。

週末にツーリングで高速道路を使いたいなら、126cc以上が候補になります。『車検の手間はなるべく少なくしたい』という方は250cc以下、『大きめの車体でゆったり走りたい』という方は400ccまで、と考えてみてください。

排気量を決める前に考えておきたいこと
  • 高速道路を使う予定があるか
  • 車検の手間と費用を受け入れられるか
  • 毎年の税金と保険をどこまでかけられるか
  • 足つきや重さに不安がないか

どんなタイプのバイクがあるかは普通二輪免許で乗れるバイクで、125cc以下を選ぶなら小型限定で乗れるバイクも参考になります。

普通二輪の400ccでよくある相談

先に結論

よく出てくるのは「ちょうど400ccは乗れるのか」「普通二輪の区分は馬力に変わるのか」「教習で400ccに乗った後、250ccは物足りないか」の3つです。

知恵袋に寄せられた質問の中から、普通二輪の400ccについての相談を3つ選んで答えます。

相談1 ちょうど400ccのバイクに乗ったら無免許運転?

『普通二輪の免許で、排気量がちょうど400ccのバイクに乗ったら無免許運転になるのか』という相談がありました。調べたサイトに「400cc未満」と書いてあって、不安になったそうです。

先ほどの通り、法令では400ccを「超える」ものが大型自動二輪車です。ちょうど400ccは普通自動二輪車なので、普通二輪免許で運転できます。

心配な時は、車検証の総排気量の欄を見ておきましょう。そこが400cc以下なら、普通二輪の範囲です。

相談2 普通二輪の区分は馬力に変わるの?

『普通二輪の免許は、これから排気量ではなく馬力で区切られるって本当?』という質問もありました。ニュースで原付の話を見て、気になった方も多いはずです。

2025年4月の改正は、原付の区分に新基準原付が加わったものです。警察の資料でも「免許制度に変更はありません」と案内されています。

今の普通二輪の区分は、エンジン車なら総排気量400cc以下です。今後の改正については、警察庁の公式案内で確認してみてください。

相談3 教習で400ccに乗った後、250ccは物足りない?

『教習では400ccに乗るけど、250ccを買う予定。物足りなくならないか』という相談もありました。気持ちはよく分かりますよね。

物足りないかどうかは、走る場所や好みで変わるので一概には言えません。法令でも、普通二輪の技能試験に使う車は総排気量300cc以上とされていて、教習でも大きめの車体に乗ることになります。

迷うなら、販売店で250ccと400ccの両方にまたがり、重さや足つきを比べてみてください。乗る場面を思い浮かべながら選ぶと、後悔しにくくなります。

400ccを選ぶ前に、今のバイクの扱いも考えておく

先に結論

125ccや250ccから400ccへ乗り換えるなら、今のバイクを残すか手放すかを先に決めておくと、次の1台の予算が立てやすくなります。

普通二輪の免許を取った方や、小型限定から上げた方の中には、『そろそろ400ccに乗り換えたい』と考える方もいますよね。その時に悩むのが、今乗っているバイクの扱いです。

例えば、通勤用に125ccを残し、休日用に400ccを買う方もいます。ただ、2台持ちにすると税金も保険も2台分かかります。

1台にまとめるなら、今のバイクを手放してから次を選ぶと予算に余裕が出ます。乗り換えを考えているなら、今の125ccや250ccがいくらになるかを先に確かめておくと、次のバイクの予算が立てやすくなります。

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よくある失敗

「普通二輪の免許だから400ccまでなんでも乗れる」と思って、小型限定やAT限定の条件を忘れてしまうことがあります。免許証の条件欄を見て、自分が乗れる範囲を確かめてから選びましょう。

よくある質問

普通二輪免許で400ccのバイクに乗れますか?

乗れます。法令では400ccを超えるものが大型自動二輪車なので、ちょうど400ccのバイクも普通二輪免許で運転できます。

普通二輪で450ccのバイクには乗れますか?

乗れません。400ccを超えるバイクは大型自動二輪車なので、大型二輪免許が必要です。

普通自動二輪のccは何ccから何ccまでですか?

エンジン車では、原付の大きさを超えて400cc以下までです。原付は原則50cc以下ですが、125cc以下で最高出力4.0kW以下の新基準原付も原付に入ります。

400ccのバイクの自賠責保険はいくらですか?

250cc超の小型二輪は、2026年10月31日までに始まる契約で24か月8,760円、11月1日以降に始まる契約で24か月9,640円です(離島・沖縄県を除く基準料率)。

普通二輪の400ccで高速道路は走れますか?

走れます。高速道路を通行できないのは、総排気量125cc以下の普通自動二輪車です。

まとめ

この記事の要点
  • 普通二輪は400cc以下のバイクに乗れる免許で、ちょうど400ccも乗れる
  • 排気量は「免許」「税金や手続き」「高速道路」の3つの線引きで読む
  • 免許の線は125ccと400cc、車検や税金の線は250cc、高速道路の線は125cc
  • 乗り換えの前に、今のバイクの扱いと予算を決めておく
普通二輪ドットコム

普通二輪ドットコム 編集部

普通二輪(普通自動二輪)免許の種類・費用・教習の流れから、免許を取った後のバイク選び、乗り換えや手放し方まで、普通二輪にまつわる疑問を整理している情報サイトです。 公式サイト

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