普通二輪で高速道路を走るには|乗れる排気量と注意点

普通二輪で高速道路を走れる排気量と、二人乗りの条件や走る前の準備を紹介する記事のアイキャッチ

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普通二輪の免許を取ると、『いつか高速道路でツーリングに行きたい』と思う方は多いですよね。一方で、『自分のバイクで高速に乗れるの?』『いきなり走るのは怖い』という不安もあるはずです。

結論から言うと、普通二輪で高速道路を走れるのは、総排気量125ccを超えるバイクだけです。125cc以下のバイクや、小型限定の免許で乗れるバイクでは高速道路を走れません。

この記事を読めば、普通二輪で高速道路を走れる条件と、二人乗りのルール、初めて走る前にしておきたい準備が分かります。

目次

普通二輪で高速道路を走れる条件

先に結論

高速道路は、総排気量125cc以下の普通自動二輪車は通行できません。普通二輪で高速道路を走れるのは、126cc以上400cc以下のバイクです。

警察の案内では、「高速道路は、総排気量125cc以下の普通自動二輪車は通行できません」とされています。普通二輪の免許を持っていても、乗っているバイクが125cc以下なら高速には入れないんです。

普通二輪の免許で乗れるのは400cc以下のバイクなので、高速道路を走れるのは126cc以上400cc以下ということになりますね。排気量の区分は普通二輪は400ccまでで紹介しています。

排気量と免許で見る、高速道路の判定表

高速道路に乗れるかどうかを、排気量と免許の組み合わせで判定してみましょう。この記事のいちばん大事な表です。

バイクの排気量必要な免許高速道路
原付(50cc以下)・新基準原付原付免許以上走れない
50cc超〜125cc(従来の原付二種)小型限定普通二輪以上走れない
125cc超〜250cc(軽二輪)普通二輪(限定なし・AT限定)走れる
250cc超〜400cc普通二輪(限定なし・AT限定)走れる
400cc超大型二輪走れる
バイクの排気量と免許の組み合わせから、普通二輪で高速道路を走れるかどうかを判定する図解

新基準原付は、125cc以下で最高出力4.0kW以下に制御されたバイクで、原付と同じ扱いです。高速道路は走れません。

ナンバーの色でも見分けられる

自分のバイクが高速道路を走れるか迷ったら、ナンバープレートの色も目安になります。市区町村の案内では、原付二種のナンバーは黄色(90cc以下)とピンク色(125cc以下)です。

125ccを超える軽二輪と、250ccを超える小型二輪のナンバーは白色です。黄色やピンクのナンバーのバイクは、高速道路に入れないと覚えておくと分かりやすいですよね。

ただ、新基準原付も白色の標識なので、白ならいつも走れるとは限りません。排気量は、車検証や軽自動車届出済証などの書類で確かめてみてください。

小型限定の免許では高速道路に乗れない

小型限定普通二輪免許やAT小型限定で運転できるのは、125cc以下のバイクです。そのため、これらの免許だけでは高速道路を走れるバイクに乗れません。

『125ccのバイクで遠出したい』という方は、一般道でのルートを考えるか、限定のない普通二輪に切り替えることになります。125ccのバイクの特徴は小型限定で乗れるバイクで紹介しています。

普通二輪の高速道路での二人乗りのルール

先に結論

高速道路での二人乗りは、20歳以上で、普通二輪免許を受けていた期間が通算3年以上の人だけができます。一般道の二人乗りは、通算1年以上が条件です。

『免許を取ったら、後ろに友達を乗せて高速道路を走りたい』と考える方もいますよね。ただ、二人乗りには法律で条件が決まっています。

走る道二人乗りができる条件
一般道普通二輪免許を受けていた期間が通算1年以上
高速道路・自動車専用道路20歳以上で、普通二輪免許を受けていた期間が通算3年以上

免許の効力が停止されていた期間は、この「受けていた期間」に含めません。免許を取ってすぐは、どちらの道でも二人乗りはできないということです。

二人乗りのルールは普通二輪免許で二人乗りはいつから?で詳しく紹介しています。

自分はいつから二人乗りできる?

免許を取った年齢によって、高速道路で二人乗りができる時期は変わります。免許を取ってから効力の停止がなかった場合で計算してみました。

普通二輪を取った年齢一般道の二人乗り高速道路の二人乗り
16歳17歳から20歳から(3年たっても20歳まで待つ)
17歳18歳から20歳から
18歳19歳から21歳から
20歳以上1年後から3年後から

16歳で取った方は、3年たった時点ではまだ19歳です。高速道路の二人乗りは20歳以上という条件もあるので、20歳になるまで待つことになります。

よくある勘違い

『免許を取って3年たたないと高速道路に乗れない』と思っている方がいますが、3年の条件は二人乗りの場合の話です。1人で乗る時の年数の条件は、二人乗りのようには定められていません。最新のルールは警察の公式案内で確認してください。

初めて高速道路を走る前の準備

先に結論

初めて高速道路を走る時は、前日までの準備と当日の出発前の点検、合流と休憩のイメージを持っておくことが大事です。無理のない距離から始めましょう。

『いきなり高速道路は怖い』と感じるのは自然なことです。準備の流れを、時系列でまとめてみました。

いつすることひとこと
数日前走るルートと休憩する場所を決める短い区間から始める
数日前料金の払い方を決めておくETCか現金かで料金所での動きが変わる
前日タイヤ・ブレーキ・ライト・燃料を点検する気になる所は販売店などで見てもらう
前日雨具と防寒着を用意する天気予報も確かめる
当日の出発前ヘルメットのあごひもと服装を確かめる手袋や靴も走りやすい物に
走行中こまめに休憩をとる疲れを感じる前に止まる
初めて普通二輪で高速道路を走る前に、数日前・前日・当日・走行中にしておきたい準備を時系列で示した図解

合流と車線変更で気をつけたいこと

高速道路で初心者が緊張しやすいのが、本線への合流です。加速車線でしっかり速度を上げて、ミラーと目視で後ろを確かめてから合流しましょう。

車線変更も同じで、早めに合図を出してから動くのが基本です。大型車の近くは風の影響を受けやすいので、無理に並ばないようにしてみてください。

初めての高速道路の前のチェック
  • 乗るバイクが126cc以上か確かめた
  • 走る区間と休憩場所を決めた
  • 料金の払い方を決めた
  • タイヤ・ブレーキ・ライト・燃料を点検した
  • 雨具と防寒着を用意した
  • 1人で走る予定にした(二人乗りの条件を満たしていない場合)

高速道路を走る時の装備

普通自動二輪車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶらずに運転してはいけないと法律で決まっています。かぶっていない人を乗せて運転することもできません。

装備選ぶ時のひとこと
ヘルメットあごひもを締めて、サイズが合っている物を
グローブ手のひら側も厚みがあり、操作しやすい物を
ジャケット風を通しにくく、体を守るパッドが入った物を
靴くるぶしまで覆い、ペダルを操作しやすい物を
雨具バイク用の上下が分かれた物が着やすい

ヘルメットや装備の選び方は、普通二輪のヘルメットと装備の選び方で詳しく紹介しています。

例えばこんな場面で考える

免許を取って最初の高速道路なら、隣のインターチェンジまでの1区間だけ走って一般道で戻る、という練習から始める方もいます。「まずは隣のインターまで行ってみよう」「帰りは下道でゆっくり戻ろう」くらいの気持ちで大丈夫です。

慣れてきたら、少しずつ距離を延ばしていきましょう。長距離ほど疲れがたまりやすいので、休憩の回数は多めにしておくと安心です。

普通二輪の高速道路でよくある相談

先に結論

よくある相談は「免許を取ってすぐ高速に乗るのは怖い」「小型限定のバイクで高速に乗れるか」「250ccで高速はしんどいか」の3つです。

知恵袋に寄せられた質問の中から、普通二輪で高速道路を走ることについての相談を3つ選んで答えます。

相談1 免許を取ってすぐ高速道路に乗るのが怖い

『免許を取ってすぐ高速道路に乗れるけれど、いきなり走るのは怖い』という相談がありました。その感覚は大切にしてほしいところです。

まずは一般道で、合流や車線変更に慣れておきましょう。そのうえで、交通量の少ない時間帯に短い区間から試してみてください。

例えばこんな会話をイメージしてみてください。「初めての高速、どこから走ればいい?」「家から近いインターから1区間だけ乗って、下道でゆっくり帰るのはどう?」くらいの小さな一歩で十分なんです。

相談2 小型限定の免許のバイクで高速道路は走れる?

『普通二輪の小型限定免許で乗れるバイクで、高速道路を走れるか』という質問もありました。

走れません。高速道路は総排気量125cc以下の普通自動二輪車は通行できないので、小型限定で乗れる125cc以下のバイクでは高速道路に入れないんです。

相談3 250ccで高速道路はしんどい?

『250ccのバイクで高速道路はしんどいとよく聞く』という相談も見られます。

250ccでも高速道路は走れますが、感じ方は車両や走り方、体力で変わります。疲れを感じやすい方は、休憩を多めに取り、無理のない距離から試してみてください。

『もっと余裕のある大きさがいい』と感じたら、400cc以下の範囲でバイクを見直すのも1つの考え方です。

高速道路をよく使う予定なら、バイクを選ぶ段階で販売店に「高速道路も走りたい」と伝えておくと、相談に乗ってもらいやすくなります。車体の大きさや乗る姿勢でも、長く走った時の疲れ方は変わるからです。

高速道路も走れるバイクへ乗り換えるなら

先に結論

125cc以下のバイクから高速道路も走れるバイクに乗り換えるなら、今のバイクの扱いを先に決めておくと、次のバイクの予算が立てやすくなります。

『今の125ccでは高速に乗れないから、250ccに乗り換えたい』という方も多いはずです。2台持ちにすると、税金も保険も2台分かかりますよね。

1台にまとめるなら、今のバイクを手放したお金を次の1台の資金に回せます。高速道路も走れるバイクに乗り換えるなら、今の原付や125ccがいくらになるかを先に確かめておくと、次のバイクの予算が立てやすくなります。

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初心運転者期間も覚えておこう

普通二輪免許を受けた日から通算1年に達するまでは「初心運転者期間」です。この間の違反が基準に当たると再試験の対象になるので、高速道路でも安全運転を心がけましょう。詳しくは普通二輪の初心者マークと初心運転者期間で紹介しています。

よくある質問

普通二輪で高速道路は何ccから走れますか?

総排気量125cc以下の普通自動二輪車は高速道路を通行できないので、126cc以上のバイクから走れます。普通二輪の免許で乗れるのは400cc以下です。

普通二輪の免許を取ってすぐ高速道路を走れますか?

1人で乗る場合の年数の条件は、二人乗りのようには定められていません。二人乗りは、20歳以上で普通二輪免許を受けていた期間が通算3年以上の場合だけです。

125ccのバイクで高速道路は走れますか?

走れません。総排気量125cc以下の普通自動二輪車は高速道路を通行できません。

小型限定普通二輪免許で高速道路は走れますか?

走れません。小型限定で乗れるのは125cc以下のバイクで、総排気量125cc以下の普通自動二輪車は高速道路を通行できないからです。

高速道路を走る時に初心者マークは要りますか?

初心者マークの表示義務の条文は、準中型自動車と普通自動車を対象にしていて、二輪車には表示義務の規定がありません。

まとめ

この記事の要点
  • 普通二輪で高速道路を走れるのは、126cc以上400cc以下のバイク
  • 125cc以下のバイクや、小型限定の免許で乗れるバイクでは高速道路を走れない
  • 高速道路の二人乗りは、20歳以上で普通二輪免許の期間が通算3年以上
  • 初めて走る前は、ルート・料金の払い方・点検・装備を準備する
  • 短い区間から始めて、休憩を多めにとる
普通二輪ドットコム

普通二輪ドットコム 編集部

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