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バイクを買う前に、『普通二輪の維持費って、毎年どれくらいかかるんだろう』と気になっていませんか。学生さんや、初めての1台を考えている方なら、なおさらですよね。
結論から言うと、普通二輪の維持費は「毎年かかるお金」「数年ごとにかかるお金」「その都度かかるお金」の3つに分けると見通しが立ちます。特に、250cc以下か、それを超えるかで車検の有無が変わり、維持費の形が大きく違うんです。
この記事を読めば、排気量別の維持費の中身と、乗る頻度が減った時にどう考えればいいかが分かります。
普通二輪の維持費は3つに分けると分かりやすい
普通二輪の維持費は、毎年かかる税金や保険、数年ごとの車検や自賠責の更新、その都度かかるガソリンや消耗品に分けられます。まずは自分のバイクにどれがかかるかを確かめましょう。
維持費というと一つのまとまったお金に聞こえますが、実はかかるタイミングがばらばらなんです。タイミングごとに分けると、いつ何のために用意すればいいかが分かります。
| かかるタイミング | 主な中身 | 特徴 |
|---|---|---|
| 毎年 | 軽自動車税、任意保険 | 金額がほぼ決まっていて予定を立てやすい |
| 数年ごと | 車検(251cc以上)、重量税、自賠責保険の更新 | まとまった額が一度に出ていく |
| その都度 | ガソリン、オイル、タイヤ、駐輪場代、修理 | 乗り方や距離で大きく変わる |
『月にいくらかかる?』と考えるより、この3つのタイミングで用意しておく方が、急な出費に慌てずに済みますよ。

排気量の帯で区分が変わる
普通二輪免許で乗れるバイクは、排気量で3つの帯に分かれます。帯ごとに、税金の区分や車検の有無が違うんです。
| 排気量の帯 | 呼ばれ方 | 管理する書類 | 車検 |
|---|---|---|---|
| 125cc以下 | 原付二種 | 標識交付証明書(市区町村) | 無い |
| 126〜250cc | 軽二輪 | 軽自動車届出済証 | 無いとされている |
| 251〜400cc | 小型二輪 | 自動車検査証 | ある |
車検の対象は、排気量250cc超の小型二輪車です。250ccと400ccの違いは250ccと400ccの違い|車検・届出・税金で変わることで詳しく紹介しています。
排気量別に見る普通二輪の維持費
毎年の軽自動車税は、東京都港区の例で125cc以下(90cc超)が2,400円、126〜250ccが3,600円、251cc以上が6,000円です。251cc以上は、これに車検と重量税が加わります。
ここからは、税金と保険、車検を排気量の帯ごとに見ていきます。数字は公的な資料にあるものだけを載せていますね。
毎年かかる軽自動車税
軽自動車税(種別割)は、毎年4月1日時点の持ち主にかかる税金です。東京都港区の税率は次のとおりです。
| 区分 | 排気量 | 年額(東京都港区の例) |
|---|---|---|
| 原付第二種乙 | 90cc以下 | 2,000円 |
| 原付第二種甲 | 125cc以下 | 2,400円 |
| 軽二輪 | 125cc超250cc以下 | 3,600円 |
| 二輪の小型自動車 | 250cc超 | 6,000円 |
大阪市も、90cc超125cc以下を2,400円、二輪の軽自動車を3,600円と案内しています。お住まいの市区町村でも、念のため確かめてみてください。
自賠責保険料
自賠責保険は、加入が義務の保険です。2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から料率が引き上げられるので、どちらの額かに気をつけてください。
| 区分(離島以外・沖縄県を除く) | 12か月 | 24か月 | 36か月 |
|---|---|---|---|
| 軽二輪(2026年10月31日以前に始まる契約) | 7,100円 | 8,920円 | 10,710円 |
| 軽二輪(2026年11月1日以降に始まる契約) | 7,800円 | 9,780円 | 11,700円 |
| 小型二輪(2026年10月31日以前に始まる契約) | 7,010円 | 8,760円 | 10,490円 |
| 小型二輪(2026年11月1日以降に始まる契約) | 7,730円 | 9,640円 | 11,510円 |
長い期間でまとめて入るほど、1年あたりの額は下がります。125cc以下の保険料は、加入する窓口の案内で確かめてみてください。
251cc以上は車検と重量税
251cc以上の小型二輪には車検があり、有効期間は初回3年、2回目以降は2年です。車検の時には、重量税と自賠責保険の更新が一緒にかかります。
| 小型二輪の重量税(自家用・エコカー減免なしの例) | 1年 | 2年 |
|---|---|---|
| 13年未満 | 1,900円 | 3,800円 |
| 13年経過 | 2,300円 | 4,600円 |
| 18年経過 | 2,500円 | 5,000円 |
この税額は国交省の運輸支局の税額表にある額で、2026年時点の解説でも同じ額が紹介されています。車検の検査や整備にかかる費用は、整備の内容や依頼先で変わるので、依頼先で見積もりを取ってみてください。
126〜250ccの軽二輪は、新規届出の時に重量税4,900円を一度だけ納めるとする解説が多いです。国の一次資料では確認できていないので、買う時に販売店で確かめてください。
排気量帯別のまとめ表
ここまでを一枚の表にまとめてみました。自分が乗りたいバイクの列を見てみてください。
| 項目 | 125cc以下(90cc超) | 126〜250cc | 251〜400cc |
|---|---|---|---|
| 軽自動車税(毎年・港区の例) | 2,400円 | 3,600円 | 6,000円 |
| 自賠責保険 | 加入先で確認 | 上の表を参照 | 上の表を参照 |
| 車検 | 無い | 無いとされている | 初回3年・以降2年 |
| 重量税 | 無い | 新規届出時のみとする解説が多い | 車検ごと |
| 高速道路 | 走れない | 走れる | 走れる |
決まった額だけで1年分を出してみると
『で、1年あたりだといくら?』と思いますよね。ここでは、額が決まっている税金・自賠責・重量税だけを、1年あたりに直してみます。
| 計算の例 | 126〜250cc | 251〜400cc(13年未満) |
|---|---|---|
| 軽自動車税(港区の例) | 3,600円 | 6,000円 |
| 自賠責保険(2026年11月1日以降・24か月を2で割る) | 4,890円 | 4,820円 |
| 重量税(2年分を2で割る) | 新規届出時のみとする解説が多い | 1,900円 |
| 1年あたりの合計 | 8,490円 | 12,720円 |
ここに、任意保険・ガソリン・消耗品・駐輪場代、そして251cc以上なら車検の検査や整備の費用が加わります。決まった額は思ったより小さく、乗り方で変わるお金の方が大きくなりやすいんです。

維持費が上がるタイミングも知っておく
同じバイクに乗り続けていても、維持費が上がるタイミングがあります。知らずにいると、『去年より高い』と驚くことになるんです。
| タイミング | 上がるもの |
|---|---|
| 2026年11月1日以降に始まる自賠責の契約 | 自賠責保険料(基準料率が平均6.2%引上げ) |
| 小型二輪で13年を過ぎた車検 | 重量税(2年分3,800円から4,600円の例) |
| 小型二輪で18年を過ぎた車検 | 重量税(2年分5,000円の例) |
古いバイクを長く乗る人は、重量税の段階も頭に入れておきましょう。13年経過は、初度検査年月から12年11か月以後に検査証の交付などを受ける場合とされています。
車検の年の流れ
251cc以上に乗る人は、車検の年にまとまった出費があります。慌てないよう、流れを先に知っておきましょう。
- 自動車検査証で有効期間の満了日を確かめる
- 整備工場や販売店に見積もりを頼む、または自分で受ける準備をする
- 重量税と自賠責保険の更新分を用意しておく
- 検査を受けて、新しい有効期間の検査証を受け取る
『車検の時期を忘れていた』ということが無いよう、満了日をカレンダーに入れておくと安心ですよ。
その都度かかるお金も忘れずに
ガソリン、オイル、タイヤ、駐輪場代、任意保険は、乗り方や住んでいる場所で大きく変わります。決まった額が無いぶん、自分の使い方で見積もっておくことが大事です。
税金や自賠責は額が決まっていますが、ここからのお金は人によって違います。『みんなはいくら?』より、『自分はどう乗るか』で考えてみてください。
| 項目 | 変わる理由 | 見積もり方 |
|---|---|---|
| ガソリン | 走る距離と燃費 | 1か月に走る距離から逆算する |
| オイル・消耗品 | 走行距離と乗り方 | 交換の目安を販売店に聞く |
| タイヤ | 走行距離と保管場所 | 溝とひび割れで交換時期を見る |
| 駐輪場代 | 住まいや職場の環境 | 近くの駐輪場の料金を調べる |
| 任意保険 | 年齢・補償内容・等級 | 保険会社で見積もりを取る |
任意保険は入っておきたい
自賠責保険だけでは、相手の車や物への補償はされません。万一の事故に備えて、任意保険にも入っておくと安心です。
任意保険の額は、年齢や補償内容で大きく変わります。若い人ほど高くなりやすいので、バイクを決める前に見積もりを取っておくのがおすすめですよ。保険の選び方はバイクの自賠責保険と任意保険で紹介しています。
- 1か月に走る距離のおおよその目安を出した
- 家や職場の近くの駐輪場の料金を調べた
- 任意保険の見積もりを取った
- 251cc以上なら、車検の年の出費を見込んだ
- 消耗品の交換の目安を販売店に聞いた
例えばこんな場面です。通勤で毎日乗る人は、ガソリンとタイヤの減りが早くなります。週末だけ乗る人は走る距離が少ない分、税金や保険といった「乗らなくてもかかるお金」の割合が大きくなるんです。
乗る頻度が減った時の考え方
税金や保険、駐輪場代は、乗っても乗らなくてもかかります。乗る頻度が減ってきたら、維持し続けるか、乗り換えるか、手放すかを一度考えてみましょう。
『最近ほとんど乗っていないけど、なんとなく置いたまま』という方も多いはずです。実は、普通二輪の維持費の多くは、乗らなくてもかかるお金なんです。
さらに、長く動かさないとバッテリーが上がったりタイヤが傷んだりして、いざ乗る時に整備費がかさむこともあります。
乗る頻度別の判断表
| 乗る頻度 | 考え方 | おすすめの動き方 |
|---|---|---|
| 毎週乗っている | 維持費に見合った使い方 | 任意保険や駐輪場の見直しで負担を軽く |
| 月に1回くらい | 維持費が割高になりがち | 次の車検や税金の前に、続けるか考える |
| 数か月乗っていない | 乗らなくてもお金がかかる状態 | 買取の無料査定で手取りを確かめ、売るか決める |
| もう乗る予定が無い | 置いておくほど状態が落ちやすい | 売る・譲る・廃車のどれにするか決める |
| 別のバイクに乗り換えたい | 今のバイクが次の資金になる | 査定額を確かめてから次の予算を決める |
例えばこんな場面です。4月1日をまたぐと、その年度の軽自動車税がかかります。乗らないバイクを手放すなら、3月中に手続きを済ませられるよう、少し早めに動いておくと安心です。

長く乗らない時に気をつけたいこと
乗らずに置いておくと、お金だけでなくバイクの状態にも影響が出ます。『久しぶりに乗ろうとしたら、エンジンがかからない』という話はよく聞きますよね。
バッテリーが上がる、タイヤの空気が抜けてひび割れる、タンクの中のガソリンが傷む、といったことが起きやすくなります。乗る予定が無いなら、動くうちに今後のことを決めておくのがおすすめです。
動かなくなったバイクの手放し方は動かないバイクは売れる?、廃車の手続きはバイクの廃車手続きで紹介しています。
乗り換えか手放すかで迷ったら
乗り換えを考えている人は、今のバイクがいくらで売れるかで次の予算が変わります。買取の値段は、車種・年式・状態・時期で変わるので、査定を受けてみるのがいちばん確かです。
- この1年でどのくらい乗ったかを振り返る
- 次の1年でかかる税金・保険・車検のお金を書き出す
- 買取の無料査定で、今のバイクの手取りを確かめる
- 維持費と手取りを並べて、続けるか手放すかを決める
- 手放すなら、売る・譲る・廃車のどれにするか選ぶ
乗り換えの流れは原付・125ccから普通二輪のバイクへ乗り換える手順、売る時の流れはバイクの買取|売る前に知っておきたいことと流れで紹介しています。
維持費を払い続けるか迷っているなら、まずは今のバイクの手取りを知っておくと、続ける・手放すのどちらでも落ち着いて決められます。
バイク買取のバイク王
乗り換える前に、今のバイクがいくらになるか確かめてみませんか
原付や125cc、乗らなくなったバイクがあるなら、バイクの買取専門店の無料査定で今の値段を確かめる方法があります。売るかどうかは査定額を見てから決められます。
無料バイクの無料査定を申し込む(バイク買取サービスの公式サイトに移動します)
乗り続けると決めたら維持費を見直す
乗り続けると決めた人は、維持費を少しでも軽くする工夫をしてみましょう。特別なことをしなくても、見直せるところはあるんです。
- 自賠責保険を長い期間でまとめて入る
- 任意保険の補償内容が今の乗り方に合っているか見直す
- 駐輪場の場所や契約を見直す
- 空気圧やチェーンの手入れを自分でもして、消耗を遅らせる
学生が維持費を抑える考え方
通学や通勤のために普通二輪を考えている学生さんは、維持費の中でも任意保険の負担が重くなりやすいです。若い人ほど保険料が高くなりやすいからなんです。
- 家族の保険で使える特約が無いか聞いてみる
- 学校や自宅の駐輪場が使えるか確かめる
- 通学の距離から、ガソリン代の目安を出す
- 税金や車検の少ない250cc以下も候補に入れる
例えばこんな場面です。通学で毎日乗るなら、税金と車検の負担が軽い250cc以下にしておくと、毎年のお金を抑えやすくなります。高速道路を使わないなら、125cc以下も選択肢ですね。
普通二輪の維持費でよくある相談
維持費の相談は、「小型と普通の差」「普通と大型の差」「トータルでいくらか」の3つが目立ちます。
相談1 「小型二輪と普通二輪で維持費はどれくらい違う?」
『小型二輪(125cc以下)と普通二輪で、維持費はどれくらい差がある?』という相談がありました。
決まった額で比べやすいのは軽自動車税です。東京都港区の例では、125cc以下(90cc超)が2,400円、126〜250ccが3,600円、251cc以上が6,000円です。251cc以上になると車検と重量税も加わるので、差はさらに広がります。
一方で、ガソリンや任意保険は乗り方で変わるので、一概には言えません。乗りたい使い方で見積もってみてください。
相談2 「普通二輪と大型二輪の維持費は変わらない?」
『普通自動二輪と大型自動二輪の維持費の差はあまり無い?』という相談もありました。
実は、250ccを超えるバイクは、400ccでも大型でも税金と自賠責の区分は同じ「小型二輪」です。軽自動車税も自賠責保険料も、同じ表の額になります。差が出やすいのは、ガソリン、タイヤなどの消耗品、任意保険といった乗り方で変わるお金ですね。
相談3 「普通二輪の維持費はトータルでいくら?」
『普通二輪の維持費って、トータルでどれくらいかかる?』という相談もありました。いちばん知りたいところですよね。
ただ、トータルの額は、走る距離、駐輪場の有無、任意保険の内容で人によって大きく違います。この記事の表で決まっている額を足し、そこに自分の使い方で見積もったお金を足すと、自分だけのトータルが出せますよ。
「通学で毎日乗るつもりなんですけど、いくら見ておけばいいですか?」
「税金と保険は表の額で、ガソリンは片道の距離から出してみましょう」
よくある質問
普通二輪の維持費で、毎年決まってかかるのは何ですか?
軽自動車税(種別割)です。東京都港区の例では、126〜250ccが年3,600円、251cc以上が年6,000円です。任意保険に入っていれば、その保険料も毎年かかります。
250ccと400ccで、維持費はどちらが安いですか?
税金と車検の面では250cc以下の方が軽くなります。251cc以上は車検があり、軽自動車税も東京都港区の例で6,000円と高くなります。
自賠責保険料は上がるのですか?
2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から料率が引き上げられます。例えば軽二輪の24か月は、それより前に始まる契約の8,920円から9,780円になります。
乗っていないバイクにも維持費はかかりますか?
かかります。軽自動車税は4月1日時点の持ち主にかかり、自賠責保険や駐輪場代も乗らなくても必要です。乗る予定が無いなら、手放すことも考えてみてください。
普通二輪の維持費を一番左右するのは何ですか?
決まった額の税金や自賠責より、任意保険・ガソリン・消耗品・駐輪場代といった乗り方で変わるお金の方が大きくなりやすいです。まずは任意保険の見積もりを取ってみてください。
車検の費用はどのくらいですか?
重量税と自賠責保険は決まった額がありますが、検査や整備の費用は依頼先と整備の内容で変わります。依頼先で見積もりを取ってください。
まとめ
- 普通二輪の維持費は、毎年・数年ごと・その都度の3つに分けて考える
- 軽自動車税は港区の例で125cc以下(90cc超)2,400円、126〜250cc 3,600円、251cc以上6,000円
- 251cc以上は車検(初回3年・以降2年)と重量税がかかる
- 自賠責保険料は2026年11月1日以降に始まる契約から上がる
- 乗る頻度が減ったら、維持費と今のバイクの手取りを並べて続けるか決める





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