小型限定普通二輪免許の教習所・合宿の選び方|日数と通い方

小型限定普通二輪免許を教習所の通いと合宿のどちらで取るかを紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が警察庁・各都道府県警察などの公式情報や読者の声を調べて独自に執筆しています。教習の時限数・手数料・法令は改定されることがあるため、最新の公式案内で確認してください。本ページにはプロモーションが含まれます。

125ccのバイクに乗りたくて小型限定普通二輪免許を調べると、『近くの教習所で通うのと合宿、どっちがいいの?』と迷いますよね。小型限定はコースを用意していない教習所もあるので、探すだけでもひと苦労です。

結論から言うと、小型限定は教習時限が短いので、近くの教習所に通う形でも無理なく取りやすい免許です。合宿は、まとまった休みがある時や、近くに受け付けている教習所がない時の選択肢です。

この記事を読めば、小型限定普通二輪免許の教習所と合宿の違い、自分に合う取り方と教習所選びのポイントが分かります。

目次

小型限定普通二輪免許は教習所でどれくらいかかる?

先に結論

小型限定普通二輪免許は、普通二輪の中でも教習時限がいちばん短い免許です。普通免許を持っている方なら、AT小型限定の技能教習は最短8時限で済みます。

小型限定普通二輪免許は、125cc以下の普通自動二輪車に限って運転できる普通二輪免許です。どんな免許なのかは小型限定普通二輪免許とはで詳しく紹介しています。

ここでは、教習所で受ける教習の量を先に見ておきましょう。指定教習所の時限数は、道路交通法施行規則で決まっています。

取る免許持っている免許技能教習学科教習
小型限定(MT)なし(原付だけを含む)12時限26時限
小型限定(MT)普通免許など10時限1時限
AT小型限定なし(原付だけを含む)9時限26時限
AT小型限定普通免許など8時限1時限

1時限は50分です。表の数は最短の時限で、上達の具合によって延びることがあります。

普通二輪(MT)は免許なしで技能19時限なので、小型限定の短さがよく分かりますよね。特に普通免許を持っている方は学科が1時限になるので、通う回数がぐっと少なくなるんです。

試験の課題も少し違う

法令では、小型限定普通二輪免許の技能試験は、連続進路転換コース(スラローム)を除くとされています。一本橋の基準も、運転免許技能試験の実施基準では普通二輪車の7秒以上に対して、小型二輪車は5秒以上です。

ただし、教習所の卒業検定の採点がこれと同じかは、教習所の案内で確認してみてください。『小型だから楽勝』と決めつけず、基本の練習を丁寧に積むのが近道です。

通いと合宿を「日数・予定・費用の見え方」で比べる

先に結論

小型限定は教習が短いぶん、通いでも予定を組みやすいのが強みです。合宿は日程がまとまっている安心感がありますが、小型限定のコースを用意している所は限られるので、まず受け付けているかを確かめましょう。

小型限定普通二輪免許の合宿と通いの違いを、3つの見方で比べてみました。

見る所教習所に通う合宿で取る
日数予約の取れ方しだいで延びも縮みもする日程があらかじめ組まれている
予定の組みやすさ仕事や学校の空き時間に入れられる連続した休みが要る
費用の見え方教習料金に交通費が加わる料金に宿泊や食事を含む所が多い
探しやすさ近くの教習所に聞けば分かる小型限定を受け付けている所を探す手間がある
向いている人平日夜や週末に通える人まとまった休みが取れる人
小型限定普通二輪免許を、教習所の通いと合宿で、日数・予定の組みやすさ・費用の見え方から比べた図解

小型限定ならではの短さをどう活かす?

普通免許を持っている方のAT小型限定には、少し特別なルールがあります。この場合は特例で、1日に4時限まで技能教習を受けられるんです。

ふつうは1日3時限まで(基本操作及び基本走行は2時限まで)なので、この特例は大きいですよね。そのため、普通免許を持っている方向けにAT小型限定を2日間で終えるコースを用意している教習所もあります。

例えば、ある教習所では2日間コースの総合計を127,930円(税込・2024年1月改定の料金)と公開していました。別の教習所の2日間コースは93,500円(税込)と案内されています。

教習所や地域でこれだけ差があるので、通える範囲で見比べてみてください。費用の内訳は小型限定普通二輪免許の費用で詳しく紹介しています。

合宿を考えるなら確かめたいこと

合宿の申込サイトでは、普通二輪の合宿を多く扱っています。ただ、小型限定やAT小型限定の合宿コースがあるかは、合宿の申込サイトや教習所の公式案内で確認が必要です。

合宿で探す時のひとこと

合宿は宿泊や食事を含んだ料金で案内されることが多い分、交通費の扱いや、延泊した時の料金が教習所ごとに違います。申し込む前に、何が料金に含まれるかを一覧で確かめておきましょう。

普通二輪の合宿そのものの流れは、普通二輪の合宿免許で紹介しています。

自分に合うのはどっち?状況別の判断表

先に結論

普通免許を持っていて連休が取れるなら、短期コースのある教習所が第一候補です。免許なしで平日に通えるなら、近くの教習所に通う形がいちばん無理がありません。

『結局、自分はどっちなの?』と迷う方も多いはずです。状況ごとに向いている取り方をまとめてみました。

こんな状況なら向いている取り方理由
普通免許あり・AT小型限定・連休が2日ある短期コースのある教習所1日4時限の特例を活かせる
普通免許あり・平日夜しか通えない近くの教習所に通う技能8〜10時限なら少しずつでも進む
免許なし・学校や仕事の合間に通いたい近くの教習所に通う学科26時限を自分のペースで受けられる
免許なし・長い休みがある合宿も候補に入れる学科と技能をまとめて進められる
近くの教習所が小型限定を受け付けていない少し遠い教習所か合宿受け付けている所を広げて探す
小型限定普通二輪免許を取る人の状況から、通いと短期コースと合宿のどれが向くかを選ぶ判断の図解

例えばこんな場面で考える

普通免許があり、通勤用に125ccのスクーターに乗りたい場合を考えてみます。土日の2日間で短期コースを受ければ、平日の仕事に影響を出さずに済みますよね。

原付から乗り換えたい高校生なら、学科が26時限あるので、放課後に少しずつ通う形が合っています。学校のルールや保護者の同意が必要な場合もあるので、先に確かめておきましょう。

『短期コースなら誰でも2日で取れる』と思いがちですが、上達の具合で時限は延びることがあります。予定には少し余裕を持たせておくと安心です。

小型限定普通二輪免許の教習所を選ぶチェックリスト

先に結論

教習所を選ぶ時は、料金の安さだけでなく、小型限定を受け付けているか、予約が取りやすいか、追加料金がどうなるかをまとめて確かめるのがコツです。

教習所の選び方で後悔しやすいのは、入校してから『予約が取れない』『思ったより遠い』と気づくパターンです。申し込む前に、次の点を確かめてみてください。

教習所に申し込む前のチェック
  • 小型限定・AT小型限定のコースを受け付けているか
  • 普通免許がある場合の時限と料金が出ているか
  • 技能教習の予約が取りやすい時間帯はいつか
  • 追加教習や検定をやり直す時の料金はいくらか
  • 自宅や職場からの距離と通い方に無理がないか
  • 教習期限(9か月以内)に終えられる予定が組めるか

教習は9か月以内に終える決まりがあります。小型限定は時限が少ないので期限が問題になることは少ないですが、忙しい時期と重ならないように入校日を決めておきましょう。

教習所の探し方全体は普通二輪の教習所の選び方でも紹介しています。

よくある失敗

料金表の総額だけを比べて決め、追加教習の料金が高い教習所を選んでしまうことがあります。延びた時にいくらかかるかも、同じ表で見比べておきましょう。

遠い教習所に通う時の考え方

教習所まで距離がある場合、行き帰りの時間も教習の一部と考えておくと計画が立てやすくなります。片道に時間がかかるなら、1日に受ける時限をまとめて通う回数を減らすのも手です。

ただ、1日に受けられる時限には上限があります。教習所の予約の組み方を、窓口で相談してみてください。

小型限定の教習所選びでよくある相談

先に結論

よくある相談は「普通免許なしでも難しくないか」「通いと合宿のどちらが安いか」「125ccが原付免許で乗れるようになったのでは」の3つです。

知恵袋に寄せられた質問の中から、小型限定普通二輪免許の教習所選びに関わる相談を3つ選んで答えます。

相談1 普通免許なし・原付歴が長いけれど、AT小型限定は難しい?

『車の免許はないけれど、原付には長く乗っている。AT小型限定は取れるのか』という質問がありました。スクーターに慣れている方ほど、教習の課題が気になりますよね。

公道の流れに慣れていることは、学科や交差点の走り方で役に立ちます。一方で、一本橋や急制動のような課題は、ふだんの運転ではあまりしない動きです。

免許なしの場合、AT小型限定の技能教習は最短9時限、学科は26時限です。焦らず1時限ずつ積み上げていけば大丈夫です。不安な点は、入校前に教習所の窓口で相談してみてください。

相談2 通いと合宿、どちらが安い?

『小型AT限定を取りたい。通学と合宿のどちらが費用を抑えられるか』という相談もありました。

小型限定は通いでも日数が少ないので、合宿の宿泊・食事込みの料金と比べると、通いの方が安く見えることもあります。ただ、教習所や時期で料金は変わるので、どちらが安いと言い切ることはできません。

通える教習所の総額と、合宿の総額に交通費を足した額を、同じ条件で並べて比べてみてください。

相談3 125ccが原付免許で乗れるようになったのでは?

『原付が125ccまで乗れるようになると聞いた。小型限定はもう要らないのか』という質問も多く見られます。ここは勘違いしやすいところです。

2025年4月1日から、総排気量125cc以下で最高出力が4.0kW以下に制御された「新基準原付」だけが、原付免許で運転できるようになりました。

従来の125ccのバイク(ピンクや黄色のナンバー)は、今も原付免許では運転できません。これらに乗るには、小型限定を含む普通自動二輪免許が必要です。

乗りたいバイクの区分を確かめよう

買う予定のバイクが新基準原付かどうかは、販売店で最高出力を確かめてみてください。区分の違いは原付と普通二輪の違いで紹介しています。

免許を取ったら考えたいバイクのこと

先に結論

小型限定を取ると、今の原付から125ccに乗り換える方が多くなります。教習所に申し込む前に、今のバイクをどうするかも考えておくと、免許と次のバイクの予算を一緒に組めます。

小型限定普通二輪免許を取ったら、『すぐに125ccに乗りたい』という方も多いですよね。そこで考えたいのが、家にある原付の扱いです。

免許を取ってから乗り換えるまでの順番
  1. 乗りたい125ccのタイプ(スクーターかギア付きか)を決める
  2. 今の原付を残すか手放すかを決める
  3. 今の原付がいくらになるかを確かめる
  4. 教習費用と次のバイクの予算を合わせて考える

2台持ちにすると、税金も保険も2台分かかります。乗り換えるなら、今の原付がいくらになるかを先に確かめておくと、次のバイクの予算が立てやすくなります。

バイク買取のバイク王

乗り換える前に、今のバイクがいくらになるか確かめてみませんか

原付や125cc、乗らなくなったバイクがあるなら、バイクの買取専門店の無料査定で今の値段を確かめる方法があります。売るかどうかは査定額を見てから決められます。

無料バイクの無料査定を申し込む

(バイク買取サービスの公式サイトに移動します)

なお、小型限定で乗れる125cc以下の普通自動二輪車は、高速道路を走れません。遠出で高速道路を使いたくなったら、限定のない普通二輪への切り替えも考えてみてください。

よくある質問

小型限定普通二輪免許は教習所で何時限かかりますか?

最短で、免許なしならMTが技能12時限・AT小型限定が技能9時限、学科はどちらも26時限です。普通免許などがあれば、MTが技能10時限・ATが技能8時限、学科は1時限になります。

小型限定普通二輪免許は合宿でも取れますか?

小型限定のコースを用意している合宿もありますが、扱いは教習所ごとに違います。合宿の申込サイトや教習所の公式案内で、小型限定・AT小型限定を受け付けているかを確かめてください。

AT小型限定は2日で取れますか?

普通免許などを持っている方は、特例で1日4時限まで技能教習を受けられるため、2日間で終えるコースを用意している教習所もあります。上達の具合で時限が延びることもあるので、予定には余裕を持たせておきましょう。

教習所を卒業した後はどこで免許をもらいますか?

卒業証明書を持って、住所地の運転免許試験場で手続きをします。東京都の例では、指定教習所を卒業した人の手数料は運転免許証のみの場合で4,200円です。

まとめ

この記事の要点
  • 小型限定普通二輪免許は教習時限が短く、近くの教習所に通う形でも取りやすい
  • 普通免許がある人のAT小型限定は1日4時限の特例があり、2日間コースを持つ教習所もある
  • 合宿は小型限定を受け付けているかを先に確かめる
  • 教習所選びは、料金に加えて予約の取りやすさと追加料金を見比べる
  • 従来の125ccのバイクは原付免許では乗れず、小型限定以上の免許が必要
普通二輪ドットコム

普通二輪ドットコム 編集部

普通二輪(普通自動二輪)免許の種類・費用・教習の流れから、免許を取った後のバイク選び、乗り換えや手放し方まで、普通二輪にまつわる疑問を整理している情報サイトです。 公式サイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次