普通二輪の中古バイクの選び方|1台目で失敗しないチェック

普通二輪の中古バイクを選ぶ時に店頭で見る所を紹介する記事のアイキャッチ

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普通二輪の免許が取れて、いよいよ最初の1台。予算を考えて中古にしたいけれど、『どこを見ればいいのか分からない』と不安な方も多いはずです。

結論から言うと、普通二輪の中古バイクは「書類・外装・エンジン・足回り」の順に見ていくと、見落としが減ります。順番を決めておけば、店頭で舞い上がっても大事な所を飛ばしにくいんです。

この記事を読めば、中古バイクの店頭でのチェックリストと、お店で聞いておくこと、今のバイクから乗り換える時の考え方が分かります。

目次

普通二輪の中古バイク、見に行く前に決めておくこと

先に結論

見に行く前に「排気量の区分」と「総額の予算」の2つを決めておくと、候補が絞りやすくなります。250cc以下か250cc超かで、車検の有無と毎年の税金が変わるからです。

普通二輪の免許で乗れるのは400cc以下のバイクです。その中でも、250ccを境に維持のしかたがかなり変わるんです。

区分車検軽自動車税(年額・港区の例)書類
原付二種(125cc以下)なし2,000円〜2,400円市区町村の標識交付証明書
軽二輪(125cc超250cc以下)なし3,600円軽自動車届出済証
二輪の小型自動車(250cc超)あり6,000円自動車検査証

車検は国交省の案内で、二輪自動車は初回3年、2回目以降2年です。税金は毎年4月1日時点の持ち主にかかるので、買う時期によっては、その年の税金を誰が払うかも話に出てきます。

予算は「車両の値段」より「総額」で考える

中古バイクの値段は、車種や年式、状態、時期で大きく変わります。そのため、この記事では相場の数字は出しません。

ただ、どの車両でも、車両の値段のほかに整備や登録の費用、保険などがかかります。値段の表示を見る時は、乗り出すまでの総額がいくらになるかを聞くのが大事です。

予算に入れておくもの中身の例
車両の値段表示されている本体の価格
整備や登録の費用納車前の整備・名義変更・ナンバーの手続き
保険自賠責保険と任意保険
装備ヘルメット・グローブなど
毎年かかるもの軽自動車税、250cc超なら車検の費用

例えばこんな場面で考える

平日の通勤が中心で、たまに高速道路を使う場合を考えてみます。車検のない軽二輪の区分から探すと、毎年の出費を抑えながら高速道路も走れますね。

一方で、『長い距離をゆったり走りたい』という方は、250cc超も候補に入ってきます。その場合は、車検の残りが長い車両を選ぶと、買ってすぐ車検の費用がかかる心配が減りますよ。

新車と中古を含めた予算の立て方は普通二輪のバイクの値段で紹介しています。

店頭で見る順番は「書類・外装・エンジン・足回り」

先に結論

最初に書類を見て、その車両が手続きできる状態かを確かめます。そのあと外から見える所、エンジン、走りに関わる足回りの順に見ていくと、見落としが減ります。

『見た目がきれいだから大丈夫そう』と、外装だけで決めてしまう方もいますよね。実は、いちばん先に見たいのは書類なんです。

中古バイクを店頭で見る時の順番を、書類・外装・エンジン・足回りの4段で示した図解

1段目 書類を見る

250cc超なら自動車検査証、125cc超250cc以下なら軽自動車届出済証が、その車両の書類です。車検がある車両なら、有効期間がいつまで残っているかも見ておきましょう。

中古で再び使う軽二輪の場合、新規の届出には軽自動車届出済証返納証明書と譲渡証明書などが要ることがあります。書類がそろっているかはお店が把握しているはずなので、遠慮なく聞いてみてください。

2段目 外装を見る

次に、タンクやカウル、ミラー、レバーの先などに傷やへこみがないかを見ます。左右で傷の付き方が違う時は、倒したことがあるかもしれません。

サビは、マフラーやボルトのまわり、チェーンなど金属の部分に出やすいところです。屋根のない所に置かれていた車両は、見えにくい所も見ておきましょう。

3段目 エンジンを見る

可能なら、エンジンをかけてもらって音を聞きます。かかりにくくないか、聞き慣れない音がしないか、マフラーから白い煙が続いていないかを見てみてください。

エンジンのまわりにオイルがにじんでいないかも、見ておきたい所です。素人目で判断しきれない所は、お店の人に「ここは大丈夫ですか」と聞くのがいちばん確かです。

4段目 足回りを見る

最後に、タイヤ・ブレーキ・チェーンなど走りに関わる所です。タイヤは溝の深さだけでなく、ひび割れがないかも見ておきます。

フロントフォークにオイルのにじみがないか、ハンドルを左右に切った時に引っかかりがないかも確かめておきましょう。

店頭での中古バイクのチェックリスト
  • 自動車検査証か軽自動車届出済証があり、車検の残りを確かめた
  • タンク・カウル・レバーの先に、目立つ傷やへこみがない
  • マフラーやボルトまわりのサビの具合を見た
  • エンジンのかかり方と音を確かめた
  • エンジンまわりにオイルのにじみがない
  • タイヤの溝とひび割れを見た
  • ブレーキとチェーンの状態を聞いた
  • またがって足つきを確かめた
よくある失敗

写真だけで決めて、実車を見ないまま買ってしまうことがあります。遠方で見に行けない時は、気になる所を写真や動画で送ってもらえるかお店に相談してみましょう。

お店で聞いておくこと

先に結論

「整備の内容」「保証の有無」「総額の内訳」「名義変更の進め方」の4つは、買う前に聞いておきたいことです。聞いた答えはメモしておくと、あとで比べやすくなります。

中古バイクは1台ごとに状態が違うので、同じ車種でも中身はまったく別物です。だからこそ、お店に聞くことが大事なんですね。

聞くことなぜ聞くか
納車前にどんな整備をするか消耗品の交換が値段に含まれているかが分かる
保証があるか、期間と範囲は買ってすぐの故障に備えられる
乗り出しの総額と内訳本体以外にかかる費用が分かる
名義変更やナンバーの手続きを代行してもらえるか自分で運輸支局や役所に行く手間が変わる
過去の整備の記録があるかどんな手入れをされてきたかが分かる

例えば、店頭ではこんなふうに聞くと話が早いですよ。

「この車両、乗り出しの総額でいくらになりますか。整備の内容も教えてください」
「納車前にタイヤとバッテリーを点検して、必要なら交換します。総額の内訳は書いてお渡ししますね」

名義変更の手続きを知っておく

軽二輪の名義変更は、新しい使用者の住所を管轄する運輸支局などで行います。譲渡証明書や、発行3か月以内の住民票の写しなどが必要です。

手続きの代行を受け付けているお店もありますが、流れを知っておくと安心です。詳しくはバイクの名義変更とはで紹介しています。

補足

125cc以下で新しく出てきた新基準原付は、最高出力4.0kW以下に制御された車両です。中古で125cc以下を見る時は、ナンバーの色と区分を確かめて、自分の免許で乗れるかも見ておきましょう。

普通二輪の中古バイクでよくある相談

先に結論

「1年だけ乗りたい」「欲しいバイクが高くて手が出ない」「初心者にどんなバイクがいいか」の3つがよく見かける相談です。

知恵袋などでよく見かける相談を、要約して答えていきます。

決まった期間だけ乗りたい

『教習所に通っていて、1年くらいだけ中型バイクを持ちたい』という相談があります。期間が決まっているなら、買う時から「売る時」のことも考えておくのがおすすめです。

書類をきちんと保管し、定期的に手入れしておけば、手放す時の手続きも慌てずにすみます。売る時の準備はバイクの買取|売る前に知っておきたいことと流れで紹介しています。

欲しいバイクの値段が高くて手が出ない

『憧れのバイクがあるけど、中古でも高くて手が出ない』という相談も多いです。年式の古い人気車は、値段が下がりにくいこともあります。

予算を広げる方法の一つが、今持っている原付やバイクを売って資金に回すことです。また、古い車両は維持費も見ておきたいところです。250cc超の車両は、初度検査から一定の年数がたつと重量税が上がります。

250cc超の重量税(継続検査・1年・自家用)額
13年未満1,900円
13年経過2,300円
18年経過2,500円

大型と普通、中古はどちらが手に入れやすい?

『中古で探すなら、大型の車両と普通二輪の車両、どちらが安く手に入りやすいの?』という相談もあります。値段や台数は車種や時期で変わるので、どちらとは言い切れません。

ただ、普通二輪の免許で乗れるのは400cc以下だけです。まずは自分の免許で乗れる範囲で探し、その中で予算と状態のバランスを見ていくのが現実的ですね。

初心者はどんなバイクがいい?

『免許を取ったばかりで、どんなバイクにすればいいか分からない』という相談もよく見かけます。この記事では車種のおすすめはしませんが、足つきと重さ、使い方に合った排気量の区分で選ぶのが基本です。

最初の1台の選び方は普通二輪のバイクの選び方でも紹介しています。

今のバイクをどうする?乗り換えの判断表

先に結論

中古で次の1台を探すなら、今のバイクの行き先を先に決めておくと予算が立てやすくなります。乗り換え予定で今のバイクがあるなら、まず無料査定で手取りを確かめるのが近道です。

『先に新しいバイクを決めてから、今のを売ればいいかな』と考える方もいますよね。ただ、手取りが分からないと、中古車選びの予算が決まらないんです。

今の状況おすすめの動き理由
原付や125ccから乗り換える予定今のバイクの無料査定で手取りを確かめてから中古車を探す総額の予算が決めやすい
家に乗っていないバイクがある書類をそろえて査定に出すか、手放し方を決める登録したままだと毎年税金がかかる
今のバイクに乗り続けて2台持ち2台分の税金・保険の維持費を見直す毎年の出費が増える
まだバイクを持っていない総額の予算と排気量の区分を決める候補が絞りやすい
今のバイクの状況別に、査定で手取りを確かめる・維持費を見直す・予算と排気量を決めるのどれが向くかを示した図解

今のバイクがいくらになるかが分かれば、中古車の候補もぐっと絞りやすくなります。次の1台を探し始める前に、手取りの目安を確かめておきましょう。

バイク買取のバイク王

乗り換える前に、今のバイクがいくらになるか確かめてみませんか

原付や125cc、乗らなくなったバイクがあるなら、バイクの買取専門店の無料査定で今の値段を確かめる方法があります。売るかどうかは査定額を見てから決められます。

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(バイク買取サービスの公式サイトに移動します)

乗り換えの順番
  1. 今のバイクの査定を受けて手取りを確かめる
  2. 総額の予算と排気量の区分を決める
  3. 店頭で書類・外装・エンジン・足回りを見る
  4. 整備・保証・総額の内訳を聞いて比べる
  5. 今のバイクの売却と新しいバイクの名義の手続きを進める

よくある質問

普通二輪の中古バイクで最初に見るところはどこですか?

書類です。250cc超なら自動車検査証、125cc超250cc以下なら軽自動車届出済証があるか、車検の残りはどうかを先に確かめると安心です。

中古バイクの値段の相場はいくらですか?

車種・年式・状態・時期で大きく変わるので、この記事では数字は出していません。乗り出しの総額と内訳をお店で聞いて比べてみてください。

250ccと400ccの中古で維持費は変わりますか?

変わります。250cc超は車検があり、軽自動車税も港区の例で年3,600円から6,000円に上がります。

中古バイクを買ったら自賠責保険はどうなりますか?

車両に残っている自賠責保険の期間や、引き継ぎの扱いをお店で確かめてみてください。自賠責保険料は2026年11月1日以降に始まる契約から改定されるので、新しく入る時期によって額が変わります。

名義変更は自分でしないといけませんか?

手続きの代行を受け付けているお店もあります。自分で行う場合、軽二輪は新しい使用者の住所を管轄する運輸支局などで手続きします。

まとめ

この記事の要点
  • 普通二輪の中古バイクは「書類・外装・エンジン・足回り」の順に見る
  • 見に行く前に排気量の区分と総額の予算を決めておく
  • お店では整備・保証・総額の内訳・名義変更の進め方を聞く
  • 250cc超は車検があり、古い車両は重量税も上がる
  • 乗り換えるなら、今のバイクの手取りを先に確かめると予算が立てやすい
普通二輪ドットコム

普通二輪ドットコム 編集部

普通二輪(普通自動二輪)免許の種類・費用・教習の流れから、免許を取った後のバイク選び、乗り換えや手放し方まで、普通二輪にまつわる疑問を整理している情報サイトです。 公式サイト

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