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普通二輪で走るのに慣れてくると、『そろそろ大型に上げたい』と思う方も多いですよね。ただ、免許の費用に加えて大型バイクの購入費もかかるので、全部でいくら要るのかが見えにくいものです。
結論から言うと、普通二輪から大型二輪へ上げる費用は「免許の費用」と「乗り換えの費用」の2つに分けて考えると分かりやすくなります。今のバイクをどうするかで、乗り換えの費用は大きく変わります。
この記事を読めば、普通二輪免許ありで大型二輪を取る費用の内訳と、乗り換えまで含めた予算の立て方が分かります。
普通二輪免許ありの大型二輪はどれくらい教習を受ける?
普通二輪(MT)を持っている人が大型二輪(MT)を取る場合、技能教習は最短12時限、学科教習は0時限です。免許なしから取るより、教習の量がぐっと少なくなります。
大型二輪免許の費用は、受ける教習の量で大きく変わります。指定教習所の時限数は道路交通法施行規則で決まっていて、表の数は最短です。
| 今持っている免許 | 大型二輪(MT)技能 | AT大型二輪 技能 |
|---|---|---|
| 普通二輪(MT) | 12時限 | 9時限 |
| AT普通二輪 | 16時限 | 10時限 |
| 小型限定普通二輪 | 20時限 | 17時限 |
| AT小型限定普通二輪 | 24時限 | 18時限 |
| 普通免許など(二輪なし) | 31時限 | 24時限 |
| 免許なし | 36時限 | 29時限 |
1時限は50分です。技能の時限は、上達の具合によって延びることがあります。
普通二輪免許を持っている方は、大型二輪の学科教習が0時限です。技能教習だけで済むので、通う日数も少なくなりますよね。
大型二輪の教習で増える課題
大型二輪の技能試験は、総排気量700cc以上の大型自動二輪車を使うと法令で決まっています。普通二輪より車体が大きく重くなるので、取り回しから慣れていくことになります。
運転免許技能試験の実施基準では、一本橋は普通二輪車の7秒以上に対して大型二輪車は10秒以上です。波状路という、立ち姿勢でできるだけ遅く走る課題も大型二輪だけにあります。
教習の内容と流れは普通二輪ありで大型二輪を取るで詳しく紹介しています。
免許の費用の内訳
免許の費用は、教習所に払う料金と、試験場に払う手数料の2つです。教習料金は教習所や地域で大きく違うので、通える範囲の教習所の公式料金で確かめるのがいちばん確実です。
普通二輪免許ありで大型二輪免許を取る費用は、次のように分けて考えると分かりやすくなります。
| 費用 | 中身 | 金額の目安 |
|---|---|---|
| 教習所の料金 | 入所金・技能教習・検定・教材など | 教習所の公式料金で確認 |
| 追加教習 | 技能の時限が延びた時の料金 | 教習所ごとに違う |
| 試験場の手数料 | 受験料と免許証の交付料 | 東京都の例で4,200円(運転免許証のみの場合) |
試験場の手数料は、マイナ免許証の扱いで額が変わります。東京都の例では、指定教習所を卒業した人の大型二輪の新規取得は、運転免許証のみで4,200円、マイナ免許証のみで3,400円、2枚持ちで4,300円です。
他の府県の手数料は、住所地の試験場の案内で確かめてください。
教習所の料金で見ておきたいこと
教習所の料金表を見る時は、総額だけでなく中身も比べてみてください。同じ総額でも、追加教習の料金が含まれているかどうかで、最後に払う額は変わります。
- 普通二輪免許ありの料金が出ているか
- 技能の時限が延びた時の追加料金はいくらか
- 検定をやり直す時の料金はいくらか
- 土日や平日夜の予約が取りやすいか
- MTかATか、どちらで取るかを決めたか
一発試験なら安くなる?
教習所に通わず、運転免許試験場で直接受ける方法もあります。東京都の例では、直接受験の手数料は運転免許証のみで6,900円です。
ただし、再試験のたびに受験料と試験車使用料がかかります。直接受験の場合は、取得時講習料(大型二輪は東京都の例で18,450円)が別にかかることもあります。扱いは持っている免許で変わるので、試験場で確認してみてください。
『一発で受かれば安い』と考えがちですが、何回目で受かるかは誰にも分かりません。費用の見通しを立てたいなら、教習所の方が計画は立てやすいはずです。
乗り換えまで入れた1枚の予算表
大型二輪に上げる費用は、免許の費用より、大型バイクに乗り換える費用の方が大きくなりがちです。今のバイクを売ったお金を次の資金に回すと、予算の見通しが立てやすくなります。
ここがこの記事でいちばん大事なところです。免許と乗り換えの費用を、1枚の予算表にまとめてみました。
| 区分 | 項目 | 考え方 |
|---|---|---|
| 免許 | 教習所の料金 | 通える教習所の公式料金で確かめる |
| 免許 | 試験場の手数料 | 東京都の例で4,200円(運転免許証のみ) |
| 乗り換え | 大型バイクの購入費 | 新車か中古か、車種で大きく変わる |
| 乗り換え | 自賠責保険 | 小型二輪自動車は24か月8,760円(2026年10月31日までに始まる契約) |
| 乗り換え | 軽自動車税 | 二輪の小型自動車は年6,000円(東京都港区の例) |
| 乗り換え | 車検・重量税 | 250cc超は車検があり、初回3年・以降2年ごと |
| 差し引き | 今のバイクを売った額 | 査定で金額を確かめて予算から引く |

自賠責保険料は、2026年11月1日以降に始まる契約から上がります。小型二輪自動車の24か月は9,640円になるので、加入する時期で額が違う点に気をつけてください。
大型バイクの維持費で変わること
今乗っているのが250cc以下なら、大型バイクに乗り換えると車検が加わります。運輸支局の案内では、車検の対象は排気量250cc超の小型二輪車です。
重量税は、自家用の小型二輪車の継続検査で2年3,800円(13年未満の場合)という国交省の税額表があります。年数がたつと上がるので、古い車両を選ぶ時は確かめておきましょう。維持費の全体は普通二輪の維持費で紹介しています。
費用を安く抑える考え方
免許の費用を抑えるには、教習の時限を延ばさないことと、料金の中身を比べることが大事です。乗り換えの費用は、今のバイクをどう手放すかで変わります。
『少しでも安く大型に上げたい』という方は多いはずです。費用を抑える考え方を、免許と乗り換えに分けて並べてみました。
| 抑えたい費用 | 考え方 |
|---|---|
| 教習の料金 | 普通二輪(MT)を持っていれば時限が少なく済む |
| 追加教習 | 教習の間を空けすぎず、感覚を忘れないうちに通う |
| 教習所選び | 追加教習の料金まで含めて比べる |
| 乗り換え | 今のバイクを売ったお金を購入費に回す |
| 維持費 | 2台持ちにせず、1台にまとめる |
例えばこんな場面で考える
今250ccのバイクに乗っていて、大型を取ったら大型バイク1台にまとめたい場合を考えてみます。250ccを残すと、税金も保険も2台分かかりますよね。
この場合は、免許を取る前に250ccがいくらになるかを確かめておくと、次の大型バイクの予算がはっきりします。「免許は取れたけど、次のバイクのお金が足りない」という事態も避けられます。
AT普通二輪から上げる方は、大型二輪(MT)なら最短16時限、AT大型二輪なら最短10時限です。『今乗っているスクーターから大型のスクーターへ』という方は、AT大型にすると教習の時限を少なく抑えられます。料金は教習所の公式案内で見比べてみてください。
免許を取ってからバイクを探し始め、今のバイクの売り時を逃してしまうケースがあります。売るかどうかを決めるのは、教習を始める前の方が落ち着いて判断できます。
大型二輪の費用でよくある相談
よくある相談は「普通二輪免許ありだと全部でいくらか」「一発試験の方が安いか」「給付制度は使えるか」の3つです。
知恵袋に寄せられた質問の中から、普通二輪から大型二輪へ上げる費用の相談を3つ選んで答えます。
相談1 普通二輪免許ありの大型二輪は全部でいくら?
『普通二輪免許を持っている。大型二輪を取る費用は全部でどのくらいか』という質問がありました。
教習所の料金は地域や時期で変わるので、ここで金額を言い切ることはできません。教習所の料金に試験場の手数料(東京都の例で4,200円)を足し、延びた時の追加料金も見込んでおくのが確実です。
相談2 一発試験の方が安い?
『普通二輪を持っていれば、大型の一発試験でも受かるか。費用はどうか』という相談もありました。
手数料だけを見れば、教習所の料金より安く見えます。ただ、再試験のたびに受験料と試験車使用料がかかり、取得時講習料がかかる場合もあります。
試験は大きな車両で行われ、技能試験の合格基準は70パーセント以上です。自信がある方以外は、教習所の方が見通しは立てやすいでしょう。
相談3 給付制度は使える?
『教育訓練給付制度は二輪免許にも使えるか』という質問も見られます。
使えるかどうかは、制度の対象になっている講座かどうかで変わります。この記事では確認できていないので、ハローワークや教習所の公式案内で確認してみてください。
乗り換える人・乗り続ける人の判断表
大型二輪を取ったら乗り換える予定で、今のバイクがあるなら、まず無料査定で手取りを確かめてから次のバイクを決めるのが近道です。今のバイクに乗り続けるなら、維持費の見直しから始めましょう。
今のバイクをどうするかで、やることが変わります。自分がどれに当たるかを見てみてください。
| こんな人 | おすすめの進め方 |
|---|---|
| 大型に乗り換える予定で、今のバイクがある | 無料査定で手取りを確かめてから、次のバイクの予算を決める |
| 大型と今のバイクの2台持ちにしたい | 税金・保険・車検が2台分になる前提で予算を組む |
| 今のバイクに乗り続け、大型はレンタルなどで楽しむ | 免許の費用だけ見て、維持費を見直す |
| まだ乗り換えの時期が決まっていない | 今のバイクの相場の見方を先に知っておく |
- 大型二輪の教習を始める時期と、乗り換えたい時期を決める
- 今のバイクの書類(車検証や届出済証など)がそろっているか確かめる
- 無料査定で、今のバイクの手取りを確かめる
- 手取りを予算表に書き込み、次の大型バイクの予算を決める
- 売る日と次のバイクの納車日を合わせて、乗れない期間を短くする
売る時の手続きは、250cc以下と250cc超で窓口や書類が違います。名義変更や書類の準備は、売り先の案内に沿って進めてみてください。
今のバイクの値段の見方は、バイクの買取相場の見方で紹介しています。
大型に乗り換える予定なら、今の普通二輪のバイクがいくらになるかを先に確かめておくと、免許と次のバイクの予算を1枚にまとめられます。
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よくある質問
普通二輪免許ありで大型二輪を取る時の教習は何時限ですか?
普通二輪(MT)を持っている場合、大型二輪(MT)の技能教習は最短12時限、学科教習は0時限です。AT大型二輪なら技能は最短9時限です。
大型二輪を取る時に試験場で払う手数料はいくらですか?
東京都の例では、指定教習所を卒業した人は運転免許証のみの場合で4,200円です。他の府県は住所地の試験場の案内で確かめてください。
AT普通二輪から大型二輪を取ると時限は増えますか?
増えます。AT普通二輪から大型二輪(MT)は最短16時限、AT大型二輪なら最短10時限です。
大型バイクに乗り換えると維持費は変わりますか?
250cc以下から乗り換えると、車検と重量税が加わります。軽自動車税も二輪の小型自動車は年6,000円(東京都港区の例)です。
まとめ
- 普通二輪から大型二輪へ上げる費用は、免許の費用と乗り換えの費用に分けて考える
- 普通二輪(MT)ありなら、大型二輪(MT)の技能教習は最短12時限・学科は0時限
- 教習料金は教習所の公式料金で確かめ、追加教習の料金まで比べる
- 乗り換えの費用は、今のバイクを売った額を差し引くと見通しが立つ
- 乗り換える予定なら、無料査定で手取りを確かめてから次のバイクを決める





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