高校生が普通二輪免許を取るには|費用・学校のルール・親の同意

高校生が普通二輪免許を取る時の費用・学校の決まり・親の同意を紹介する記事のアイキャッチ

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高校生になったら、バイクの免許を取って自由に走ってみたい。でも『学校にダメと言われないかな』『親になんて話そう』と、気になることがたくさんありますよね。

結論から言うと、普通二輪免許は16歳から取れるので、高校生でも取ることはできます。ただ、取る前に「学校の決まり・家族の同意・費用・保険」の順で確かめておくと、あとで困ることがぐっと減ります。

この記事を読めば、高校生が普通二輪免許を取るまでの準備と、選び方の考え方が分かります。

目次

高校生でも普通二輪免許は取れる?

先に結論

普通二輪免許は16歳以上で受験でき、ほかの免許を持っている必要はありません。16歳になっていれば、高校生でも教習所に通って取れます。

警視庁の案内では、受験できる年齢は原付と普通二輪が16歳以上、大型二輪が18歳以上です。車の普通免許は17歳6か月から受験でき、免許の交付は18歳以降になります。

免許受験できる年齢高校生のうちに取れるか
原付免許16歳以上取れる
普通二輪免許(限定付きを含む)16歳以上取れる
大型二輪免許18歳以上18歳になれば取れる
普通免許(車)17歳6か月以上(交付は18歳以降)18歳になってから交付

高校生のうちに取れる免許で、原付より大きいバイクに乗れるのは普通二輪だけなんです。16歳で取る時の準備は16歳で普通二輪免許は取れる?でも紹介しています。

視力の基準

二輪免許の視力の基準は、両眼で0.7以上、かつ一眼でそれぞれ0.3以上です。眼鏡やコンタクトで矯正した視力でもかまいません。

『目が悪いから無理かも』と思う方もいますよね。まずは眼鏡やコンタクトで基準を満たせるか、眼科や教習所の適性検査で確かめてみてください。

高校生が受ける教習の量

高校生の多くは、ほかの免許を持っていない状態で教習を受けます。原付免許だけを持っている人も、二輪の教習では「免許なし」と同じ扱いです。

取る免許技能教習学科教習
普通二輪(MT)19時限26時限
AT限定普通二輪15時限26時限
小型限定普通二輪(MT)12時限26時限
AT小型限定普通二輪9時限26時限

1時限は50分で、表の数は最短です。学科には、応急救護処置の教習も3時限含まれます。

免許証を受け取るまでの流れ

教習所を卒業しただけでは、まだバイクには乗れません。卒業したあと、住所地の運転免許試験場で学科試験に合格して、やっと免許証を受け取れます。

高校生が免許証を受け取るまで
  1. 学校の決まりと家族の同意を確かめる
  2. 教習所に申し込み、適性検査を受ける
  3. 学科教習と技能教習を受ける
  4. 卒業検定に合格し、卒業証明書をもらう
  5. 住所地の試験場で手続きと学科試験を受け、免許証を受け取る

学科試験の合格基準は90%以上です。卒業証明書は技能検定から1年で試験免除が切れるので、卒業したら早めに試験場へ行きましょう。

取る前に確かめる4つ「学校の決まり・家族の同意・費用・保険」

先に結論

高校生の免許は、学校の決まり、家族の同意、費用、保険の順に確かめていくと、話がスムーズに進みます。順番を飛ばすと、あとで手戻りが起きやすくなります。

『とりあえず教習所に申し込んでから考えよう』と思っていませんか。実は、この順番で確かめるのには理由があるんです。

学校の決まりで取れないなら、その先の相談は意味がありません。家族の同意が無いと申し込めないこともありますし、費用と保険は家族と一緒に決める話だからです。

高校生が普通二輪免許を取る前に、学校の決まり・家族の同意・費用・保険の順に確かめるチェックリストの図解

1. 学校の決まりを確かめる

高校によっては、生徒がバイクの免許を取ることを決まりで制限しています。禁止している学校もあれば、届け出や許可で認めている学校もあります。

学校の決まりのチェック
  • 生徒手帳や校則で、バイクの免許について書かれた所を読む
  • 届け出や許可の手続きがあるかを先生に聞く
  • 長い休みの間だけ認める、などの条件が無いかを確かめる

例えばこんな場面です。夏休みだけ免許を取ることを認めている学校なら、春のうちに届け出の書類を出しておく必要があるかもしれません。早めに先生に聞いておくと、予定を立てやすくなります。

知恵袋には「学校にばれずに取れる?」という相談がよく見られます。ただ、決まりを破って取ると、学校とのトラブルになりかねません。まずは決まりを確かめ、認められている方法で進めてみてください。

2. 家族の同意をもらう

未成年の申し込みでは、保護者の同意が要るかどうかを教習所に確かめておきましょう。費用の支払いも家族と関わることが多いですよね。

家族に話す時は、気持ちだけでなく、計画を見せるのがコツです。

「免許を取りたいんだけど」
「どこで、いくらで、いつまでに取るつもり?」

こう聞かれても答えられるように、次の費用と保険のことまで調べてから話すと、真剣さが伝わりやすくなります。

家族に見せる計画は、短いメモで十分です。次の項目を埋めてみてください。

家族に見せる計画メモ
  • 取りたい免許(普通二輪・AT限定・小型限定など)を書く
  • 通いか合宿か、いつ頃に取るかを書く
  • 教習所の総額と、誰がどう払うかを書く
  • 乗りたいバイクの種類と、使い道を書く
  • 守るルール(ヘルメット・二人乗りの条件など)を書く

3. 費用を見積もる

教習所の料金は、地域・時期・教習所で大きく変わります。公的な料金の統計は無いので、ここでは教習所が公開している例を紹介します。

公開している教習所の例(免許なし・原付のみ)普通二輪MTAT限定
埼玉県の教習所(2026年5月からの料金)202,950円186,230円
大阪府の教習所(2026年10月閲覧)148,500円144,100円

小型限定のATだと、大阪府のある教習所では免許なしで124,300円と案内していました。合宿の予約サイトでは、普通二輪で所持免許なし121,000円(税込)からという例があります。

ほかに、卒業後に試験場で払う手数料もかかります。東京都の例では、指定教習所を卒業した人は運転免許証のみで4,200円です。

卒業後に試験場で払う手数料(東京都の例・指定教習所卒業)は、免許証の持ち方で次のように変わります。

免許証の持ち方手数料
運転免許証のみ4,200円
マイナ免許証のみ3,400円
2枚とも持つ4,300円

普通二輪免許の費用を考える高校生は、免許代だけでなく、バイク本体やヘルメットなどの装備のお金もまとめて見積もっておきましょう。費用の内訳は普通二輪免許の費用で詳しく紹介しています。

免許を取ったあとにかかるお金

バイクに乗り始めると、毎年かかるお金もあります。東京都港区の例では、軽自動車税(種別割)の年額は次のとおりです。

バイクの区分軽自動車税(年額・港区)車検
原付二種(125cc以下)2,000円〜2,400円なし
軽二輪(125cc超250cc以下)3,600円なし
小型二輪(250cc超)6,000円あり(初回3年、その後2年ごと)

税金は毎年4月1日の持ち主にかかります。250ccを超えるバイクは車検があるので、その費用も家族と話しておくと安心です。

4. 保険を決めておく

バイクに乗るなら、自賠責保険への加入が法律で決まっています。自賠責の保険料は、保険期間がいつ始まるかで額が変わります。

区分2026年10月31日以前に始まる契約(12か月)2026年11月1日以降に始まる契約(12か月)
軽二輪(125cc超250cc以下)7,100円7,800円
小型二輪(250cc超)7,010円7,730円

自賠責は、相手のけがへの補償が中心です。相手の物や自分のけが、バイクの修理は自賠責では足りないので、任意保険も家族と相談しておきましょう。詳しくはバイクの自賠責保険と任意保険で紹介しています。

例えばこんな場面です。家族が車の任意保険に入っていても、それがバイクにも使えるかは契約によって違います。保険の窓口に一度聞いてみると、話が早く進みます。

「保険って、免許を取ってからでいいんじゃない?」
「バイクを買う日までに決めておかないと、乗り出せないよ」

よくある失敗

免許を取ってバイクを手に入れてから保険の話をして、家族と意見が合わず乗り始められないケースです。保険は、免許を取る前の相談で一緒に決めておくと安心です。

通いと合宿、高校生はどちらで取る?

先に結論

学校のある時期に少しずつ進めたいなら通い、夏休みなどにまとめて取りたいなら合宿が向いています。どちらでも、教習を終える期限は入校から9か月以内です。

高校生にとって、教習の時間をどう作るかは大きな問題ですよね。部活やアルバイトとの両立も気になるところです。

取り方向いている人気をつけたいこと
通い学校帰りや土日に通える予約が取れず間が空くと補習が増えやすい
合宿長い休みにまとめて取りたい学生が多い時期は早めに埋まりやすい

技能教習は、原則1日3時限まで(最初の段階は2時限まで)と決まっています。通いの場合は、平日の夕方と土日にどれくらい予約を入れられるかが、卒業までの日数を左右します。

例えばこんな場面です。テスト期間で2週間教習を休むと、クラッチや一本橋の感覚が少し戻りにくくなります。テストの前後は予定を詰めすぎず、それ以外の週でまとめて進めるのがおすすめです。

部活やアルバイトと両立する組み方
  1. 学校の年間予定を見て、テストや行事の週に印をつける
  2. 部活やアルバイトの無い曜日を書き出す
  3. その曜日に技能教習の予約をまとめて入れる
  4. 学科は空いた時間に少しずつ進めておく

合宿で取る時の注意点は、16歳・高校生が普通二輪の合宿免許に行く時の注意点で紹介しています。

高校生が取るなら、どの免許がいい?

先に結論

乗りたいバイクと走りたい道で決めるのがいちばんです。高速道路を走りたい、250cc以上に乗りたいなら普通二輪、125cc以下で十分なら小型限定も選べます。

『費用が安い小型限定にしようかな』と迷う高校生も多いはずです。ここは、取ったあとに何がしたいかで考えてみてください。

免許乗れる排気量高速道路向いている使い方
普通二輪400cc以下走れるツーリングや遠出もしたい
AT限定普通二輪400cc以下(ATのみ)走れる大きめのスクーターに乗りたい
小型限定125cc以下走れない通学や近場の移動が中心
AT小型限定125cc以下(ATのみ)走れない125ccスクーターで十分

高速道路は、総排気量125cc以下の普通自動二輪車では通行できません。小型限定で乗れるのは125cc以下なので、高速道路を走りたいなら普通二輪を選ぶことになります。

高校生が普通二輪・AT限定・小型限定・AT小型限定のどれを選ぶかを、乗りたいバイクと走りたい道で分けた図解

二人乗りのルールも知っておく

友達を後ろに乗せたい、と考える高校生もいますよね。普通二輪で一般道の二人乗りができるのは、免許を受けていた期間が通算1年以上になってからです。

高速道路などでの二人乗りは、20歳以上で、免許を受けていた期間が通算3年以上という条件があります。高校生のうちは、高速道路での二人乗りはできないということです。

ヘルメットは乗る人も後ろの人も義務

普通自動二輪車を運転する時は、乗車用ヘルメットをかぶる義務があります。二人乗りの時は、後ろの人にもヘルメットをかぶせなければなりません。

ヘルメットは教習の時から使えるので、免許の費用と一緒に用意しておく人も多いです。選び方は普通二輪のヘルメットと装備の選び方で紹介しています。

免許を取ったあとの初心運転者期間

免許を受けた日から通算1年は初心運転者期間です。この間に違反が基準に当たると、再試験の対象になります。最初の1年は特に落ち着いた運転を心がけましょう。

普通二輪を先に取ると、車の免許はどうなる?

先に結論

先に普通二輪を取っておくと、あとで車の免許を取る時に教習が短くなる所があります。高校生のうちに二輪、卒業後に車、という順番を考える人もいます。

『将来、車の免許も取るなら、二輪を先に取っておくと得なの?』という質問もよく見られます。持っている免許によって教習の中身が変わるので、料金も教習所の案内で確かめてみてください。

順番良いところ気をつけたいこと
高校生のうちに二輪、卒業後に車早くバイクに乗れる二輪と車で2回教習所に通う
18歳で車、そのあと二輪二輪の学科教習が1時限で済むバイクに乗れるのが遅くなる

普通免許などを持っている人は、普通二輪の学科教習が1時限、技能教習も2時限少なくなります。どちらを先にするかは、早く乗りたい気持ちと費用のバランスで考えてみてください。

どこが短くなるか、どう料金が変わるかは普通二輪を取ってから普通免許を取るで紹介しています。

取ったあとの最初のバイクの用意

免許を取ったら、最初のバイクをどう用意するかも家族と話しておきたいところです。新しく買うのか、家族のバイクを譲ってもらうのかで、必要なお金も手続きも変わります。

家に乗っていない原付や125ccがあるなら、いくらになるかを先に確かめておくと、新しいバイクの予算が立てやすくなります。

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知恵袋で多い高校生の相談

よくある相談のまとめ

高校生の相談は、「学校にばれずに取れるか」「誕生日にすぐ乗りたい」「原付免許があると楽になるか」の3つが目立ちます。

相談1 「学校にばれずに取れますか?」

『教習所に学校名を書くと、学校に伝わるのでは』という心配の声です。

結論から言うと、ばれるかどうかより、学校の決まりを確かめることを先にしてみてください。届け出で認められる学校もありますし、決まりを破って取ると、あとで困るのは自分自身です。

相談2 「誕生日が来たらすぐに乗りたい。いつ入校すればいい?」

『16歳の誕生日に免許をもらって、すぐバイクに乗りたい』という相談もあります。

誕生日の前に入校できるか、いつから教習を始められるかは、教習所によって扱いが違います。申し込みの時に、誕生日を伝えて直接聞くのがいちばん確実です。

「誕生日の前から通えるか、聞いてみます」
「卒業してから試験場に行く日も、忘れずに入れておきましょうね」

相談3 「原付免許を持っていると、普通二輪は楽になる?」

『先に原付免許を取っておけば、普通二輪の教習が短くなるの?』という質問です。

法令の時限数では、原付免許だけを持っている人は「免許なし」と同じ扱いです。技能も学科も短くはならないので、普通二輪を取るつもりなら直接申し込んで大丈夫です。

相談4 「高校生で普通二輪を取るのって、どう思われる?」

『周りの大人から反対されそうで、言い出しにくい』という声もありました。

心配されるのは、それだけバイクの安全が気になるからですよね。ルールを守る計画を自分から話せると、見る目が変わることもあります。

「ヘルメットと、最初の1年は二人乗りしないって決めてるんだ」
「そこまで考えているなら、もう少し話を聞こうか」

よくある質問

高校生でも普通二輪免許は取れますか?

取れます。普通二輪免許は16歳以上で受験でき、ほかの免許を持っている必要はありません。学校の決まりは先に確かめておきましょう。

普通二輪免許の費用は、高校生だと安くなりますか?

高校生だから安くなるとは限らず、料金は教習所ごとに違います。免許を持っていない高校生は学科教習が26時限になるので、車の免許がある人より費用は高めになりやすいです。

親の同意は要りますか?

未成年の申し込みで保護者の同意を求める教習所や合宿があります。申し込みの前に、教習所に確かめておきましょう。

高校生のうちに高速道路を走れますか?

普通二輪免許(小型限定以外)で125ccを超えるバイクなら、高速道路を走れます。ただし高速道路などでの二人乗りは、20歳以上で免許を受けていた期間が通算3年以上という条件があります。

原付免許を先に取っておいた方がいいですか?

普通二輪を取るつもりなら、先に原付免許を取る必要はありません。原付免許だけを持っていても、二輪の教習の時限数は免許なしと同じです。

教習はどのくらいで終えればいいですか?

教習は入校から9か月以内に終える決まりです。テストや行事の予定を見ながら、通える日を先に数えておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 普通二輪免許は16歳から取れ、高校生でも取れる
  • 取る前は「学校の決まり・家族の同意・費用・保険」の順に確かめる
  • 費用は教習所で大きく違うので、総額で比べて家族と見積もる
  • 高速道路を走りたいなら小型限定ではなく普通二輪を選ぶ
  • 二人乗りは一般道で通算1年以上、高速道路などは20歳以上かつ通算3年以上から
普通二輪ドットコム

普通二輪ドットコム 編集部

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