普通二輪を取ってから普通免許を取る|教習が短くなる所と順番

普通二輪を取ってから普通免許を取る時に短くなる所と、取る順番の考え方を紹介する記事のアイキャッチ

当サイトの記事は編集部が警察庁・各都道府県警察などの公式情報や読者の声を調べて独自に執筆しています。教習の時限数・手数料・法令は改定されることがあるため、最新の公式案内で確認してください。本ページにはプロモーションが含まれます。

バイクも車も、いずれは両方乗りたい。そう考えると、『普通二輪を取ってから普通免許、それとも逆?』と順番で迷いますよね。

結論から言うと、16歳から動けるのは「先にバイク」、教習の短縮がはっきりしているのは「先に車」です。どちらが得かは、年齢と、いつ車が必要になるかで変わります。

この記事を読めば、普通二輪を取ってから普通免許を取る時の考え方と、自分に合う順番が分かります。

目次

普通二輪を取ってから普通免許、どこが短くなる?

先に結論

普通二輪免許を持っていると、普通免許の教習で一部が短くなる扱いがあるとよく言われます。ただ、何時限短くなるかは教習所の案内で確かめるのが確実です。

『二輪の免許があるなら、車の学科はほとんど免除?』と期待する方も多いはずです。実は、ここは逆の順番ほどはっきりした情報が出ていないんです。

この記事で調べた法令の表は、二輪免許の教習時限を定めたものでした。普通免許の教習が二輪免許でどれだけ短くなるかは、入校したい教習所に「普通二輪免許を持っている場合の時限数と料金」を聞いてみてください。

入校前に教習所へ聞くこと
  • 普通自動二輪免許を所持している場合の学科と技能の時限数
  • その場合の料金(免許なしとの差)
  • 仮免許の学科試験や本免の学科試験の扱い
  • 応急救護の教習が必要かどうか

応急救護の教習はすでに受けている

普通二輪の学科教習では、普通自動車や普通自動二輪車を運転できる免許を持っていない人は、応急救護処置の教習を3時限受けます。つまり、免許なしから普通二輪を取った人は、この教習をすでに終えているんです。

車の教習でこの分がどう扱われるかは、教習所の案内で確かめてみてください。『二輪の時に受けた応急救護は、車の方でも数えてもらえますか』と聞けば、話が早いですよ。

二輪を先に持っている時に確かめること聞く相手
普通免許の学科・技能の時限数入校したい教習所
応急救護の教習の扱い入校したい教習所
料金表のどの区分になるか入校したい教習所
試験場での試験と手数料住所地の運転免許試験場

普通免許は、二輪と違って仮免許がある免許です。道路交通法では、仮免許は大型・中型・準中型・普通自動車についてだけ定められています。

そのため、車の教習は「仮免許を取ってから路上へ」という段階があります。二輪の教習の流れと比べると、ここが大きな違いですよ。

逆の順番なら、二輪の教習ははっきり短くなる

先に結論

先に普通免許を持っていると、普通二輪の学科教習は26時限から1時限になります。技能もMTで19時限から17時限に短くなります。

比べるために、先に車の免許を持っている場合を見てみます。道路交通法施行規則で決まっている普通二輪の最短の時限数は、次のとおりです。

普通二輪の教習免許なし・原付のみ普通免許などあり
MT 技能19時限17時限
AT 技能15時限13時限
学科26時限1時限

1時限は50分です。学科が25時限も減るので、通う日数も費用もぐっと抑えやすくなります。

教習所の公開料金でも、この差は出ています。大阪府のある教習所(税込・2026年10月閲覧)では、普通二輪MTが免許なし148,500円、普通免許などあり101,200円でした。

普通免許がある人の普通二輪の取り方は普通免許ありで普通二輪を取るで詳しく紹介しています。

普通二輪と普通免許をどちらから取るかで、教習の短くなる所と年齢の条件を比べた図解

先にバイク・先に車を「費用・期間・年齢」で比べる

先に結論

年齢で比べると先にバイク、確実な費用の差で比べると先に車が有利です。期間は、どちらも学科の多い方が先になると長くなります。

2つの順番を、3つの見方で並べてみました。

見方先に普通二輪先に普通免許
年齢16歳から受験できる17歳6か月から受験でき、交付は18歳以降
費用二輪は学科26時限分がかかる二輪の学科が1時限になり、教習所の公開料金でも差がある
期間1つ目の教習は学科が多く長めになりやすい2つ目の二輪は学科がほぼ無く短めになりやすい
生活高校生のうちから移動の幅が広がる先に車で通勤・通学できる

受験できる年齢は警視庁の案内によるものです。普通二輪は16歳以上、普通免許は17歳6か月以上(交付は18歳以降)となっています。

例えばこんな場面で考える

高校1年生で、通学や部活の移動にバイクを使いたい場合を考えてみます。車の免許はまだ取れないので、先に普通二輪を取る以外の選択肢はありませんよね。

一方で、大学生や社会人で両方まだ持っていない場合は事情が違います。車の免許を先に取っておくと、二輪の学科がほぼ無くなるので、まとめて考えると時間を節約しやすいんです。

期間で比べる時の考え方

期間を左右するのは、学科の時限数と技能の予約の取りやすさです。二輪の技能教習は1日3時限まで(基本操作は2時限まで)で、教習は9か月以内に終えるきまりがあります。

学科26時限がある「1つ目の免許」は、どうしても通う日が多くなりますよね。2つ目の免許で学科が短くなるなら、そちらは短期間で終えやすくなります。

先にバイクを取る良さもある

数字だけ見ると先に車が有利に見えますが、先にバイクを取る良さもあります。二輪で交通ルールや道路の流れに慣れておくと、車の教習でも『交差点の見方は分かる』と落ち着いて臨めた、という声はよく聞かれます。

また、免許を受けた日から通算1年は「初心運転者期間」です。二輪を先に取っておけば、車を取る頃には二輪の初心運転者期間を終えている、という順番にもできます。

原付免許だけでは短くならない

二輪の教習の表では、原付免許だけを持っている人は「免許なし」と同じ扱いです。原付を持っていても、普通二輪の学科は26時限になります。

どちらの順番が合う?判定表

先に結論

「今すぐバイクが必要か」と「18歳を過ぎているか」の2つで、ほとんどの人の順番は決まります。

あなたの状況に近い行を探してみてください。

あなたの状況おすすめの順番理由
16歳〜17歳で、すぐバイクに乗りたい先に普通二輪普通免許はまだ受験できない
18歳以上で、どちらも急がない先に普通免許二輪の学科が1時限になる
仕事で車がすぐ必要先に普通免許生活の足を先に確保できる
車にはしばらく乗る予定がない先に普通二輪乗りたい物から取る方が続けやすい
高校のルールでバイクが禁止学校のルールを先に確認校則と親の同意が先
自分の年齢と、バイクと車のどちらが先に必要かで、免許を取る順番を選ぶ判定の図解

判定に迷う時は、「1年後の自分」を思い浮かべてみてください。1年後にバイクで走っている姿が浮かぶなら先に二輪、車で通勤している姿が浮かぶなら先に車、という決め方でも十分です。

例えば、大学に入ってすぐはバイク、就職の前に車、という人は多いですよね。その場合は、二輪の教習中から車の教習所の料金区分を調べておくと、次の計画が立てやすくなります。

高校生の場合は、学校のルールや親の同意も関わってきます。くわしくは高校生が普通二輪免許を取るにはや16歳で普通二輪免許は取れる?を見てみてください。

よくある失敗

「二輪を持っているから車の教習はほとんど無い」と思い込んで、予定を詰め込みすぎるケースです。普通免許には仮免許の段階もあるので、時限数と日程は入校前に教習所で確かめておきましょう。

免許がそろったら、乗り物の見直しも

普通二輪を取ってから普通免許も取ると、移動の選択肢が一気に増えますよね。車を買う予算を考えるなら、今乗っているバイクや使っていない原付がいくらで手放せるかを、一度確かめておくのもひとつの方法です。

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両方取る時の段取り

両方を取ると決めたら、大まかな段取りを先に描いておくと迷いません。

先にバイクで両方取る時の流れ
  1. 普通二輪の教習所に入校し、学科と技能を進める
  2. 卒業検定に合格し、住所地の試験場で免許証を受け取る
  3. 二輪で公道に慣れながら、車の教習所を探す
  4. 普通二輪免許を持っている場合の時限数と料金を確かめて入校する
  5. 仮免許を経て卒業し、普通免許を受け取る

試験場の手数料は、東京都の例で指定教習所を卒業した二輪の新規取得が運転免許証のみ4,200円です(2025年3月24日以降の額)。車の手数料は別にかかるので、住所地の試験場の案内で確かめてみてください。

順番の相談でよくある質問

よくある相談のまとめ

順番の相談は「どちらが先がいい?」「二輪があると車の学科は免除?」「同時に取れる?」の3つが目立ちます。

相談1 「二輪が先と車が先、どっちがいい?」

『普通二輪を取ってから普通自動車を取るのと、その逆はどちらがいい?』という相談がありました。迷いますよね。

答えは、年齢と急ぎ具合で変わります。18歳以上でどちらも急がないなら、二輪の学科が1時限になる「先に車」の方が、合計の時限数ははっきり少なくなります。

一方で、バイクに早く乗りたい気持ちが強いなら、先に二輪を取っても損ばかりではありません。乗りたい物から取る方が、教習のやる気も続きやすいものです。

相談2 「二輪を持っていたら車の学科試験は免除?」

『普通自動二輪の免許があれば、普通自動車の本免の学科は免除?』という相談もよく見かけます。ネットでいろいろな答えが出ていて混乱しますよね。

試験の免除の扱いは、この記事の調査では確かめきれていません。普通自動二輪を所持して普通自動車を取る場合の学科や試験の扱いは、教習所や住所地の運転免許試験場の公式案内で確認してください。

相談3 「車と二輪を同時に教習できる?」

『普通自動車と普通自動二輪の免許を同時に取るとどれくらいかかる?』という相談もありました。同時に入校できるかどうかは、教習所によって扱いが違います。

二輪の技能教習は1日3時限まで(基本操作は2時限まで)などのきまりがあります。両方を同時に進めると予約が混み合うこともあるので、教習所に日程の組み方を聞いてみてください。

相談4 「原付に乗ったことがなくても二輪から取れる?」

『原付すら運転したことがないけど、普通二輪の免許を取りに行っても大丈夫?』という相談もありました。いきなり大きなバイクは不安ですよね。

普通二輪の受験資格に、原付免許や運転の経験は必要ありません。教習は取り回しや発進・停止から順に始まるので、初めての人でも段階を踏んで進められます。

不安な人は、入校前に教習所の見学をしてみるのもおすすめです。教習車の大きさを見ておくだけでも、初日の緊張が少し和らぎますよ。

よくある質問

普通二輪を取ってから普通免許を取ると安くなりますか?

一部の教習が短くなり安くなる扱いがあるとよく言われますが、時限数と料金は教習所によって違います。入校前に「普通二輪免許を持っている場合」の料金を確認してください。

普通自動二輪から普通自動車を取る時、仮免許はありますか?

あります。仮免許は大型・中型・準中型・普通自動車について定められていて、二輪免許にはありません。

原付免許を持っていると普通二輪の教習は短くなりますか?

短くなりません。二輪の教習の表では、原付免許だけの人は免許なしと同じ扱いです。

普通自動二輪を所持していれば、普通自動車の学科試験は無くなりますか?

この記事の調査では確かめきれていない点です。試験の扱いは住所地の運転免許試験場や教習所の公式案内で確認してください。

16歳で普通免許を先に取ることはできますか?

できません。普通免許の受験資格は17歳6か月以上で、交付は18歳以降です。

まとめ

この記事の要点
  • 普通二輪を取ってから普通免許を取ると短くなる所は、教習所の案内で時限数を確かめる
  • 先に普通免許があれば、普通二輪の学科は26時限から1時限になる
  • 16歳から動けるのは先にバイク、確実に短くなるのは先に車
  • 18歳以上でどちらも急がないなら、先に車が合計の時限数を減らしやすい
  • 高校生は学校のルールと親の同意も先に確かめる
普通二輪ドットコム

普通二輪ドットコム 編集部

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