普通二輪の初心者マークと初心運転者期間|1年目の注意点

普通二輪の初心者マークと初心運転者期間、1年目に気をつけることを紹介する記事のアイキャッチ

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普通二輪の免許を取ったばかりの頃は、『バイクにも初心者マークを付けるの?』『1年目にやってはいけないことは?』と気になりますよね。車の免許の時と同じだと思っていると、意外な違いに戸惑うかもしれません。

結論から言うと、普通二輪の初心者は初心者マークを付ける義務はありません。ただし、免許を取ってから1年間は「初心運転者期間」で、違反の扱いや二人乗りのルールに気をつける必要があります。

この記事では、免許を取ってから1年目、3年目までに気をつけることを時間軸の表で確かめられます。

目次

普通二輪に初心者マークは要る?

先に結論

道路交通法で初心者マーク(初心運転者標識)の表示を義務づけているのは、準中型自動車と普通自動車です。普通二輪などの二輪車には、表示の義務の規定がありません。

車の普通免許を取った時は、1年間は初心者マークを付けて走りましたよね。そのため、『バイクにも付けないといけないのでは?』と心配になる方は多いはずです。

実は、初心者マークの表示を定めた条文は、準中型自動車と普通自動車を対象にしています。普通二輪に初心者マークを付けなくても、法律の違反にはならないんです。

付けていけないわけではない

義務がないからといって、付けてはいけないわけではありません。『周りに初心者だと知らせたい』という方は、自分の判断で付けることもできます。

ただ、バイクは車体が小さく、マークを付ける場所も限られます。付けるかどうかより、まわりから見えやすい走り方を心がける方が大事ですよ。

比べる点普通自動車の初心者普通二輪の初心者
初心者マークの表示1年間は義務義務の規定はない
初心運転者期間免許を受けてから1年免許を受けてから1年
期間中の違反の扱い基準に当たると再試験の対象基準に当たると再試験の対象
二人乗りの制限なし一般道は1年、高速は3年かつ20歳以上

初心運転者期間とは?ニュードライバーが知っておきたいこと

先に結論

初心運転者期間は、免許を受けた日から通算1年に達するまでの期間です。普通二輪免許にも適用され、この間の違反が基準に当たると、再試験の対象になります。

免許を取ったばかりの人を、ニュードライバーと呼ぶことがありますよね。法律では「初心運転者」と呼び、普通二輪免許や大型二輪免許、原付免許なども対象になっています。

道路交通法では、免許を受けた日から通算1年に達するまでの間を初心運転者期間としています。この間の違反が一定の基準に当たると、再試験を受けることになるんです。

再試験の基準は「違反の点数」で決まる

どんな違反がどれくらいで再試験の対象になるかは、細かい基準があります。この記事で調べた範囲では、点数の細かい数字までは確かめていないので、ここでは書きません。

大事なのは、『1年目は小さな違反も重なると大ごとになる』と覚えておくことです。普通二輪の初心者のうちは、スピードや一時停止など基本のルールを特に丁寧に守りましょう。

よくある勘違い

『車の運転は慣れているから、二輪でも大丈夫』と考えるのは少し危険です。ほかの免許を持っている人が普通二輪を新しく取った時の初心運転者期間の扱いは、住所地の試験場や警察の案内で確かめておきましょう。

1年目を落ち着いて過ごすための手順

『何から気をつければいいか分からない』という方は、次の順で準備してみてください。乗り始める前に1つずつ確かめておくと、1年目の不安がぐっと減ります。

乗り始める前の準備
  1. 免許証で、普通二輪の免許を受けた日を確かめる
  2. 1年後と3年後の日付をカレンダーに書いておく
  3. 自賠責保険と任意保険の加入を確かめる
  4. 最初の数回は、慣れた道を短い距離で走る
  5. 走って怖かった場面をメモし、次に生かす

免許証のどこを見れば免許の種類や取った日が分かるかは、普通二輪の免許証の見方で紹介しています。

免許を取ってからの1年・3年を時間軸で見る

時期ごとに「できること」が増えていく

普通二輪の初心者は、免許を取った日から1年、3年と時間がたつにつれて、二人乗りなどできることが増えていきます。時間軸で並べておくと、今の自分に何ができるかがひと目で分かります。

『1年たったら何ができるの?』『高速で二人乗りできるのはいつ?』と迷う方は多いですよね。そこで、免許を取った日からの流れを表にまとめてみました。

普通二輪の免許を取ってから1年目、1年後、3年後で、できることと気をつけることが変わる時間軸の図解
時期できること気をつけること
免許を受けた日から1年まで一人で一般道・高速道路(126cc以上)を走る初心運転者期間。二人乗りはできない
通算1年を過ぎたら一般道で二人乗りができる高速道路での二人乗りはまだできない
20歳以上かつ通算3年を過ぎたら高速道路や自動車専用道路で二人乗りができる二人乗りに慣れるまでは無理をしない

免許の効力が停止されていた期間は、この年数に入りません。二人乗りのルールは普通二輪免許で二人乗りはいつから?で詳しく紹介しています。

125cc以下は高速道路を走れない

表の「高速道路を走る」は、126cc以上のバイクの場合です。警察の案内では、総排気量125cc以下の普通自動二輪車は高速道路を通行できないとされています。

小型限定の免許で乗れるバイクは、何年たっても高速道路には入れません。ここは年数とは関係ないので、混同しないようにしましょう。

1年目に心がけたい走り方

法律の決まりとは別に、1年目は運転に慣れることを第一に考えたいですよね。例えばこんな走り方を心がけてみてください。

1年目に心がけたいこと
  • 交通量の少ない時間帯や慣れた道から走り始める
  • 車間距離をふだんより多めにとる
  • 雨の日や夜道は、慣れるまで無理に走らない
  • 長い距離を走る日は、こまめに休む
  • 体に合ったヘルメットとグローブを使う

例えばこんな場面で考える

免許を取って数か月の頃、友だちから『後ろに乗せてよ』と頼まれる場面は意外と多いものです。

「乗せてよ」
「免許を取ってまだ1年たっていないから、今は乗せられないんだ」

こんなふうに、ルールを理由にはっきり断って大丈夫です。1年たって一般道で二人乗りができるようになっても、最初は近い距離から試すと安心ですよ。

もう1つは、仲間とのツーリングで高速道路を使う計画が出た場面です。126cc以上のバイクなら一人で高速を走れますが、慣れないうちは一般道のルートを選ぶ、休憩を多めにとるなど、自分のペースを守ってみてください。

公道では、普通自動二輪車の運転者はヘルメットをかぶらないで運転してはならないと法律で決まっています。二人乗りの時は、後ろに乗る人にもヘルメットが必要です。

普通二輪の初心者に多い相談

先に結論

初心者からの相談は、「すぐ高速を走るのが怖い」「高速は何年目から入れるのか」「1年未満の二人乗りで事故を起こしたらどうなるか」が目立ちます。法令のルールを知ったうえで、無理をしない判断が大切です。

知恵袋に寄せられた質問から、普通二輪の初心者の相談を3つ選んで答えます。

相談1 免許を取ってすぐ高速道路を走るのが怖い

『普通二輪の免許を取ればすぐ高速道路を走れるけれど、いきなり走るのは怖い』という相談がありました。その気持ち、とても自然です。

126cc以上のバイクなら、免許を取った日から高速道路を走ることはできます。ただ、走れることと、走り慣れていることは別ですよね。

まずは一般道で、車線変更や合流の感覚に慣れてからにしてみてください。最初は交通量の少ない時間帯に、短い区間から試すと安心です。

相談2 高速道路に入れるのは免許を取って何年目から?

『普通二輪の免許で高速道路に入れるのは何年目からか。友達は3年と言っている』という質問もありました。

一人で走るなら、年数の制限はありません。「3年」というのは、高速道路で二人乗りをする時の条件です。

高速道路での二人乗りは、20歳以上で、かつ普通二輪免許を受けていた期間が通算3年以上であることが条件です。一人で走る時と二人乗りの時で、ルールが違うんですね。

相談3 1年未満で二人乗りをして事故を起こしたら、保険はどうなる?

『免許を取って1年未満で二人乗りをして事故を起こしたら、保険がきかなくなるのか』という相談もよく見かけます。

まず、一般道でも、普通二輪免許を受けていた期間が通算1年に達しない人は、二人乗りで普通自動二輪車を運転してはならないと法律で決まっています。保険の扱いは契約の内容によるので、加入している保険会社に確かめてください。

自賠責保険と任意保険の違いは、バイクの自賠責保険と任意保険で紹介しています。

初心者のうちに確かめておきたい保険と費用

先に結論

普通二輪に乗り始めたら、自賠責保険への加入は欠かせません。任意保険も含めて、1年目にかかる費用を先に把握しておくと、安心して乗り始められます。

『免許を取ったばかりで、保険のことまで頭が回らない』という方も多いはずです。ここでは、自賠責保険の保険料を確かめておきましょう。

区分2026年10月31日までに始まる契約(24か月)2026年11月1日以降に始まる契約(24か月)
軽二輪(125cc超250cc以下)8,920円9,780円
小型二輪(250cc超)8,760円9,640円

損害保険料率算出機構の基準料率で、離島以外(沖縄県を除く)の額です。2026年11月1日以降に始まる契約から保険料が引き上げられるので、契約を始める日に注意してみてください。

普通二輪の初心者が乗り始める前に確かめたい、自賠責保険・任意保険・装備の費用を示した図解

毎年かかるお金も見ておく

保険のほかに、毎年かかるのが軽自動車税です。毎年4月1日の時点の持ち主にかかるので、春に買うか手放すかで、その年の税金が変わることがあります。

排気量軽自動車税(年額・東京都港区の例)車検
90cc超125cc以下2,400円なし
125cc超250cc以下3,600円なし
250cc超6,000円あり(初回3年、以降2年)

住んでいる市区町村によって案内が違うこともあるので、お住まいの自治体の案内も見ておきましょう。維持費の全体は普通二輪の維持費で紹介しています。

乗り換えを考えている初心者の方へ

原付から普通二輪のバイクに乗り換える方は、家にある原付をどうするかも決めておくと、1年目の出費の見通しが立ちますよね。2台持ちにすると、税金や保険がそれぞれにかかります。

使わなくなる原付があるなら、今いくらになるかを先に確かめておくと、新しいバイクの保険や装備の費用にあてられます。

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高速道路を走る時の注意点は、普通二輪で高速道路を走るにはでまとめています。

よくある質問

普通二輪に初心者マークを付けないと違反になりますか?

なりません。初心者マークの表示を義務づけた条文は、準中型自動車と普通自動車が対象で、二輪車には表示の義務の規定がありません。

普通二輪の初心運転者期間はいつまでですか?

免許を受けた日から通算1年に達するまでです。この間の違反が基準に当たると、再試験の対象になります。

車の免許を持っていても、普通二輪の初心運転者期間はありますか?

ほかの免許を持っている人の扱いは、持っている免許や取った時期で変わることがあります。住所地の試験場や警察の案内で確かめてください。

免許を取ってすぐ二人乗りはできますか?

できません。一般道は普通二輪免許を受けて通算1年、高速道路は20歳以上かつ通算3年が条件です。

初心運転者期間に免許の効力が停止されたら、期間はどうなりますか?

二人乗りの条件になる「免許を受けていた期間」には、効力が停止されていた期間は含まれません。初心運転者期間そのものの扱いは、住所地の試験場や警察の案内で確かめてください。

まとめ

この記事の要点
  • 普通二輪の初心者に初心者マークの表示義務はない
  • 免許を受けた日から通算1年は初心運転者期間で、違反の扱いに注意
  • 二人乗りは一般道で1年、高速道路で20歳以上かつ3年が条件
  • 125cc以下のバイクは何年たっても高速道路を走れない
  • 自賠責保険は2026年11月1日以降に始まる契約から保険料が上がる
普通二輪ドットコム

普通二輪ドットコム 編集部

普通二輪(普通自動二輪)免許の種類・費用・教習の流れから、免許を取った後のバイク選び、乗り換えや手放し方まで、普通二輪にまつわる疑問を整理している情報サイトです。 公式サイト

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