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普通二輪のバイクを買うことになったけれど、『保険って何に入ればいいの?』『自賠責と任意保険って何が違うの?』と迷っていませんか。
結論から言うと、バイクの保険は「入らないと走れない自賠責保険」と「入っておきたい任意保険」の2段で考えると分かりやすくなります。そのうえで、いつ入るかを時間軸で決めておくと、手続きのもれが防げます。
この記事を読めば、普通二輪で入る保険の考え方と、保険料の目安、入る時期が分かります。
普通二輪の保険は「2段」で考える
1段目は、法律で加入が決まっている自賠責保険です。2段目は、自賠責で足りない所を補う任意保険です。まず1段目を確実に、そのうえで2段目を選ぶ、という順番になります。
バイクの保険の話になると、言葉が多くて混乱しやすいですよね。でも、大きく分けると2つしかないんです。
| 段 | 保険 | 入らないとどうなるか | 主に補うもの |
|---|---|---|---|
| 1段目 | 自賠責保険 | 公道を走れない | 事故の相手のけがなど、人への補償 |
| 2段目 | 任意保険 | 走れるが、補償が足りなくなることがある | 相手の物、自分のけが、バイクの修理など(契約による) |

自賠責保険は、法律で加入が義務づけられた保険です。補償されるのは人への損害が中心なので、それ以外は任意保険で備える、という形になります。
1段目 自賠責保険は「入らないと走れない物」
自賠責保険は、バイクの区分と保険期間で保険料が決まっています。2026年11月1日以降に始まる契約から保険料が上がるので、いつ始まる契約かを確かめておきましょう。
自賠責保険の保険料は、損害保険料率算出機構が出している基準料率がもとになっています。区分と期間ごとに額が表で決まっているので、まずは自分のバイクの区分を確かめましょう。
ここで大事なのが、保険料が改定されることです。2026年4月30日の届出で基準料率が平均6.2%引き上げられ、新しい料率は2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約に使われます。
自賠責保険の保険料(離島以外・沖縄県を除く地域)
| 区分 | 期間 | 2026年10月31日以前に始まる契約 | 2026年11月1日以降に始まる契約 |
|---|---|---|---|
| 軽二輪(125cc超250cc以下) | 12か月 | 7,100円 | 7,800円 |
| 軽二輪(125cc超250cc以下) | 24か月 | 8,920円 | 9,780円 |
| 軽二輪(125cc超250cc以下) | 36か月 | 10,710円 | 11,700円 |
| 小型二輪(250cc超) | 12か月 | 7,010円 | 7,730円 |
| 小型二輪(250cc超) | 24か月 | 8,760円 | 9,640円 |
| 小型二輪(250cc超) | 36か月 | 10,490円 | 11,510円 |
期間が長いほど、1年あたりの保険料は低くなります。『毎年手続きするのは面倒』という方は、長めの期間で入るのも一つの方法ですよね。
125cc以下(原付)の自賠責
原付(一般原動機付自転車)の自賠責は、2026年10月31日以前に始まる契約で12か月6,910円、24か月8,560円、36か月10,170円です。125cc以下の原付二種がどの区分の料率になるかは、加入する時に確かめてみてください。
2026年11月1日以降に始まる契約では、24か月9,630円、36か月11,480円に上がります。12か月の額は加入する時に確かめてみてください。
車検のあるバイクは車検に合わせて入る
250ccを超える小型二輪には車検があり、有効期間は初回3年、その後は2年ごとです。自賠責保険も、車検の期間を切らさないように入るのが一般的です。
車検に合わせて、25か月や37か月といった期間で入ることもあります。例えば小型二輪の25か月は、2026年10月31日以前の契約で8,910円、11月1日以降の契約で9,800円と紹介されています。
車検のことは250ccと400ccの違いで詳しく紹介しています。
自賠責保険の証明書は手続きでも使う
自賠責保険の証明書は、乗る時だけでなく手続きの時にも出番があります。例えば軽二輪の名義変更で、ナンバーが変わる場合には自賠責保険の証明書が必要と案内されています。
『どこにしまったか分からない』とならないよう、車検証や届出済証と一緒に保管しておくと安心です。
車検の無い軽二輪や原付で、自賠責保険の期限が切れていたのに気づかず乗ってしまうケースです。車検で確かめる機会が無い分、期限は自分で覚えておく必要があります。ステッカーや証明書の期限を、スマホの予定にも入れておきましょう。
2段目 任意保険は「入っておきたい物」
任意保険は、自賠責で足りない部分を補うための保険です。何をどこまで補うかは契約で選べるので、自分の乗り方に合わせて決めましょう。
知恵袋でも『任意保険の必要性が分からない』という相談が見られます。自賠責だけでいいのでは、と思う方もいますよね。
ただ、自賠責で補償されるのは、事故の相手のけがなど人への損害が中心です。相手の車や物を壊した時や、自分がけがをした時には、自賠責だけでは足りないことがあるんです。
任意保険で選べる主な補償
| 補償のイメージ | どんな時に使うか |
|---|---|
| 相手への補償(人) | 自賠責の上限を超える損害が出た時 |
| 相手への補償(物) | 相手の車や塀などを壊した時 |
| 自分や同乗者のけが | 自分や後ろに乗せた人がけがをした時 |
| 自分のバイクの修理 | 自分のバイクが壊れた時(付けられる契約の場合) |
| ロードサービス | 故障や事故で動けなくなった時(付帯する場合) |
補償の名前や中身は、保険会社や契約で違います。見積もりを取る時は、上の表のどれが入っているかを一つずつ確かめてみてください。
- 相手への補償(人・物)の上限をどうするか決める
- 二人乗りをするなら、同乗者のけがの補償を確かめる
- 運転する人の年齢の条件を確かめる
- 家族の車の保険に付けられる特約が無いかを聞いてみる
- 保険が始まる日を、納車日に合わせる
見積もりで聞いておきたいこと
任意保険の見積もりを取る時は、同じ条件で何社かに聞くと比べやすくなります。条件がばらばらだと、安いのか高いのかが分かりにくいんです。
「相手への補償は人も物も上限なしで、同乗者のけがも付けた場合はいくらですか?」
「年齢の条件を付けると、どのくらい変わりますか?」
このように、補償の中身をそろえて聞いてみてください。
保険料は「人と乗り方」で変わる
『普通二輪の保険料って、年間いくらくらい?』という質問もよくあります。任意保険の保険料は、年齢・補償の中身・バイク・使い方などで大きく変わるので、一つの金額では言えません。
複数の保険会社で同じ補償の条件の見積もりを取って、比べてみるのがいちばん確実です。
保険に入る時期を時間軸で確かめる
保険は「バイクを買う時」「乗り始める日」「車検や期限の時」「乗り方が変わる時」の4つのタイミングで見直すと、もれが防げます。
保険で困りやすいのは、入るタイミングを逃した時なんです。時間の流れに沿って、やることを並べてみました。
| タイミング | 自賠責保険 | 任意保険 |
|---|---|---|
| バイクを買う時 | 登録・届出に合わせて入る(お店で手続きすることが多い) | 見積もりを取り始める |
| 納車・乗り始める日 | 期間が始まっているか確かめる | 納車日から始まるように契約する |
| 車検・期限の前 | 車検に合わせて更新、軽二輪・原付は期限を自分で確かめる | 更新の時に補償を見直す |
| 二人乗りを始める時 | 変わらない | 同乗者の補償を確かめる |
| 乗り換える時 | 次のバイクで入り直す、前のバイクの扱いを確かめる | 車両の入れ替えの手続きをする |

例えばこんな場面です。納車の日に任意保険がまだ始まっていなかった、ということがあります。『家まで乗って帰るだけだから』と思っても、その帰り道で事故が起きる可能性はゼロではありません。
二人乗りを始める時の見直し
普通二輪で一般道の二人乗りができるのは、免許を受けていた期間が通算1年以上になってからです。高速道路などでは、20歳以上で通算3年以上という条件があります。
二人乗りを始める時は、同乗者のけがの補償があるかを確かめておきましょう。ルールは普通二輪免許で二人乗りはいつから?で紹介しています。
乗り換える時の保険の扱い
バイクを乗り換える時は、任意保険の車両の入れ替えの手続きが必要になります。今のバイクを売る時は、自賠責保険の扱いもお店に確かめておきましょう。
「新しいバイクの保険、いつ切り替えればいいですか?」
「納車の日に合わせて、入れ替えの手続きをしておくと安心ですよ」
乗り換えを考えているなら、今のバイクがいくらで売れそうかを先に知っておくと、次のバイクの予算と保険の段取りを一緒に組めます。
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保険と一緒に見直したい毎年のお金
保険を見直す時は、ほかの毎年のお金も一緒に見ておくと、バイクにかかる全体のお金がつかめます。東京都港区の例では、軽自動車税(種別割)の年額は軽二輪で3,600円、250cc超の小型二輪で6,000円です。
| 毎年・定期的にかかるお金 | 軽二輪(125cc超250cc以下) | 小型二輪(250cc超) |
|---|---|---|
| 軽自動車税(港区・年額) | 3,600円 | 6,000円 |
| 自賠責保険 | 期間を選んで加入 | 車検の期間に合わせて加入 |
| 車検 | なし | 初回3年、その後2年ごと |
| 任意保険 | 契約の内容しだい | 契約の内容しだい |
全体の考え方は普通二輪の維持費で紹介しています。
知恵袋で多い保険の相談
保険の相談は、「任意保険は本当に要る?」「保険料はいくら?」「2台目の原付にも保険は要る?」の3つが目立ちます。
相談1 「任意保険の必要性を納得させてほしい」
『自賠責に入っていれば、任意保険はいらないのでは』という相談です。
結論から言うと、自賠責だけだと、物の損害や自分のけがは補われません。どこまで備えるかは人によりますが、何が足りなくなるのかは一度確かめておくのがおすすめです。
相談2 「普通二輪の保険料って、年間いくら?」
『みんなは年間どのくらい払っているの?』という声もよく見られます。
自賠責保険は区分と期間で決まった額ですが、任意保険は年齢や補償の中身で大きく変わります。人の金額を参考にするより、自分の条件で見積もりを取った方が早く正確です。
相談3 「2台目の原付にも保険は要る?」
『普通二輪と別に原付も持っているけど、原付の保険はどうしている?』という相談もありました。
自賠責保険は、バイク1台ごとに入るものです。原付も公道を走るなら、自賠責保険への加入が要ります。任意保険は、家族の車の保険に付けられる特約が無いかも聞いてみてください。
よくある質問
普通二輪の自賠責保険はいくらですか?
区分と期間で決まっています。例えば軽二輪の12か月は、2026年10月31日以前に始まる契約で7,100円、11月1日以降に始まる契約で7,800円です。
自賠責保険だけでバイクに乗っていいですか?
法律上は自賠責保険があれば走れます。ただ、物の損害や自分のけがは補われないので、任意保険も検討してみてください。
高校生でも任意保険に入れますか?
入り方は保険会社や契約で違います。未成年の場合は、家族と一緒に保険の窓口へ相談するのがおすすめです。高校生が免許を取る時の準備は高校生が普通二輪免許を取るにはで紹介しています。
2026年11月より前に入った方が得ですか?
保険期間が2026年10月31日以前に始まる契約は、改定前の保険料です。ただ、乗る予定に合わない時期に入っても意味が無いので、乗り始める日と期限の切れる日に合わせて考えてみてください。
自賠責保険の期限はどこで確かめますか?
自賠責保険の証明書に保険期間が書かれています。車検の無い軽二輪や原付は、期限を自分で覚えておきましょう。
まとめ
- 普通二輪の保険は、入らないと走れない自賠責保険と、入っておきたい任意保険の2段で考える
- 自賠責保険は2026年11月1日以降に始まる契約から保険料が上がる
- 車検の無い軽二輪や原付は、自賠責の期限を自分で管理する
- 任意保険は補償の中身を表で確かめ、納車日から始まるように契約する
- 二人乗りや乗り換えの時に、保険を見直す





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