普通二輪の学科教習と学科試験|覚えることと勉強法

普通二輪の学科教習と学科試験で覚えることと勉強法を紹介する記事のアイキャッチ

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技能の教習ばかり気になって、『普通二輪の学科って、何をどれくらい勉強すればいいの?』と後回しにしていませんか。

結論から言うと、普通二輪の学科は「車と共通の交通ルール」と「二輪だけの知識」の2つに分けると、覚える量がぐっと見えやすくなります。試験は90パーセント以上で合格なので、ひっかけに強くなる勉強が大事です。

この記事を読めば、学科の時限数と試験の基準、勉強の順番と直前の確認の仕方が分かります。

目次

普通二輪の学科はどれくらいある?

先に結論

免許なし・原付のみの人は学科教習が26時限、普通免許などを持っている人は1時限です。試験場の学科試験は90パーセント以上の成績で合格です。

指定教習所の学科教習の最短の時限数は、道路交通法施行規則で決まっています。普通二輪の学科は、MT・AT・小型限定で分かれていません。

持っている免許学科(一)学科(二)合計
免許なし・原付のみ10時限16時限26時限
大型・中型・準中型・普通などの免許あり0時限1時限1時限
大型特殊・牽引・第二種などの免許あり0時限4時限4時限

1時限は50分です。原付免許だけを持っている人は、二輪の教習の表では「免許なし」と同じ扱いになります。

学科(二)では、普通自動車や普通自動二輪車を運転できる免許を持っていない人は、応急救護処置の教習を3時限受けます。事故の場面で人を助けるための内容なんです。

学科(一)と学科(二)の違い

免許なしの人の学科は、前半の学科(一)と後半の学科(二)に分かれています。学科(一)では運転の基本となる交通ルールを、学科(二)では危険の予測や応急救護など、実際の道路を走る時の知識を学ぶのが一般的です。

技能教習の段階と並行して進むことが多いので、『学科が進んでいなくて技能の予約が取れない』とならないように気をつけたいですね。学科と技能の予約は、セットで考えておきましょう。

学科試験の形式と合格基準

試験場の学科試験は、択一式または正誤式の筆記試験などで行われます。合格基準は90パーセント以上の成績と法令で決まっています。

『9割って、けっこう厳しくない?』と思いますよね。実は、ここがいちばん気をつけたい所です。少しのケアレスミスが合否を分けるので、「分かっているのに間違える」を減らす勉強が欠かせません。

教習の全体の流れの中で学科がどこに入るかは、普通二輪の教習の流れで紹介しています。

学科の中身は「車と共通」と「二輪だけ」の2つ

先に結論

学科で覚えることの多くは、信号や標識、優先などの車と共通の交通ルールです。そこに、二人乗りやヘルメット、高速道路の条件など二輪だけの知識が加わります。

『普通二輪の学科は、車の学科と同じなの?』という疑問はよく聞きます。交通ルールの基本は同じですが、二輪に乗る人だけが知っておくべき決まりもあるんです。

分け方主な中身覚え方のコツ
車と共通の交通ルール信号・標識・標示、優先、追い越し、駐停車、歩行者の保護「なぜその決まりがあるか」を一緒に覚える
二輪だけの知識二人乗り、ヘルメット、高速道路、乗車姿勢、点検数字と条件をセットで覚える
安全と応急救護危険の予測、事故の時の対応場面を思い浮かべて覚える
普通二輪の学科で覚える中身を、車と共通の交通ルールと二輪だけの知識に分けて示した図解

二輪だけの知識で覚えておきたい決まり

二輪だけの知識は、数字と条件が組み合わさった問題が出やすい所です。法令で決まっている主な決まりを並べてみます。

決まり内容
一般道の二人乗り普通二輪免許を受けていた期間が通算1年に達しないとできない
高速道路の二人乗り20歳未満、または普通二輪免許を受けていた期間が通算3年に達しないとできない
ヘルメット運転者も同乗者もかぶらなければならない
高速道路総排気量125cc以下の普通自動二輪車は通れない
初心運転者期間免許を受けた日から通算1年

二人乗りの決まりは、学科でもよく取り上げられる所です。詳しくは普通二輪免許で二人乗りはいつから?で紹介しています。

原付との違いも問われやすい

原付に乗っていた人ほど、原付の決まりと混ぜて覚えてしまいがちです。一般原付(新基準原付を含む)は二人乗りが禁止で、二段階右折や時速30キロメートルの法定速度などの決まりがあります。

比べる点一般原付普通二輪
二人乗りできない免許を受けて通算1年から一般道でできる
高速道路走れない125cc超の車両なら走れる
ヘルメット着用の義務あり着用の義務あり

『原付ではこうだったから』と思い込まず、普通二輪の決まりとして覚え直しておくと安心です。

例えばこんな問題で迷う

例えば、「普通二輪免許を取って1年たてば、高速道路で二人乗りができる」という文があったとします。一般道と高速道路の条件を混ぜて覚えていると、うっかり正しいと答えてしまいますよね。

高速道路は「20歳以上」かつ「通算3年以上」の両方がそろって初めて二人乗りができます。数字だけでなく、どの道路の話かをセットで覚えておきましょう。

勉強の順番を決めておくと迷わない

先に結論

勉強は、車と共通の交通ルールから始めて、二輪だけの知識、最後に数字の総ざらいの順に進めると効率的です。

学科教習と並行して、自分でも少しずつ勉強を進めておくと、試験の前に慌てずに済みます。おすすめの順番を表にしてみました。

時期勉強することポイント
学科(一)の頃信号・標識・優先など車と共通のルール教本を読み、授業の後に問題を解く
学科(二)の頃二輪だけの知識、危険の予測、応急救護数字と条件をノートにまとめる
卒業検定の前後問題集で全体を何周かする間違えた問題に印をつける
試験の前日印をつけた問題と数字の総ざらい新しい範囲には手を広げない
普通二輪の学科の勉強の順番を、学科(一)から試験の前日まで時期ごとに示した図解
1日の勉強の進め方の例
  1. 教本の今日の範囲を読む
  2. 同じ範囲の問題を解く
  3. 間違えた問題の文を読み直し、どこが違ったかを書く
  4. 次の日の最初に、前日に間違えた問題だけを解き直す

普通免許を持っている人の勉強

普通免許を持っている人は、学科教習は1時限だけです。車の交通ルールはすでに学んでいるので、二輪だけの知識を中心に見直しておけば安心ですよ。

例えば、車で毎日通勤している人でも、二人乗りの「通算1年」「20歳以上かつ通算3年」のような二輪だけの数字は初めて見るはずです。ここだけは、ノートに書き出して覚えておくと安心ですよ。

ただ、車の免許を取ったのが何年も前なら、標識や細かいルールを忘れていることもあります。試験場での学科試験の扱いは、住所地の試験場の案内で確かめておきましょう。普通免許ありの取り方は普通免許ありで普通二輪を取るで紹介しています。

学科試験で落ちやすい所と直前の確認

先に結論

落ちやすいのは、「〜とは限らない」「〜の場合を除き」のような言葉の違いを見落とす問題です。問題文を最後まで読む練習が、いちばんの対策になります。

学科試験の問題は、よく読めば分かるのに、急いで答えて間違えるものが少なくありません。『アプリでは何度も合格点だったのに落ちた』という声があるのも、このためなんです。

よくある失敗

同じ問題集を何周もして、問題の答えだけを覚えてしまうケースです。少し言い回しが変わった問題に対応できなくなるので、「なぜその答えか」を説明できるようにしておきましょう。

試験の直前チェック
  • 一般道と高速道路の二人乗りの条件を言える
  • 125cc以下の二輪で高速道路を走れない理由を言える
  • 数字が出てくる決まりをノートで見直した
  • 問題文の最後の「〜してはならない」「〜できる」まで読む癖がついた
  • 前日にまとめて間違えた問題を解き直した

スキマ時間の使い方

学科の勉強は、机に向かう時間だけで進めなくても大丈夫です。通学や通勤の電車の中、教習の待ち時間などに、間違えた問題だけを見直すのが効果的ですよ。

例えば、間違えた問題をスマホのメモに「どこで引っかかったか」と一緒に書いておく方法があります。1日に数問でも見直す習慣をつけると、試験の前日に慌てずに済みます。

試験の当日に気をつけたいこと

当日は、問題文を1問ずつ最後まで読むことを意識してみてください。迷った問題には印をつけて先に進み、最後に見直すと時間を有効に使えます。

試験場での手続きの流れは、普通二輪の一発試験とはでも紹介しています。教習所を卒業した人も、試験場で学科試験を受ける点は同じです。

免許を取った後の準備も少しずつ

学科試験が終われば、いよいよ普通二輪免許の交付です。原付や125ccに乗っている人は、次の1台を考える時期でもありますよね。今のバイクがいくらで手放せるかを先に確かめておくと、新しいバイクの予算が立てやすくなります。

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普通二輪の学科でよくある相談

よくある相談のまとめ

学科の相談は「車と同じ内容?」「効果測定はある?」「一度落ちたらどうする?」の3つが目立ちます。

相談1 「普通二輪の学科試験は車と同じ問題?」

『普通二輪の学科試験は、車の学科試験と同じですか?教科書はどれを買えばいい?』という相談がありました。交通ルールの多くは車と共通ですが、二輪だけの知識も加わります。

教本は、入校した教習所で渡されるものを中心に使うのがおすすめです。足りない分を問題集で補うと、二輪の問題にも慣れておけますよ。

相談2 「普通二輪に効果測定はあるの?」

『教官は普通二輪には効果測定がないと言ったけど、ネットではあると書いてある』という相談もありました。情報が食い違うと迷いますよね。

効果測定は、教習所が学科の理解度を確かめるために行うものです。あるかどうか、何回あるかは教習所によって違うので、通っている教習所の案内で確認してください。

相談3 「学科試験に一度落ちてしまった」

『問題集で何度も合格点を取っていたのに、学科試験で落ちた』という相談もありました。悔しいですよね。

次の試験までに、問題の答えではなく、文のどこで判断が変わるかを見る練習をしてみてください。間違えた問題を「どの言葉で引っかかったか」でまとめ直すと、同じミスが減っていきます。

相談4 「入校前に予習しておきたい」

『普通二輪の学科を予習したいけど、何から勉強すればいい?内容は車と同じ?』という相談もありました。入校前から準備したい気持ち、素敵ですよね。

予習なら、まずは信号や標識など車と共通の交通ルールから始めるのがおすすめです。二輪だけの知識は、教習所の教本で学んでからまとめた方が、覚え間違いが少なくなります。

入校前の予習おすすめ度理由
標識・標示の意味高いどの免許でも共通で、量が多い
二人乗り・高速道路の条件ふつう教習で数字と一緒に学ぶ方が覚えやすい
細かいひっかけ問題低い基本が固まってからの方が効果的

よくある質問

普通二輪の学科教習は何時限ですか?

免許なし・原付のみの人は26時限、普通免許などを持っている人は1時限です。MT・AT・小型限定で時限数は同じです。

学科試験は何点で合格ですか?

合格基準は90パーセント以上の成績です。

普通二輪の学科試験に二輪だけの問題は出ますか?

交通ルールの多くは車と共通ですが、二人乗りや高速道路など二輪だけの決まりも学科で学びます。数字と条件をセットで覚えておくと安心です。

効果測定は普通二輪にもありますか?

教習所によって違います。あるかどうかや回数は、通っている教習所の案内で確認してください。

普通免許を持っていれば、試験場の学科試験は無いのですか?

扱いは住所地の運転免許試験場の案内で確認してください。教習所での学科教習は1時限になります。

まとめ

この記事の要点
  • 普通二輪の学科教習は、免許なし26時限、普通免許などありで1時限
  • 学科試験は90パーセント以上で合格
  • 学科の中身は「車と共通の交通ルール」と「二輪だけの知識」の2つ
  • 勉強は共通ルール、二輪だけの知識、数字の総ざらいの順に進める
  • 問題文を最後まで読む練習が、落ちないためのいちばんの対策
普通二輪ドットコム

普通二輪ドットコム 編集部

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