普通二輪の取得時講習とは|試験場で取った人が受ける講習

普通二輪の取得時講習を、試験場で直接受験するルートの流れで紹介する記事のアイキャッチ

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試験場で普通二輪の技能試験に受かったのに、『まだ免許証はもらえないの?』と戸惑っている方もいますよね。その理由が、普通二輪の取得時講習です。

結論から言うと、取得時講習は、教習所を通らずに試験場で直接受験した人が、免許証を受け取る前に受ける講習です。受けないと免許証は交付されません。

この記事を読めば、取得時講習がどのタイミングで入るのか、費用の目安、教習所を卒業した人との違いが分かります。

目次

普通二輪の取得時講習とは?免許証の前に受ける講習

先に結論

普通二輪の取得時講習は、試験場で直接受験して技能試験に合格した人が受ける講習です。警視庁の案内では「取得時講習を受講しなければ、運転免許証は交付されません」と書かれています。

普通二輪の免許の取り方は、大きく2つあります。指定教習所に通って卒業する方法と、運転免許試験場で直接試験を受ける方法です。

直接受験は「一発試験」とも呼ばれますね。この一発試験のルートを選んだ人だけが、取得時講習を受けることになります。

なぜ試験場ルートだけ受けるのか

教習所に通う人は、学科と技能の教習の中で、運転に必要な知識や応急救護を学びます。法令でも、普通二輪の学科教習の中に応急救護処置の教習を行うことが定められています。

一方で、試験場で直接受験した人は、そうした教習を受けていません。その分を補うのが取得時講習、と考えると分かりやすいですよ。

取得時講習の中身

警視庁の手数料表では、普通二輪の取得時講習は次の2つに分かれています。

講習時限講習料(東京都の例)
普通二輪の取得時講習3時限12,600円(4,200円×3時限)
応急救護処置講習(一種)3時限5,550円(1,850円×3時限)
合計6時限18,150円

講習の細かい内容や進め方は、都道府県によって案内が違うことがあります。受ける前に住所地の試験場の案内を確かめておきましょう。

大型二輪や原付の講習との違い

取得時講習は普通二輪だけのものではありません。警視庁の手数料表では、大型二輪の取得時講習は4,300円×3時限で12,900円、応急救護と合わせて18,450円です。

免許二輪の講習応急救護合計(東京都の例)
普通二輪12,600円5,550円18,150円
大型二輪12,900円5,550円18,450円

原付を直接受験した場合も、原付講習という別の講習があります。東京都の例では、原付の手数料3,950円に講習の受講料を加えて9,200円と案内されています。

『普通二輪の講習を受けたら、ほかの講習も全部済む』というわけではないので、取る免許ごとに確かめておきましょう。

試験場ルートの時間軸で見る、取得時講習の位置

先に結論

取得時講習は、技能試験に合格した後、免許証を受け取る前に入ります。教習所ルートには、この段階がありません。

『いつ申し込めばいいの?』『試験の前に受けておくもの?』と迷う方も多いはずです。ここでは、試験場ルートを時間の流れで並べてみます。

試験場ルートの時間軸表

段階やることポイント
1 受験の予約住所地の試験場に受験を申し込む東京都は二輪の学科試験が完全予約制・平日のみ
2 適性検査・学科試験視力などの検査と学科試験を受ける学科の合格基準は90%以上
3 技能試験試験場のコースで技能試験を受ける合格基準は70%以上。不合格なら再受験
4 取得時講習の申込技能試験合格後に申し込む合格前には申し込めない
5 取得時講習の受講二輪の講習と応急救護の講習を受ける講習料は東京都の例で18,150円
6 免許証の交付試験場で免許証を受け取る交付の手続きは試験場の案内で確認

技能試験に合格してから取得時講習の申し込みができる、というのが大事なところです。試験に受かった日が、講習の段取りを始める日だと考えておきましょう。警視庁の案内にも「技能試験合格後受講申し込みができます」とあります。

試験場で直接受験するルートを時間軸で並べ、取得時講習が技能試験合格の後・免許証交付の前に入ることを示した図解

教習所ルートとの違い

教習所を卒業した人は、試験場では学科試験を受けるだけです。卒業証明書があれば、技能試験は免除されます。

比べる点試験場ルート(直接受験)教習所ルート
技能の練習自分で準備する教習所で教習を受ける
技能試験試験場で受ける卒業検定に合格すれば免除
応急救護取得時講習の中で受ける教習の中で受ける(持っている免許による)
取得時講習要る要らない
試験場での手数料(東京都・免許証のみ)6,900円+取得時講習料4,200円

教習所の卒業証明書は、技能検定を受けた日から1年間有効です。教習所ルートの流れは普通二輪免許とはでも紹介しています。

試験場で直接受験するルートと教習所を卒業するルートを比べ、取得時講習が要るのは試験場ルートだけであることを示した図解
試験場ルートの良いところ
  • 教習料金がかからない
  • 自分のペースで受験できる
  • 運転に慣れている人は早く取れることもある
試験場ルートの気をつけたいところ
  • 不合格のたびに受験料と試験車使用料がかかる
  • 取得時講習の予約と受講の手間がある
  • 東京都は平日のみの受験

取得時講習を含めた費用の目安(東京都の例)

先に結論

東京都で、運転免許証だけを持つ形で一回で合格した場合、試験場の手数料6,900円と取得時講習料18,150円を合わせて25,050円です。不合格になると、そのたびに受験料と試験車使用料がかかります。

一発試験は安く済むと聞いて、選ぶ方もいますよね。実際、一回で受かれば教習料金がかからない分、出費はかなり小さくなります。ただ、試験場の手数料に加えて取得時講習の分がかかるので、合計で考えておくことが大事なんです。

手数料の内訳

警視庁の案内では、直接受験の手数料は次のとおりです。いずれも運転免許証だけを持つ場合の額です。

項目金額(東京都の例)
受験料2,800円
試験車使用料1,750円
免許証交付料2,350円
小計6,900円
取得時講習料(普通二輪)18,150円

再試験のたびに、受験料2,800円と試験車使用料1,750円がもう一度かかります。例えば技能試験を3回受けた場合は、2回分の4,550円ずつが上乗せされる計算ですね。

補足

2025年3月24日から、マイナ免許証の導入で手数料の体系が変わりました。東京都の直接受験の手数料は、マイナ免許証だけなら6,100円、2枚持ちなら7,000円です。東京都以外の額は、住所地の試験場で確かめてみてください。

教習所に通う場合との比べ方

教習所の料金は教習所や持っている免許で大きく変わるので、相場を言い切ることはできません。比べる時は「試験場の手数料+取得時講習料+再受験の見込み」と「教習所の料金+試験場の手数料」を並べてみると分かりやすいですよ。

一発試験の難しさや流れは普通二輪の一発試験とは、教習所を含めた費用の全体は普通二輪免許の費用で紹介しています。

浮いた費用を次の1台に

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取得時講習を受ける前の準備

先に結論

技能試験に合格したら、早めに講習の予約を取ることが大事です。予約の取り方や当日の持ち物は都道府県で違うので、受験した試験場の案内を確かめておきましょう。

合格して気が抜けてしまうと、講習の予約を後回しにしがちですよね。ここで止まると免許証が受け取れないので、合格した日のうちに次の段取りを決めておくのがおすすめです。

合格から免許証までの段取り
  1. 技能試験の合格後、取得時講習の受け方を試験場で確認する
  2. 講習の予約を取る
  3. 講習料の納め方を確かめる
  4. 二輪の講習と応急救護の講習を受ける
  5. 試験場で免許証の交付を受ける

例えばこんな場面で考える

平日にまとまった休みが取りにくい社会人が、試験場で受験する場合を考えてみます。東京都では二輪の学科試験は平日のみなので、受験の日と講習の日で、少なくとも何日か休みを取る計画が要りますね。

『受かってから考えよう』とすると、講習の予約で思ったより日にちが空いてしまうことも。技能試験の合格が近づいたら、講習の候補日も一緒に考えておくと、免許証を受け取るまでの見通しが立ちます。

当日の持ち物を確かめる

持ち物は都道府県や講習の内容で違います。実際に走る講習があるなら、二輪に乗れる服装と装備が要ることもあります。

講習の前に確かめておくこと
  • 講習の予約日時と場所
  • 講習料の納め方
  • 本人確認に使える書類
  • 走る講習がある場合のヘルメット・グローブ・服装
  • 講習後に免許証を受け取る手続き
よくある失敗

「講習は合格前に受けておける」と思い込んで、先に申し込もうとしてしまうことがあります。東京都では技能試験合格後に申し込む流れなので、順番を間違えないようにしましょう。

普通二輪の取得時講習でよくある相談

先に結論

「どこで受けられるのか」「予約が取れない」「講習料の納め方が分からない」の3つは、よく見かける相談です。どれも、受験した試験場の案内を見るのがいちばん確かです。

知恵袋などでよく見かける相談を、要約して答えていきます。

取得時講習だけ受けられる場所が分からない

『取得時講習だけ受けたいのに、どこで受けられるのか分からない』という相談があります。実施する場所や申し込み方は、都道府県によって違います。

まずは技能試験に合格した試験場で、講習の受け方を聞いてみてください。試験場の窓口や公式サイトで、受けられる場所と予約の方法が案内されていることが多いですよ。

予約が取れないのは普通?

『取得時講習の予約がなかなか取れない』という相談も見かけます。混み具合は地域や時期で変わるので、ここで「普通です」とは言い切れません。

技能試験の合格が見えてきたら、講習の予約の取り方だけでも先に調べておくと、合格後に慌てずにすみます。キャンセル待ちができるかどうかも、あわせて聞いてみましょう。

講習料の証紙はどこでもらうの?

『講習料の証書のような物を、どこで手に入れればいいの?』という相談もあります。講習料の納め方は、都道府県によって違うことがあります。

受験した試験場の案内か窓口で、納め方と場所を確かめておけば安心です。例えば窓口では、こんなふうに聞けば話が早いですよ。

「普通二輪の技能試験に合格したので、取得時講習の申し込みと講習料の納め方を教えてください」

よくある質問

普通二輪の取得時講習は誰が受けるのですか?

教習所を通らず、試験場で直接受験して技能試験に合格した人が受けます。受けないと免許証は交付されません。

教習所を卒業した人も取得時講習を受けますか?

受けません。教習所の教習の中で必要な内容を学んでいるためです。試験場では学科試験を受けて免許証の交付を受けます。

取得時講習の費用はいくらですか?

東京都の例では、普通二輪の講習12,600円と応急救護の講習5,550円で、合計18,150円です。ほかの道府県の額は住所地の試験場で確かめてみてください。

取得時講習の当日に本人確認はありますか?

本人確認に使える書類は都道府県で扱いが違うことがあります。どの書類が使えるかは、受講する試験場や講習の案内で事前に確かめておくと安心です。

技能試験の前に取得時講習を受けておけますか?

東京都の案内では、技能試験の合格後に受講の申し込みができる流れです。ほかの地域も、受験する試験場の案内で確かめておきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 普通二輪の取得時講習は、試験場で直接受験した人が免許証の前に受ける講習
  • 技能試験の合格後に申し込み、受けないと免許証は交付されない
  • 東京都の例では講習料18,150円、試験場の手数料と合わせて25,050円から
  • 教習所を卒業した人は取得時講習を受けない
  • 予約や持ち物は都道府県で違うので、試験場の案内で確かめる
普通二輪ドットコム

普通二輪ドットコム 編集部

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